不気味の谷を越えた…?
独立行政法人産業技術総合研究所の研究グループが、「HRP-4C」という女性型ロボットを発表しました。
かなり(特に顔が)リアルで話題になってます。
確かに、以前話題になった東京理科大の受付嬢ロボット「SAYA」に比べても断然自然でカワイイ。
これはひょっとして「不気味の谷」を越えたかな、なんて思ったりしましたが…。
(ちなみに「不気味の谷」とは、ロボットがリアルに人間らしくなっていくと、ある時点で逆に嫌悪感を喚起してしまう現象のことだそうです。)
でもやっぱり、まだ微妙にキモチワルイんですよね。
顔は良いとしても、体が「ロボ」のままだからかなぁ?なんか、ビョークのプロモビデオみたい。
研究グループとしては、この違和感(ロボットらしさ)も含めたお披露目だったとは思うのですが。
服を着せると、かなり人間っぽく見えるかもしれません。
しかし、服を着せて外見が人間そっくりになったとすると、今度は動きのギクシャクしているのが強調されて、これはこれでまた違和感あるだろうとも思います。
ロボットとしては、ASIMO等に劣らず、かなりちゃんと歩いていると思うんですよ。でも、人間として見てしまうと、腰の痛い人がソロソロと歩いているような感じに見えるんじゃないかな…。
23日には、ファッションショーに出演するらしいので、服を着た時の感じはそこで分かるでしょう。
ヒューマノイドロボット実用化の道のりはなかなか険しそうですが、ぜひがんばって欲しいです。
(もっとも、実用から言えば、人間そっくりでなくても良いような気もするんですけどね…。一緒に暮らすならこっちかな。)
(2009.3.17)
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