天使と悪魔の旅・番外編
「天使と悪魔の旅」記事を書いていた時に、色々こぼれたネタがあったので、紹介します。
もはや天使と悪魔とあまり関係ないですが…。
双子の教会
ポポロ広場の「双子の教会」。
「天使と悪魔」のパンフの写真はこっちでしたよね?
(ポポロ教会じゃなく)
ジェズ教会
「天使と悪魔」とは関係ないですが、個人的にローマでオススメの教会を紹介します。
外観は地味な教会ですが、天井画はヴィットリア教会よりも凄いです。
天からの光に照らされて、雲が天井に影を落としている…ように描かれています。
非常に立体的に見える、ある意味トリックアートです。
また、ここはイエズス会の教会で、あの「フランシスコ・ザビエル」の右手が安置されています。
日本人には縁のある教会とも言えるわけです。
サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会
こちらも、オススメの教会。テルミニ駅に程近い教会です。一見教会ではなく遺跡のように見えます。
元々ディオクレティアヌス帝の大浴場だったものを、ミケランジェロが元の意匠を遺したまま教会に改築したものだそうです。中はちゃんと教会になっています。
ここには不思議なものがありました。
床面には、惑星の軌道のような模様が…。
さらに、天井付近に小さな穴が空けられており、ここから入る光によって、暦だか、星の運行だかが(うろ覚え)わかる仕掛けになっているようです。
ちょっとインディ・ジョーンズの地図の部屋を思わせる仕掛けですね。「天使と悪魔」を読む前には、絶対ここはネタに使われているだろうと思ったのですが…(実際には使われていなかったですね)。
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会
ここは、ローマに行ったら必ず誰もが訪れる所ですね。
「真実の口」がある教会です。
いろんな国の観光客が、列を作って口に手を入れていました(笑)。
あまりの有様に圧倒されて、私はやりませんでした…(ちょっと後悔)。
トリトーネの噴水
「JOJOの奇妙な冒険」第二部6巻P106のシーンに描かれていた彫刻です。
まあ、それだけですが…。
これもベルニーニの作品です。
ティベリーナ島
テヴェレ川の中洲にある島で、病院が建てられています。
小説「天使と悪魔」で、ラングドン教授が収容された病院です。
(映画には無かったシーンですが)
アルジェンティーナ広場
街なかに唐突に存在する、ローマ時代の遺跡です。カエサルが刺殺された場所だとか。
今は猫の保護施設になっているそうです(後で知った)。確かに、猫が何匹もいました。
カピトリーノ美術館
「暴虐の翼」のマルクス・アウレリウス像は、この美術館前のカンピドリオ広場にあるレプリカでした。本物はこの美術館内にあります。
そして、その息子、コモドゥス帝の像。
映画「グラディエーター」でホアキン・フェニックスが演じていた皇帝です。ヘラクレス等の扮装をして実際に闘技場で戦ったりしてたらしいです。
フォロ・ロマーノ
ローマ時代の遺跡。カピトリーノ美術館のバルコニーから見た景色です。遠くにはコロッセオも見えます。
悠久の歴史を感じられる場所ですね。
ローマで一箇所おススメするなら、まずはここ…ということで、特に何とも関係ないですが、ご紹介してみました。
いつにも増して、とりとめのない内容ですいません。
(2009.6.16)
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 埼玉県立歴史と民俗の資料館(2019.11.26)
- 台風19号の記録(2019.11.04)
- 八ッ場ダム 満水(2019.10.27)
- いきもの狂騒曲(2019.10.18)
- 温泉宿のレトロゲーム(2019.09.28)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- SF・来るべき労働の世界(2019.05.27)
- アミノインデックス・レビュー(2019.04.29)
- 広場恐怖症カミングアウト(2019.04.16)
- ココログ・リニューアル(…with、GM)(2019.03.25)
- ブギーボード(2019.03.18)
「写真」カテゴリの記事
- LUMIX G VARIO 12-60mm(2019.07.16)
- Lumix G7(2016.10.03)
- GX1(2013.03.12)
- スカボロー・フェア(2011.06.03)
- クローズアップレンズ(2011.05.23)
コメント
サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会の床にある不思議なものですが、最初は天動説的解釈の太陽系なんじゃないかと思ったのですが、Google先生にお伺いを立てたところ、グレゴリオ暦の正確さを証明するために作られた子午線だそうな。周囲の同心円は飾りみたいです。
兵庫県明石市大久保町のように、この教会を子午線が通ってるんですな。
最初のURLの写真はボケボケのブレブレで、後のURLの写真はアップ過ぎて全体が判りませんが、同じものかな、と。
http://plaza.rakuten.co.jp/soliloquio/diary/200903040000/
http://luna.m78.com/italy/photo-rome12.html
投稿: 深井 | 2009年6月18日 (木) 23時43分
情報ありがとうございます!
そうですね、グレゴリオ暦が関係しているらしいということまではわかったのですが…同心円は飾りだったとは!
リンクは、まさに同じものですね。私が行った時には中はかなり暗かったと記憶してるんですが…あちらの写真の方が明るいですね。
カメラの問題か、時間帯の問題かな…。
実際に穴から日が差し込んでいるところも見てみたかったです。
投稿: 適当所長 | 2009年6月19日 (金) 23時26分