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「天使と悪魔」の旅

ちょっと前ですが、映画「天使と悪魔」を見ました。

なかなか面白かったです。ストーリーは前作「ダヴィンチコード」同様、無理のある部分も多いですけど…面白ければ良いですよね。私的には、前作よりも楽しめたかも。
(前作はキリスト教圏で、物議を醸すネタが含まれていて話題になったという面もありますね)

以前に小説の方も読んでいたので、だいたい話の筋はわかっていましたが、結構違う部分も多かったです。アレンジされて、より良くなった部分もありました。

で、本題…。

物語の舞台はローマなのですが、「二時間サスペンス」よろしく、観光名所を縦横無尽に走り回ります。

その場所は、偶然(必然?)にも、自分が以前巡ったことのあった場所でした。
(行ったのは小説を読むよりも前ですが)

そこで、物語の舞台を当時の記憶から思い起こしてみました。(…というか、映画にこじつけて、過去に撮った写真がネタに使えるなと…)

映画や小説のネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
(もう封切りから半月くらい経っているので、時期的にはそろそろ良いかなあと思ったんですが…)

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まず、主人公はバチカンに招かれます。

映画でも時おり、奇天烈な衣装(失礼)のスイス人衛兵が写りましたが、あの人たちは実際に存在します。

Vatican01

衛兵とは言うものの、あの人たちは実際はテーマパークのキグルミみたいなものじゃないかな…(再び失礼)。
実際の警備は(タテマエ上別国である)イタリアの警察が行っているようです。

「啓示の道」へのヒントを発見した主人公は、「サンティの墓」を目指します。

私も小説版を読んだときには「サンティの墓」と言えば、ここだろうと思ったんですけど…

Panteon01

「パンテオン」。パンテオンは、ローマ時代の建造物で、ハドリアヌス帝によって再建されたものですが、後にキリスト教の聖堂とされたそうです。「ラファエロ・サンティ」の墓はここにあります。

Panteon03

「悪魔の穴(!?)」…。

しかし、実はここは間違い。本当の「EARTH」の場所に向かいます。

Earth02

サンタ・マリア・デル・ポポロ教会(門の右側の建物)。フラミニア街道の基点となるポポロ門の隣に存在します。
(パンフレットには、オベリスクをはさんで対面にある「双子の教会」の写真が使われてましたね…。間違いか?)

私は、教会の中には入りませんでした…。
うろ記憶ですが、当時、映画の場面よろしく、工事中だったような…。

著名な芸術作品が多数収蔵されているようですし、物語で言及されていた「キージ礼拝堂」なんかも見てみたかったです。

ちなみに、ここからポポロ門の反対方向の道を進むと、有名な「スペイン広場」に至ります。

で、次に「AIR」の場所に向かいますが…それは、バチカンの「サン・ピエトロ広場」にあります。

Vatican02

サン・ピエトロ広場ではオベリスクは見ましたが、さすがに「メダイヨン」には気付かなかったです…。小説読んだ後だったら、絶対探したと思いますけど。

Vatican03

「サン・ピエトロ寺院」内。映画では、さすがにバチカンは撮影許可が下りなかったそうで、ほとんどセットだったようです。とはいえ結構本物っぽかったですね。

次は「FIRE」のサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会。

Fire00

物語でも言及される、ベルニーニの「聖女テレサの法悦」は素晴らしいです。

Fire01

この教会では、それ以外にも、天井画がすごい。天使たちに見下ろされているような迫力があります。

Fire02

(しかし、教会や博物館内で写真撮影自由なんて…ローマは気前良いですね。写真禁止なのは唯一バチカンの「システィーナ礼拝堂」くらいでした)

次は、「WATER」。ナヴォーナ広場です。オベリスクと、四大河の噴水があります。が…。

私が行った時期には、残念なことに、四大河の噴水は修復中…。

Water01

無残…。

そして、終盤の舞台。テヴェレ川のほとり「サンタンジェロ城」。

Santangelo01

天使もいっぱいいます。

もともとは、ローマ時代のハドリアヌス帝廟だったものを、後々教皇の要塞などに使われていたものだそうです。

Santangelo02

ここサンタンジェロ橋周辺には、露天の物売りたちがたくさんいました。

それほどしつこくはなく無害な感じでしたが、「警察が来る」という情報伝わると、数分後には商品は跡形も無く消え失せるという、手際の良さ(笑)。

物語ではこの後、意外な犯人が明らかになりますが…それは小説や映画をご覧ください。

しかし…「天使と悪魔」は、実在する事物(教会など)をうまく組み合わせて、壮大な虚構を描いていますよね。そのツジツマあわせの妙技も含めて、なかなかの佳作だと思います。

(2009.6.2)

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