ガンダムと私
以前にも書きましたが、私はガンダム好きです。
最近ではダブルオーも見ていましたし、メカ(モビルスーツ)ではシリーズを超えて好きな機体も色々います。
しかし、どれが一番かといえば、やっぱり「機動戦士ガンダム(1st)」ですね。これはもう、別格です。
(というか…実を言えば、まともに見たといえるのは、「1st」「Z」「ZZ」「SEED」「OO」と、あと「0083」などOVAいくつかって感じで、あとは表面をカジる程度しか知らないんですが…)
最初に1stを見たのは、初回放送の途中からでした。
すでに「ジャブロー」のあたりでした。その頃はもう、いわゆる「ロボットアニメ」なんか卒業した年頃だったので、放送開始の時点ではノーチェックだったのですよ。
しかし、これは一目見て「あ、違う!!」と感じましたね。
まず「量産型」の概念が私には新鮮でした。
この概念を持ち出したのは、「ガンダム」が最初では無いようですが(キャシャーンとか)、個人的には新鮮だったのです。
1stのメカで、一番のお気に入りは「ドム」(厳密には「リックドム」)。
黒っぽい機体と、重量感がいい。最初に見た辺りでジオンの主力機になっていた、というのも理由のひとつかな。「スカート付き」なんてアダ名で呼ばれているのもカッコ良かった。
(これは、ドムがカッコイイというより、そういうアダ名のある世界観にしびれたとも言えます。ホワイトベースの「木馬」なんていうのも良いですねえ)
あと、「ジム」「ガンキャノン」も好きです。
顔の無い(というかバイザーになっている)所に、当時リアリティを感じましたね。今でもガンダムより好きです。
量産的な感じもいい。映画版でガンキャノンが複数機登場したときには、チビるほど興奮しましたね。
物語的な良さがわかったのは、再放送以降ですね。
本放送の時には「ニュータイプ」ってのがイマイチ良くわかって無かったですし。
「時間よ、とまれ」とか「戦場は荒野」あたりが、物語的には深いですよね。
SFとしても評価してます。「ガンダムなんてSFじゃねえ」なんて人たちもいるみたいですが、私は充分SF魂を持っていると思うんです。
確かにオニール型ペースコロニーなんて、今や過去の概念て感じですが、当時にしてみれば最新科学だったわけですし。
「大気圏突入」とかも、今見ると微妙にウソ臭いんですが、「大気圏突入」という概念自体を世に知らしめた功績は大きいでしょう。
「ウォールフィルム」みたいなギミックや、「天気の予定表くれればいいのに」なんて台詞とか、細かい部分でもSF魂感じさせてくれます。
ここまで自分を熱狂させてくれたロボット(SF)アニメは他には無いですね。「バイファム」がこれに次ぐ作品と言えますが、その差は大きいです。
ということで、「ガンダム」は、私にとって不世出の名作なのです。
…長い前振りでした。
(2009.6.5)
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