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マジック:ザ・ギャザリング基本セット2010

「マジック:ザ・ギャザリング基本セット2010」が7/17に発売されました。

実は、私も最近、マジックはプレイしてませんでした。
カードガイド(ハンドブック)は毎回買って、ウォッチはしているんですが。

しかし、今回の基本セットは、マジック界としてはちょっとエポックメイクなのです。

Magic_pack_2

緑のデッキ「自然の憤怒」(と、ついでにブースター1パック)。

Magic_set

パック内には、構築済みデッキ、ブースター1パック、遊び方ガイド、構築済みの解説が入っています。

「緑の憤怒」の目玉は、新カード「カロニアのビヒモス」。7マナ・9/9・被覆!ひゃー、デカイ上に呪文の対象にならないなんて!(使えるかどうかはまた別問題ですが)

ちなみに白の構築済みには「セラの天使」赤には「シヴ山のドラゴン」が入っているみたいです。古参には懐かしい!

今回の更新、何がエポックメイクかというと、まず…

・今までは「第N版」という名称で、2年おきに更新だった。
  ↓
・これからは、1年おきに更新、名称は「2010」など年名になる。

・今までは、これまでに発売されたカードの再録のみだった。
  ↓
・これからは基本セット用の新カードが大量に導入される!

とのことなのです。

2010で変わったのは、それだけではありません。

・長年おなじみだった用語やルールがいくつか変更されることに。

私もちょっとびっくりでした。

主なものとしては、

・場/in play →戦場/Battle Field

・呪文をプレイ/Play → 唱える/Cast

・ゲームから取り除く/Remove from the game →追放する/Exile

・「マナバーン」というルールが無くなる

・ダメージスタックという概念が無くなる

マナバーンとか、あまり活用されないルールなので、無くても問題ないのは確かですが…あらためて無くなると聞くと、びっくりです。(「マナバーン」というムックはまだあるのに…)

なぜ、今この様な変更をするのか。

理由のひとつは、この区切りの機会に、プレイヤー層を広げたいということでしょう。

用語の変更は、ゲーム全体のファンタジー色をもっと強めて、RPG好きなどの層にアピールしたい…ということのようです。

確かに「プレイ」はゲームっぽいかな。「唱える」「戦場」は世界観よりの言葉ですね。

ルールの簡素化は、カードゲーム未経験者や、他のカードゲームプレイヤー(デュエルマスターズとか)も巻き込みたいという意図でしょう。

マナバーン廃止や、ダメージ割り振りルールの変更などはこの類かな。

・カードの取捨について

それから、細かい部分ですが、今回のカードの取捨についても、びっくりな変更がありました。

Kuma

今回の新カード、緑1で2/2のバニラ「ルーン爪の熊」と、赤3で3/3のバニラ「峡谷のミノタウルス」。

そう、今まで基本カードとしておなじみだった、「灰色熊」や「丘巨人」がこれらに変わったのです!

ちょっと寂しい気もしますね…。今まで基本クリーチャーといえば灰色くまさんだったので(まあ、今度も熊は熊ですが)。

それから…

あまりの強さに、長い間基本セットから落ちていた「稲妻Lightning Bolt」が、今回久々に復活することになったのです。

現状でも、レギュラーに「ショック」(コスト同じで2ダメージ)というカードが存在するのに。ショックの立場無いです…。

もっとも、「稲妻」の復活は期間限定ということのようです。もしかすると、「2011」ではまたなくなるのかもしれません。

実は、マジックが変化していったのは、今回に限りませんでした。度々少しずつ変わっているのです。

たとえば、昔は開いて書かれていた能力が、最近、どんどん「キーワード能力」に置き換わっています。

「昔はプレイしていたが、今はしていない」という人には、ちょっと目新しい話かもしれません。列挙してみます。

・防衛(Defender) (昔は「壁」というカードタイプ 種族名だった)

・被覆(Shroud) (←このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)

・到達(Reach) (←このクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。)

・接死(Deathtouch) (←このクリーチャーがいずれかのクリーチャーにダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。)

・警戒(Vigilance) (←このクリーチャーは、攻撃に参加してもタップしない)

・絆魂(Lifelink) (←このクリーチャーがダメージを与えるたび、あなたはその点数に等しい点数のライフを得る。)

などです。

キーワードは、文章を短くできるのと、誤謬が起こりにくいという利点はありますが、初心者が見た時にわかりにくい、という欠点もあるんですけどね。

紆余曲折感のあるマジックですが、未だにTCGとしては最高の面白さを持っていると思います。

後続のカードゲーム(「遊戯王」や「デュエルマスターズ」)の方が日本では人気が出ているようですが、子供向けということもあり、細かい部分で物足りないです。

はなから大人向けの分、初心者へのハードルは高いですけどね。

でも、それを乗り越えれば本物の楽しさを味わえる…と思います。

やはりマジックは元祖にして究極ですね。

おまけ)
ブースターでこんなのが出ちゃいました。

Balllightning

フォイルのボールライトニング!古参の人間には懐かしくてうれしい!

(2009.7.21)

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コメント

XBOX360版は、2010の一つ前のルールになっているようなのですが、Giant Spiderの持っている"Reach"が最初判らず、Flyingのゴブリンをあっさりと失う羽目になりました。
いや、新語が出てくると、解説のダイアログが出るんですが、なんというか、プレイの「流れ」をぶった切られるので、速効で閉じちゃったりするんですな。
カードの文面はメインフェーズの時に読めるんですが、用語解説は後から確認できないんですよ。
ダメージスタックの概念も忘れてて、"Regenerate"を使うタイミングを逃してせっかくのクリーチャーをむざむざGraveyard送りにしたり。
人間とのプレイなら、その場で訊けばいいので専門用語を使われても問題ないんですが、コンピュータ相手だと大変です。
たぶんある程度の「初心者お断り」は仕方ない的な感じで作ったのでしょうな。

投稿: 深井 | 2009年7月22日 (水) 01時00分

XBOX360版ですかー!興味ありますね。
XBOXを持っていないので、遊びたいと思ってもハードルは高いですが…。

最近MagicはPCのonline版も稼動してたりして、バーチャルでも割とちゃんと再現できてるみたいですね。

ルールの整理は、このあたりも関係しているのかもしれませんね。

投稿: 適当所長 | 2009年7月25日 (土) 23時21分

初めてご連絡させて頂きます。アジャイルメディアの上吉原と申します。

弊社はブログを書かれている方にイベントやサンプリングなどのお知らせを行っております。

今回ご連絡させて頂きましたのは12月9日(木)~12月12日(日)に開催するマジック:ザ・ギャザリング世界選手権に関するイベントです。

ブログをお持ちの方に限り、プレミアな特典を用意しご招待させていただきます。

イベント開催期間中は世界選手権以外にも観覧者が参加できるサブイベント等もございますのでお楽しみいただけると思います。

ご興味ございましたら大変お手数ですが、下記ページよりご登録いただき、ご参加頂けますと幸いです。

弊社告知ページ(こちらに詳しい内容の説明と応募フォームがございます)
http://fansfans.jp/campaigns/detail/221

マジック:ザ・ギャザリング日本語公式ホームページ: http://mtg-jp.com/
世界選手権詳細情報(全世界共通HP):
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Events.aspx?x=events/magic/worlds

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■日時:12月9日(木)~12月12日(日)
9日 7:30~23:00  10日、11日 8:00~23:00、12日 8:00〜22:00
優勝決定戦は、12日(日)16:00頃から開始の予定です。
(イベント進行により、時間が前後する場合があります)
※イベント期間内は時間・日時ともに自由参加となります。
※ブロガー専用受付ブースをご用意しております。

■会場:幕張メッセ

■住所:〒261-0023 千葉市美浜区中瀬2-1
 地図 http://www.m-messe.co.jp/access/index.html

■交通案内:JR海浜幕張駅より徒歩5分

主催:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社
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何かご不明な点等あれば下記の連絡先まで問い合わせていただければ幸いです。

突然のご連絡誠に失礼いたしました。

ご興味ございましたら、参加の程よろしくお願いします。

投稿: アジャイルメディアネットワーク 上吉原 | 2010年11月26日 (金) 19時30分

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