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有機農法って何?

ちょっと前の話題ですが…
以下のようなニュースを見ました。

ロイター(2009年 07月 31日)

「英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の研究チームが行った調査によると、オーガニック食品(有機食品)の栄養価や健康効果は、一般食品とさほど変わりがないことが分かった。調査結果の詳細が29日、学術誌「American Journal of Clinical Nutrition」に掲載された。」

実際に私が読んだのは、Yahoo!ニュースでしたが、そちらの記事はリンク切れしているようなので、代わりに上記を。

記事によると、有機農法で作られた作物は、そうでないものより「栄養価」が高いという認識だったのが、今回、否定された、ということのようです。

ちょっと、びっくり。

いや…「栄養価が高くないという事実」にびっくりしたのではなく、「栄養価が高いと思われていた」という事実にびっくりしたのです。

私は、そもそも有機農法というのは、化学合成された農薬や肥料を使わない農法で、「安全性は高いかもしれない」が、栄養価は関係ない…と思っていました。

どうも、私は「有機農法」というものを、いまいち理解していなかったのかもしれません。

Ricefield

(白サギがたくさん。農薬を使っていない田んぼなんですかねぇ)

ちょっと有機農法の定義を確認…

(「はてなキーワード 有機農法とは」より)
「イメージ優先のかなりあいまいな言葉であるが、一般的には、農薬、化学肥料、除草剤、ホルモン剤などを使わない農業を指す。」

(「Wikipedia 有機農業」より)
「これは当初主流だった化学肥料が無機質だったことと対照的に、伝統的な肥料の多くが有機質だったことから、象徴的に有機という単語が用いられた。」

これを見ると、私の認識もそれほど間違っていないような…。

色々調べてみたところ、有機農法では「許可されている農薬」というのがあるようですね。

・有機農産物に使える農薬(「農薬のお話」)

有機農法って、決して無農薬農法ではない、ということですね。

逆に、「自然のもの」であっても、上記以外の農薬を使った場合「有機農法」とは言えなくなってしまう…ということですか。

安全そうな「木酢液」や、「ダッシュ村」で使われているような「無農薬農薬」もアウトのようです。
けっこう厳しいんですね。

まあ、考えてみたら、自然のものが全て安全で、人工的なものが全て危険というわけでは無いですよね。

「100%自然なトリカブトの汁」と「100%人工の甘味料」。あなたなら、どっちを舐めますか?…なんてね。

もっとも、残留農薬に関して言えば厳しい基準があるわけで、日本で普通に売られている野菜に関しては、その検査をパスしたものと考えれば、有機/非有機ともにあまり気にしなくて大丈夫ということじゃないですかね…。

ときどき田舎から野菜をもらうことがあります(余暇でやっているとはいえ、そこそこ沢山作っているらしい)。

それが有機農法なのか、微農薬農法なのか、無農薬農法なのか知りませんが…かなりの確率で虫(アブラムシやら、青虫やら…)が付いています。

カミさん(それほど虫嫌いでもない)が、それを見ていちいちギャァ~と叫んだりしてるんですが…。

こんな野菜がスーパーで売っていたら、きっとクレームの嵐でしょう。

どれも安全基準を満たしているとしたら…

無農薬の虫付き野菜/普通に農薬を使うが、安い野菜/有機で高い野菜

どれが一番、「良い野菜」なんですかねえ…。

(2009.8.13)

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