イスタンブル適当旅行・3
[ アヤソフィア ]
「聖ソフィア大聖堂の前まで来た時、マホメッド二世は馬をおりた。
(中略)
それから中に入ったマホメッド二世は、壁面を埋める見事なモザイクの色彩の洪水を、愛でるかのようにしばらく眺めていたが、その後で大臣たちをふり返り、この教会をただちにモスクに改造するように、と言った。」
(コンスタンティノープルの陥落)
東ローマ帝国(ビザンチン帝国)時代にキリスト教の大聖堂として建設されたもので、1453年に コンスタンティノープルを占拠したオスマン帝国のメフメト2世(本では、マホメッド二世)が、モスクへ転用しました。
ここは、今では教会でもモスクでもなく、博物館となっています。
といっても、展示物が並んでいるというより、その壮麗な内部そのものが展示品といった感じです。
ビザンチン時代のモザイク画が残っています。
オスマン朝時代に塗りつぶされたものが、20世紀に発見されたのだそうです。
以前記事として書いた「バイキングの落書き」もここにあります。昔から観光名所だったんですかねぇ…?
(これも落書き。…何語だ??)
大理石で造られた美しい壁面を眺めていると、ふと違和感が。
ん!?…これ、大理石じゃない!手描きじゃん!?
アヤソフィア内部の壁面には、一部、この手書きテクスチャが使われていました。
いったい誰の仕業だ…? 修復の一環なのかな…。 謎です。
別の場所では、柱に穴があいていて、そこに観光客が群がっていました。
これは、「聖母マリアの手形」だそうで、指を入れてくるっとまわすと願いが叶うんだそうです。
どこの国にも、こういうのあるんですねえ。
ひとしきりアヤソフィアを楽しんで後にすると、時間はもう12:00過ぎ。
そろそろ小腹もすいてきましたね。
(続く)
(2009.9.5)
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