イスタンブル適当旅行・4
アヤソフィアを後にしたところで、ちょっと小腹が空いてきました。
ブルーモスクとアヤソフィアの間は公園になっていて、いくつか露店も出ています。
シミット(輪っか型のゴマつきパン)と焼き栗を買って、ベンチに座って食べることにしました。
しかし、このあたりさすがに観光客多いですね。
観光バスの類が所狭しと停まっていて、ヨーロッパあたりの観光客が、旗を持ったツアーガイドに連れられてぞろぞろとアヤソフィアなどに向かっています(ガイドツアーに行くのは、日本人だけじゃないんですね)。
すると突然、日本語で話しかける声が。
現地のお兄さんが親しげに話しかけてきました。
ちょっと胡散臭く思いつつも、無視するのも何なので、食べ終わるまでお付き合いすることに。
なんか、青山に住んでたことがあるとか。日本好きで、日本語を話したくてしょうがないらしい。けっこうディープな日本の地名なども知っているようです。
食事も終わったので、そろそろ行動に移ろうとすると…
「じゃあ、ボクのお店にちょっと寄っていかないか?キリム屋なんだ。」
あ、そういうことですか。客引きの一種だったんですね(苦笑)。
でも、急いでいるので…と言うと、あまり食い下がらず、じゃあねと言って別れました。
まあ、客引き半分、興味半分だったのだろう…と思っておきましょう。
ちなみにこの辺りは、トラム(路面電車)のスルタンアフメット駅近く。今後「スルタンアフメット周辺」と言ったら、この辺りのことを指します。
(スルタンアフメット駅近辺)
[ ヒッポドローム ]
ブルーモスクのすぐ脇です。
ローマ時代の大競技場跡。
3本のオベリスクが立っています。
(テオドシウス1世のオベリスク)
まあ、それだけといえばそれだけですが…。
他の建造物が凄すぎて、地味に感じてしまいます。
[ 地下宮殿 ]
これも、この周辺。
建物自体は地味で、一見何だかわかりません。
「地下宮殿」と言ってますが、英語で"The Basilica Cistern"と書いてあります。「教会貯水所」「大貯水所」というような意味か。
その通り、地下にはローマ時代の貯水池が広がっています。不思議な空間…。
暗闇の水中には、太った魚がどよ~んと泳いでいます。
ここでは、柱の土台に使われているメデューサの頭部が有名。1984年の大改修で発見されたものだそうです。
メデューサの頭部。不気味ですね…。魔除けの意味かなにかでしょうか。
メデューサは2つあります。
地下宮殿を出て、次は「グランドバザール」を目指します。
(続く)
(2009.9.8)
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