イスタンブル適当旅行・6
一応、通常状態に復帰しましたが、キリのいい所まで書いておきます…。
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グランドバザールは面白かった。
時間があったらまた来よう…と思いながら、次は北へ向かい、ガラタ橋周辺を目指します。
[ エジプシャンバザール ]
途中、エジプシャンバザールを抜けていくことにしました。
立て続けにバザールなんですが…。
香辛料の匂いが鼻を突きます。
こちらは、お土産物よりも食料品や生活雑貨などが多く、地元の人が多い感じです。
ざっと流してバザールを抜けると、イェニ・ジャミィ前の広場に出ます。
(C=イェニ・ジャミィ、ガラタ橋周辺)
イェニ・ジャミィもなかなか大きく美しいモスクです。
イスタンブルには、こんなモスクがあちこちにあります。見切れません。
そして、金角湾と…対岸にそびえるガラタ塔が見えます!
[ 金角湾とガラタ橋 ]
(ガラタ橋と対岸のガラタ塔)
「ニコロは、その朝トレヴィザンとともに、金閣湾のコンスタンティノープル側の岸壁に立ち、今しも岸を離れた二隻の小船が、ゆっくりとした動きで対岸に向かうのを眺めていた。櫂の動きもリズミカルに並行して進む二隻の小船の船尾には、一本の丸太がわたされている。その丸太には、大の男の二の腕ほどもある太さの鉄の棒で編まれた鎖が結ばれているのだ」
(コンスタンティノープルの陥落)
「コンスタンティノープルの陥落」では、この金角湾に鎖を渡して封鎖するという大作戦のことが書かれています。
その歴史の現場がここなのか…ちょっと感激。
この辺りには、ヨーロッパ地区やボスポラス海峡クルーズに向かう船の桟橋があるはずです。
後日のために下調べをしておこうと、道を渡ってガラタ橋のたもとに向かいます。
すると、良いにおいとともに、面白いものが。
これが有名な(?)「サバサンド」!
大揺れに揺れる船(わざと揺らしている)の上でサバが焼かれていて、周辺はお客さんでいっぱいです。
噂にたがわぬ大人気だなあ。
パンに焼きサバをはさんで食べるなんて、日本人的にはちょっと考えられないですが…。
おなかも空いていたので迷わず食べることに。
レモン汁をかけて食べるようです。
うむ! これはマジで美味しい!これはオススメですね。
ひと休みした後、ガラタ橋をちょっと見上げてみると…。
釣り人がびっしり!
いったい何が釣れるんだろう?サバ…じゃないかな。ボラ…?
橋をちょっと散策した後、すぐ脇のエミノニュ桟橋へ。
定期船の場所と時間はだいたいわかった。
けど、ボスポラスクルーズのことは、良くわからない…。
まあ、当日行き当たりばったりでも、なんとかなるでしょう。
そろそろ夕刻。帰りましょう。
ここで初めて、トラムに乗ることにしました。
ツアーのおまけで、「アクビル」というものをもらっていました。
これは、現地で使われているSUICAカードのようなものです。お金がチャージされていて、改札でかざすだけで船や電車やトラムに乗れます。これは便利ですね。
トラムは、通勤の人たちなどでいっぱい。外の景色を見ながら揺られていくと、あっと言う間にブルーモスク脇「スルタンアフメット駅」に到着しました。
あとは歩いて帰るだけだ…。
しかし、これでやっと旅の(実質)一日目。密度濃いなあ…。特に、初日は、濃くなりがちですね。
しかもこの日、結局まとまった食事をしなかったような…。
帰りがけに、雑貨屋でお菓子と「エフェスビール」を買って、この日は終了。
お疲れさまでした…(読んでる方も)。
(続き…は、また日を改めて。見切りで書き始めたら、予想外に長くなってしまいました…)
(2009.9.11)
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