イスタンブル適当旅行・8
実質二日目のイスタンブル。
今日は朝から、アヤソフィアのさらに東、トプカプ宮殿に向かいます。
(トプカプ宮殿周辺)
[ トプカプ宮殿 ]
トプカプ宮殿は、「コンスタンティノープルの陥落」の主要人物の一人、偉大なる征服者メフメト2世によって建造された、オスマン帝国の宮殿です。
建物の美しさもさることながら、博物館として、とてつもなく貴重な財宝の数々が収められています。
有名な「ハレム」もここにあります。
敷地内には猫がたくさん…。
白いのはトルコ特産の猫なんだそうです。
ちなみに宮殿の入場料は20YTL(約1600円)、ハレムの入場料は+15YTL(約1200円)。
ガイドに書いてあった値段より高くなってた…。
ハレムの方には既にそこそこ人が並んでいました。
さすが、人気のスポット。
当時のスルタンの暮らしが偲ばれます。
宝物館も見ごたえ充分。
財宝自体はさすがに撮影禁止でしたが…
86カラットの巨大な「スプーン屋のダイヤモンド」、巨大なエメラルドが埋め込まれた「トプカプ」の剣など…
文字通りの「財宝」がわんさか展示されています。
加えて、地味ながらも歴史的に貴重な品も多かったです。
特に、預言者アイテムは凄い。
旧約聖書に登場し、数々の奇跡を起こした「モーセの杖」がここにありました!
「アーク」や「聖杯」以上のパワーを秘めたアイテムなので、「インディジョーンズ」みたいな冒険モノのネタに使えそうだなと思っていたのですが…こんな所に普通に収蔵されていたんですね。
(モーゼの奇跡は、杖そのものの力では無いという話もありますが…。そもそもこれは本物か…とか、野暮な話はしますまい。)
などなど、収蔵品の数々にすっかり圧倒されたまま、トプカプ宮殿を後にしました。
(トプカプ宮殿の職員。当時の扮装かな…?)
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トプカプ宮殿を出て、さて次の目的地「考古学博物館」はどこかな、と地図を確認していると…
ちょっと恰幅のいいスーパーマリオ似のオジサンが、日本語で「どうしたの?」と話しかけてきました。
このオジサン、近くで行われた「学会」の日本語通訳をしていたのだそうです。
考古学博物館への道を探していると答えると、親切に教えてくれました。
…が、このオジサン親切の度が過ぎる人で…(苦笑)。
「考古学博物館は、大したものが置いていない割に、値段が高い、オススメしないよ!」
え~、そうなんですか?
その他にも
・ トルコ石はトルコ産じゃないから買うな
・ ガラタ橋のサバサンドは食うな。サカナが古い
・ ボスポラスクルーズは高いだけで面白くない。おススメしない
・ タクシム広場は危ない
など、イスタンブルのネガティブ情報をいっぱい聞かせてくれました(笑)。
…というか、サバサンドはもう食べちゃったし、美味しかったけど…。
※ もちろん、おススメの場所も教えてくれました(モザイク博物館とか)。
やっぱり日本に住んでいたことがあるとか、日本に縁のある方みたいで、基本親切で良い人だったんですけどね…。
さまざまな理由から、トルコには親日的な人が多いと聞きますが…。
公園の兄ちゃんとか、バザールの店員とか、このオジサンとかを見ると、親日かどうかは別としても、とにかくフレンドリーな人が多いらしいことは分かりました。
オジサンには評判良くなかった考古学博物館ですが、予定通り行くことにしました。
(というか、その後もオジサンの忠告をことごとく無視してるな…)
(続く…)
(2009.10.8)
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コメント
「垣間見る」は隙間から伺うとか覗き込むとかの意味が強いので、こういう文脈では使わないと思います。
「偲ばれる」などが適当でしょう。
投稿: 深井 | 2009年10月 9日 (金) 01時51分
どうもですー。
これは、純粋に誤用ですね(意図的じゃないです)。
修正しました。
(打ち消し線使うと、ネタみたいに見えるんで、単純修正しました。)
投稿: 適当所長 | 2009年10月 9日 (金) 22時52分