« ノスタルジックな話題・2つ | トップページ | イスタンブル適当旅行・14 »

イスタンブル適当旅行・13

エミノニュ桟橋に着きました。時刻は12:00。

今回の目玉の一つ、「ボスポラスクルーズ」に行ってみようと思います。

ボスポラス海峡は、イスタンブルのアジアサイドとヨーロッパサイドを隔てる海峡。
いわば、「アジアとヨーロッパの境目」ということです。
ビザンチン帝国時代には、海上貿易の重要な航路でした。

定期船もここから出ているらしいですが、航路が今一つ希望と違うので、他のクルーズで行きたいと思っていました。

しかし、その船はどこから出ているのか…。

と、桟橋をうろうろしていると、船の前でお兄さんが呼び込みをしています。
どうやらクルーズに行く船のようです。既に人も何人か乗っています。

船の前にいる、呼び込みの上司?と思しき黒服サングラスの、「MIB」のようなオジサンに色々聞いてみます。

Mib
(矢印=呼び込みのMIBオジサン)

値段は20YTL(約1600円)。航路も、第二ボスポラス大橋で引き返すという、希望通りのものでした。
定期船に比べれば高いですが、まあ良いでしょう。これに乗ることにしました。

お金を払っていると、MIBオジサンが話しかけてきます。

MIB「連れは、ワイフか?ワイフは1人だけか?」(実際はブロークンな英語)

私「…ハ、ハイ…(あたりまえだろ…)」

MIB「イスタンブルの女の子をどう思う?」

私「ビューティフルですね!」

MIB「なんならイスタンブルの女の子を、もう一人ワイフにどうだ?」

私「い…いや、それは…(汗)」

(イスラムジョークなんでしょうか…(笑)。トルコは基本的には一夫多妻では無いようですが…。)

船に乗り込みますが、まだお客の呼び込みをやっていて、すぐには出港しないようでした。
ずいぶん待って、お客もかなり乗り込んだ所で、出港します。

船は、金角湾を出て、ボスポラス海峡へ。
そこから北上していきます。

間もなく、第一ボスポラス大橋が見えてきます。ヨーロッパとアジアをつなぐ橋か…でかい!

Bosporus

11月のイスタンブルでも、今まではそれほど寒いとは思いませんでしたが、さすがに海の上は寒いですね…。
それでも、ビューポイントを見逃すまいと、甲板に陣取って目を凝らしています。

次に現れたのは第二ボスポラス大橋、そして、左岸(ヨーロッパサイド)には、要塞「ルメリ・ヒサル」が見えてきます!

Bosporus01

「…右手に、高くそびえる円型の塔が目に入ってきた。塔の上には、赤地に白の半月のトルコ国旗がひるがえっている。「ルメーリ・ヒサーリにちがいない。」
(コンスタンティノープルの陥落より)

R_hisari0

おお…、当時はこの要塞の攻撃をかいくぐって、商人たちはコンスタンティノープル(現イスタンブル)へやってきたんだなあ。(向きは逆ですが)

感慨にふけっている所で、船はUターン。今度はアジアサイド寄りに進みつつ、エミノニュへ戻ります。

と、左岸(今度は、アジアサイド)には、「アナドール・ヒサル」が見えます。

A_hisari

「しかも、それを避けて、アジア側の岸に近寄ることもできないのだ。そちらには「アナドール・ヒサーリ」がずっと小型であっても存在した。」
(コンスタンティノープルの陥落より)

ちなみに、「ルメリ・ヒサル」とはヨーロッパの要塞、「アナドール・ヒサル」はアジアの要塞と言うような意味だそうです。

コンスタンティノープルへ向かう船は、この両岸からの攻撃を避けながら進んだわけです。

さすがに寒くなってきたので、客室に戻り、チャイを頼んで、温まりながら帰路を楽しみました。

そしてエミノニュへ帰還。なかなか面白かったです。
(そう言えば、例のトプカプのオジサンはこれもススメてなかったっけ。まあ、現地の人にとっては面白くないのかもね…)

時刻は14:00時になっていました。

(つづく)

(2009.12.4)

|

« ノスタルジックな話題・2つ | トップページ | イスタンブル適当旅行・14 »

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533792/46919741

この記事へのトラックバック一覧です: イスタンブル適当旅行・13:

« ノスタルジックな話題・2つ | トップページ | イスタンブル適当旅行・14 »