マナバーン2010
マジック・ザ・ギャザリング専門誌
「マナバーン2010」(ホビージャパンMOOK 327)が2/5に刊行されました。
以前、「マナバーン2009」発売時にも記事にしましたが、どうやら半年に一度くらいの定期刊になった模様です。
すばらしい!
今回の記事では、マジック15年の歴史年表を掲載しています。
(そうか、15年周年なのか…)
今や、「ポケモンカード」や、「遊戯王」や、「デュエルマスターズ」に(日本のみならず世界的にも)圧されている感のあるマジックですが、TCGというシステムの開祖ですからね。
カードゲーム好きなら、ゆめゆめ足を向けて寝ること勿れ…という感じです。
あと、私の好きな漫画
「スターライト・ウィナールーザー」
も掲載されてます。
不遇の子ハッチには、出来る妹がいたんですねぇ。
(ところで、本家「スターライト・マナバーン」のネット掲載は2/15で終了だそうで。
単行本化もかなわなかったのか…。応援していたのに、残念…。)
今回の「マナバーン」は、新作「ワールドウェイク」発売に合わせてのようです。
「マジック:ザ・ギャザリング ワールドウェイク公式ハンドブック」 (ホビージャパン)
「ワールドウェイク」は「ゼンディカー・ブロック」の第二弾エキスパンション。
「ゼンディカー」のギミック
「上陸」(土地を出すと能力が発動)
「同盟者」(同盟者という種族のクリーチャー同士で影響を与えあう)
「罠」(特定の状況が発生した場合、通常より安いコストでプレイ可能な呪文)
を受け継ぐ他、
「多重キッカー」(複数回起動可能なキッカー)
「クリーチャー化する土地」(昔もあったが…多色なのが特徴かな?)
「ゼンディコン」(土地をクリーチャー化するエンチャント。墓地に落ちたら土地を場に戻す)
などの新しいネタも入っているようです。
あと、ゼンディカーから、これまで黒だけの能力だった「畏怖/Fear」に似た、全ての色に共通の「威嚇/Intimidate」(このクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかそれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。)が登場しました。
「畏怖」は今後無くなって、「威嚇」に統合されるんだろうなあ。
マジックの能力もシステム化が進んでますね。
ワールドウェイクで気になったカード…
「死の影/Death's Shadow」1マナ、13/13 黒クリーチャー。
と、上だけ見るととんでもない強さですが、実は、-X/-X(Xはプレイヤーのライフの値)の能力を持つ。
自分のライフが半分(10)まで減ると、ようやく3/3になる。残り3点あたりだと、10/10という強さに!
…って、残りライフ3じゃ、稲妻で即死だなあ…。まあ、ロマン系(実用より夢)のカードですね。
「マナの座、オムナス/Omnath,Locus of Mana」3マナ、1/1 緑クリーチャー。
緑マナなら、ステップやフェイズの終了時にも失われず、加えてマナプールの緑マナの分、能力値が+1/+1されるという。
毎ターン少しずつマナを貯金していけば、数ターン後には物凄く巨大化する…はず。
まあ、気長すぎて、これもロマン系かなあ。
マナバーンが無くなったので成立する能力ですね。2010以前のルールだとこの能力で死ねます。
「皮背のベイロス/Leatherback Baloth」3マナ、4/5 緑クリーチャー
これはオチは無い、特殊能力無しの3マナ(緑緑緑)4/5クリーチャー!
すげえよ…。
これを見ると、マジックのパワーも(少年漫画のように)インフレ化しているような気がするなあ。
(2010.2.9)
追記)
今日、マジックがコンビニで売られているのをはじめて見てびっくり。
「コンパクトブースター」だそうで、カード6枚189円の、従来のブースターより安い(従来15枚450円)ブースターでした。
遊戯王など、他の人気カードゲームの売り方に合わせたようですね…。
話のネタに買ってみました。
ちなみに、6枚の内訳は…
コモン3枚、アンコモン2枚、土地1枚、植物トークンカード1枚…(って7枚入ってるけど)
…レアは1枚も出なかった…微妙…。
(2010.2.10)
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