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2010年4月

エルドラージ覚醒

Magic The Gathering(以下マジック)の新作が出ていました。
またとりあえず、公式ガイドを買って眺めています。

エルドラージ覚醒公式ハンドブック」

ゼンディカー・ブロックの2番目の大型エキスパンション。
大型エキスパンションのためか、前作まで(ゼンディカー、ワールドウェイク)の流れとは少し違った雰囲気になってます。

今回の主な新ギミックは以下…

・滅殺/Annihilator
(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントをN個生け贄に捧げる。)

「エルドラージ」という種族のみに付けられた能力ですが…これはとんでもない。
攻撃すれば(それがブロックされようが)、能力発動します。
しかも、平気で「滅殺4」とか「滅殺6」とかいるんですよ。
攻撃する度に、こちらのパーマネント6つも生贄って…その時点でもう終わってますよ。

まあ、「エルドラージ」だけしか持ち得ない能力ということで、かなり異例の存在のようですが。
(エルドラージについては後述)

・反復/Rebound
(この呪文が手札から唱えられた場合、解決時にそれをあなたの墓地に置く代わりに、それを追放し、あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からそれのマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。)

要は、1回のコストで2回発動するスペルということですね。
おトクな気もしますが、二回目の効果は必ず次の自分のターンのアップキープということで、微妙に融通利かない感じも…。

・Lvアップ
([コスト]:このパーマネントの上にLvカウンターを1個置く。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。)

これは面白いですね。Magicに「RPG要素を入れてみた」って感じ。
コストを払ってレベルアップさせると、次第にパワー/タフネス値が上がったり、新たな能力を獲得したりします。
まさにRPG的。
イーブンタイドの「運命の大立者/Figure of Destiny」というカードが、そのギミックの源泉っぽいです。

ただ、大金(マナ)つぎ込んで育てた後で、黒の除去呪文などであっさり破壊されてしまったら、ちょっと悲しいですね…。

あと、レベルアップ表示にカウンターを大量に必要とする所とか、ちょっと面倒ですね。
「神河」であった「反転」カードも少し似ていますが、こちらの方がギミックとしてはすっきりしてたかも。

(あと、ちょっと思ったのは、このギミックって、カードゲーム「バトルスピリット」に似てるかな…なんて。
まあ、あらゆるTCGはMagicが元になってるわけだし、ゲームなんて、お互い影響を与え合ってナンボですよ…ハハハ…。)

・族霊鎧/Totem Armor
(エンチャントされているパーマネントが破壊される場合、代わりにそれが負っているすべてのダメージを取り除いてこのオーラを破壊する。)

オーラエンチャントって、クリーチャーが破壊されると一緒に消えてしまうため、もったいない感が強いです。
「装備品」という対抗馬が現れてからは、さらにもったいない感上昇。
そのマイナス面を解消したのがこのギミックですね。クリーチャーが破壊されるのを一回だけ阻止してくれます。

これならオーラエンチャントでも、かなり使う気が起こります。これは良いですね。
先のLvアップクリーチャーに使えば、除去呪文耐性にもなるし、相乗効果が期待できそう。

もう、全てのオーラエンチャントに族霊鎧機能を付けてもらいたい。

・エルドラージ/Eldrazi
ギミックでは無いですが…
今回のセットのストーリー面に大きくかかわる、とんでもなく強大な存在です。
絵柄を見ると、クトゥルーの旧支配者というか、エヴァの使徒というか、「神河」のカミというか、そのあたりのイメージが源泉にあるのかなと思わせます。
(※ 公式ハンドブックのあとがきに、クトゥルーの影響があると書いてありましたね。やっぱりね。)

これが、設定のイメージ通り、とんでもなく強力。
パワー/タフネスが、10/10とか12/12とか15/15とか…そんなやつゾロゾロでドレッドノートもびっくり。
さらに、唱えただけで(カウンターされても)カード4枚引けるとか、その上、滅殺持ちだったり。ひぃ~。

その分、コストも10とか15とか、普通なら使わないレベルなんですけど…。
このコストも、セット全体では色々な対処ができるようで、召喚は必ずしも非現実的でも無いようです(全部無色だし)。

こんな巨大なクリーチャーを召喚して攻撃させられたら、派手で気分良いでしょうね〜。「デュエルマスターズ」などの子供向けカードゲームでも、やっぱり強くて派手なカードが目白押しなので、マジックでもその辺を取り入れた感じなのかな。

あ、でもマナが揃っても、やっぱりカウンターされたり、除去一発で破壊されることもあるんですよね(カウンターや破壊できない奴もいるけど)。
本当に強いかどうかは、使ってみないとわからないですね…。
出たら勝ちって感じで、ロマンはありますけどね。

今作は、エルドラージやLvアップクリーチャーを充分楽しめるように、全体的にゲーム展開がスローになっているようです。
ということは、ゲーム時間が少し長めになるということかな?

お手軽が好まれるこの時代に逆行している感がありますが、さすが本家の余裕というところですね。

(2010.4.30)

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アシンメトリー

今日、左右別々の靴をはいて仕事に出てしまいました…。

帰宅途中になって、ようやくそれに気づきました…。

もう、自分にガッカリ。

まあ、誰にも気づかれていなかったようですが。

しかし、左右違った靴を履いて歩いていると、こんなファッションもアリかな、なんて、ちょっと思ったりしました。(さすがに色は似ている靴でした)

アシンメトリー(左右非対称)のカッコ良さって、ありますよね。

「ザク」も左右の肩がアシンメトリーでカッコイイ。

シオマネキというカニは、左右のハサミが大きく左右非対称で、そのデザインは芸術的にさえ感じます。

Shio00
(シオマネキ)

大抵の実用品や動物は、シンメトリーが普通なので、そこに稀にアシンメトリーの存在が現れると、既成概念を揺さぶられるような感覚に陥り、心惹かれたりするものです。

ちょっと、新しい発見をした気分にもなりました。

(だが、もう二度とやるまい…)

(2010.4.28)

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カタパルト!

Catapult_pic01

「カタパルト!」をプレイ

CATAPULT!(カタパルト!)

[ ストーリー ]

暗闇が世界を覆う時…墓場から死者が蘇り、群れをなして襲い来る…。
街を守るのは唯だひとつ。巨大投石機「カタパルト」。
奴らの進行を食い止めるのだ!
再び明るい朝が訪れるまで…。

[ 操作方法 ]

マウス操作で弾丸を発射するだけです。

<弾丸の発射方法>

  • マウス左ボタンを押します(画面のどこでも構いません)
  • 撃ち出したい方向にサッとマウスを移動しながらマウスボタンを離すと、弾が発射されます
    (離した瞬間の角度とスピードが弾の角度とスピードになります)
  • 左下のバーが満タン(青)の時だけ発射できます

発射には少しコツが要ります。

さっと動かした瞬間に離す…という感じです。長くホールドしてから飛ばそうとしてもなかなかうまくいきません。

何度も撃って試してください。

[ ルール ]

  • 襲い来るゾンビ軍団を、弾丸で倒してください
  • 遠距離で倒すほど高得点
  • ゾンビがカタパルトに到達すると、爆発し、旗が1つ失われます
  • 全ての旗が無くなるとゲームオーバー
  • 空の月が画面右に消えるまで耐えれば、ステージクリア
  • 全6ステージでゲーム終了

<ゾンビの種類>

ステージが進むと、種類の違うゾンビが現れます

  • ノーマルゾンビ:ゆっくり歩いて来ます。     100~300pts
  • 赤ゾンビ    :3倍のスピードで歩いて来ます。200~600pts
  • ヘルメットゾンビ :2回当てないと倒せません。 300~900pts

<その他>

  • $袋 :500pts
  • 木   :障害物です。

--------------------
注:一部フォントに指定のものが使われない可能性があります。
(Macでプレイした場合など)
ちょっと理由がよくわかりません。
静止テキストはフォント埋め込みしなくて良いはずなのですが…。
プレイに大きな支障はないのでご容赦ください。
--------------------

[ 備考 ]

また、思いつきだけで作ってしまいました。

少し前に、「FlashCS5には、Flashアプリ→iPhone/iTouchアプリへの変換機能が付くらしい」という話を聞きました。
それで、ちょっとiPhoneにも持って行けそうなゲームでも作ってみようかなと。
タッチ操作で遊べそうでしょう?

もっとも、ある程度作ってから気付いたんですが、マウスでこの操作って、けっこう腕が疲れるんですよね…。
それで、最初全10ステージでゲームクリアを想定していたのを、6ステージに縮小したりしました。
(別に、ゾンビの出現頻度以外はランダムのようなものなので、何面でクリアでも良いのですが…
 真剣に10ステージ遊んだら、腱鞘炎になりそうな気もして…)

やっぱり、iPhone/iTouchみたいに、指タッチで遊べる方が疲れなさそうですね。
やはりiPhoneに移植か…!?

と思ったら、最近になってAppleが、Flashアプリ→iPhone/iTouchアプリへの変換を許さない方針になってきたとの報道が。一石二鳥作戦、夢と消ゆ…(ガッカリ)。

やはり、iPhoneアプリは別途学ぶ必要があるということか…。

これにしたって、息抜きの軽いものとか思いつつ、けっこう時間かかってしまいました(2ヶ月弱かな)。
他にやることができてしまって、時間を割けなかっというのもありますが…。

iPhoneSDKなんか始めたら、また時間取られてしまう…。ああ、時間が欲しい…。

(2010.4.27)

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脳トレ効果に疑問…?

こんな記事を見ました。

「脳トレ」効果に疑問…英で1万人実験
(4月21日12時34分配信 読売新聞)

コンピューターを利用した脳トレーニング(脳トレ)は、健康な人の思考力や記憶などの認知機能を高める効果は期待できないことが、ロンドン大学などの1万人以上を対象にした実験で分かった。」(上記記事より)

まあ、さもありなん…という気はしますね。

私も、「脳トレゲームで確実に向上するのは、そのゲームのスキルだけ」と思ってました。

同様に、かつて「○○力アップ!」みたいなゲームや本がよくありましたが、そもそも「○○力」自体がはっきりした定義の無い言葉だったりして、モノは言いようだなあ、と思ったりしたものでした。
(ところで「○○力」の火付けは、赤瀬川源平さんの「老人力」なのかな?でも、あれ自体そもそもパロディみたいなものですからね…)

…と、やや「脳トレゲーム批判」に同調するようなことを書いてみましたが…実は以下が本論。

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今回の記事の見出しだけ見ると「ゲームが思考力・認知能力向上に役立つ可能性はまったく無い」と理解してしまう人が多いんじゃないでしょうか。

でも、そんなに単純なものではないとも思うのです。

まず、今回の実験は「ゲームそのものに効果があるか」を調べたのではなく、「脳トレゲーム」と「普通のゲーム」を比較したもの なんですよね。

被験者を3つのグループに分け
・「論理的思考力や問題解決能力を高めるゲーム」
・「短期記憶や視空間認知力を高めるゲーム」
・「脳トレとは無関係のゲーム」
をプレイさせて比較したのだそうです。

結果は「認知テストの成績はほとんど向上せず、3グループ間で差がなかった」(上記記事より)

確かにこれで「脳トレゲーム」に特別な力が無いということは、分かりました。

でも、3グループの結果については「ほとんど向上せず」であって「全く向上せず」では無いのですよね?
わずかな改善は、あったということなのでは?

私的には、もうひとつコントロール(対照実験)を追加して欲しかったですね。

・「期間中、ゲームはプレイさせず、その間、テレビの視聴だけをさせた群(単に寝ている、でも可)」

もし、この認知テストの結果が「まったく向上せず」または「低下していた」としたら、ゲームグループには「能力を著しく向上はさせないものの、維持する効果はある」なんて結論になっていたかもしれませんよ。

まあ、あくまでこれは妄想ですが…。

それから、この「脳トレ」というものについて。

ブームの火付け役の川島隆太教授は、もともとゲームとは関係なく
「毎日あるいは最低でも週3日以上、10分から20分ほど継続的に読み・書き・計算を反復学習することによって、非薬物療法として、認知症患者の脳の再活性化を促し、脳機能の改善、回復を促す」(Wikipediaより)

という理論を展開していたわけです。

で、この理論をゲームに持ってきたのが、任天堂の「脳を鍛える大人のDSトレーニング」です。

このゲームって(今さら説明するまでも無いですが)、基本的には、DS上でタッチペンを使って、計算とか漢字書き取りさせるソフトなんですよね。
DS上でのメリットは、次々問題を出してくれることと、結果を自動で記録してくれることくらい。それ以外は別に紙上でやってることと変わりありません。

もし、これに全く効果が無いということであれば、そもそも「10分から20分ほど継続的に読み・書き・計算を反復学習すること」自体に意味が無い可能性が高いということになります。

そうなんですか?
(別に私はそれでも構いませんが)

まあ、認知症患者と健常者では全く違うということなのかもしれませんが…(今回の実験は、健常者を対象にしている)。

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実際のところ、ゲームに限らず、そう簡単に認知能力とか記憶能力が向上する方法なんて無いと、私も思うんですよ。
「脳力」関連は近年、大げさに誇張されすぎて、ニセ科学の領域に踏み込んでいた気がします。

しかし…コンピュータゲームというのは、ある意味無限のツールなわけです。
バーチャルではありますが、様々な体験をシミュレートできます。

漢字書き取りだってできますし、モグラたたき、飛行機の操縦、体を動かすスポーツ、戦略構築、犯罪捜査などなども…。

もし、コンピュータゲームで認知・記憶能力を向上させることが、まったく不可能なのだとしたら…
認知・記憶能力を向上させるような手法やツールは、この世には一切存在しない、ということになりませんかね…?

つまり、認知力・記憶力は、努力ではどうにもならないということ。
生まれつきの差を埋めることは、不可能ということになるのではないかと…。

でも、それではちょっと希望がなさ過ぎるような気はしますね…。

結論(あくまで、当研究所の)

  • 「脳トレゲーム」は「他のゲーム」と比較して、思考力・認知能力向上効果について特に著しい差は無い。
  • しかし、コンピュータゲーム自体の持つ可能性そのものを否定するのは尚早ではないだろうか…
    なぜなら、コンピュータゲームはさまざまな体験を(スポーツでさえも)シミュレートできるわけだから。
  • でも、ゲームで体を動かしたりするくらいなら、実際にスポーツした方が良いに決まってるじゃないか!
  • そりゃあ、夜遅く帰ってきてから外に出かけてスポーツする気力や金(ジム代とか)があれば、ね…。

(2010.4.23)

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謎解き超常現象II

以前紹介した「謎解き超常現象」(ページ右下の、マイ本リストも参照)の続編が発売になりました。
(近場で売ってなくて、探し回っちゃいましたよ…)

今回も、面白かったです。良書です。

前作よりマイナーなネタも収集しており、少しディープな感じですね。私的にも目新しいネタもあって、収穫もありました。

また、今回はオカルトネタだけでなく「ニセ科学」にも言及しています。その意味では少し毛色の違ったものになっていますね。

以下、特に印象的だった項目についての感想です。
なるべくネタバレなしで書いてるつもりですが、ついポロっと核心に触れてる部分もあるかもしれません。ご了承ください

・ テレポーテーションした山小屋
これは初耳でしたね。最近の、しかも日本で、こんな面白い事件があったなんて。
一応、真相は推理されており、まあ納得もできるのですが、不思議な事件であることは確かです。
今回一番の収穫。

・ 自衛隊の戦闘機と衝突したUFO
これも初耳でしたが、そんなことよりも「日本で実際には起こってもいなかった事件が、事実として海外で記事になっている」ことがあるんだなぁと、それが面白かったです。逆もまた真なりなので、気を付けないといけませんねぇ。

・ UFO事件最大の謎「ジル神父事件」
事件そのものは知ってましたが(このUFO絵には覚えがある)、ここまで深くは知りませんでした。けっこう多くの目撃者のある信ぴょう性の高い事件だったんですね。
ちょっとファティマの聖母の事件にも似ているかも…。
こういう、真相が今一つ解明されていない事件も紹介している所も「謎解き超常現象」シリーズの良い所ですね。

・ 腸チフスのメアリ
・ 神秘、インドのロープ魔術

これは、私の好きな「怪奇現象博物館フェノメナ」でも取り上げられていた話で、当然知ってはいたのですが、「フェノメナ」は真相究明しない姿勢の本なので、真相推理したのを見たのは初めてかも。

後者「インド魔術」は、私もトリック説を支持しますが、本当は幻覚説の方が面白かったんだけどなぁ。「フェノメナ」にも書いてあった「あとでフィルムを見たら、奇術師は何もしてなかった」という話は、ショートショートのオチみたいで面白いと思ったものでした。

・ 迫る! 地球滅亡の時「2012年問題」の真相
このネタについては、以前ここでも言及したことがありましたが、それとは別の切り口です。
旬なので、こういうのもちゃんと押さえてますね。

・ 「石川県で降ったオタマジャクシ」
これ、ある意味、今回一番期待したネタでした(これも当時、記事書きました)。

ASIOSの見解では、「鳥犯人説」が有力ということのようです。
私も、この説を概ね支持したいとは思いますが、ただ、ちょっと面白味に欠けますね…(まあ、真相に面白いもつまらないも関係無いのですが)。

気になるのは、それほど当たり前の現象であるなら、今後も頻繁に目撃されるはずですよね。(一度話題になっているので、あれば報道もされやすいはず)
うちの近くにも、サギの集まる場所があるので、今後ちょっと気を付けて見ようと思ってます。

私は、発端の件は鳥説を支持するとしても、後続のいくつかはやはりイタズラだと思いますね。

・ タクシーに乗る幽霊
ずいぶん古典的なネタだな、なんて思いましたが、深い考察は読みごたえがあって面白いです。

ただ、ここでは、この話を完全な「都市伝説」と一刀両断してますが、それにはちょっと異論が。

「都市伝説」と言うと、現実にはこのような体験談は存在していない(完全な作り話)ように取れるのですが、似た話は実在したのではないかと…(物語の原型が先にあったのだとしても)。

知人に警察関係者がいるのですが、昔(多分、この話が一時的に話題になった時期ではないか)、同様の話が事件として扱われたというような話を聞いた気がするのです…。
ちょっとうろ覚えなので、いずれ機会があったら確認してみたいと思います(これ自体、捏造記憶の可能性もありますけど)。

あ、本当に幽霊が出た、とは思ってませんよ(何度も書きますが、信じてませんから)。

当時も、「タクシーが、お客を乗せる前にうっかりドアを閉じて走り出してしまったのを、後でお客が消えたのだと勘違いして幽霊話になったのではないか」という推理を聞いたような記憶があります。

あと、最後に、細かい突っ込み…

『ピリ・レイスの地図』の正体のP269で
1919年にスペインを発ったフェルナンド・デ・マガリェンス一行は(中略)、1522年に帰国した。」とありました。
なんと、マゼランは時空を越えていた!(超常現象!?)
…って、誤植ですね。1919→1519年の間違いだと思います。(お知らせした方が良いかな…?)(追記:お知らせしておきました)

色々書きましたが、とにかく楽しめました。

一部、ナナメ読みしてしまった項目もあったので(超能力捜査官とか、あまり興味無いので…)、もう一度じっくり読みなおそうと思ってます。

さらなる続編にも期待してます。

-----
超常現象ついでに…

個人的には、以下のUFO事件の真相を知りたいんですよね~。

どちらも信ぴょう性の高い事件(UFOが本物という意味では無く、事件そのものがウソでは無さそうという意味で)だと思いますが、納得できる説明を聞いた記憶が無いので…(既に答えは出ているのかもしれませんが寡聞にして知りません)。

・1986年の日航ジャンボ機UFO遭遇事件

(「日航ジャンボ UFO遭遇」で検索したらWikipediaに出てましたよ…。Wikipedia侮り難し…)

・1988年オーストラリアのUFO遭遇事件

Ufo1

(以前、大槻教授がUFOの本で言及していたような気もしますが…あまり納得できなかった記憶が…)

(2010.4.21)

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妄想コントローラ

また変なオモチャを買ってしまいました…。

妄想コントローラ」(バンダイ)

「ストリートファイター2」、「ゼビウス」、「ファミスタ」の三種があります。
(厳密には、スト2はキャラ違いの3種があるので、計5種ですが)

私が買ったのは…

「ストリートファイター2(リュウ、サガット、ブランカ)」と「ゼビウス」。

Moso

一体、これは、何なのか?

ひとことで言うと…

音だけでゲームをしているような気になれる玩具」です。

ファミコンコントローラのような形をしており、ボタンを押したりするとゲームのプレイ音が出ますが、押すタイミングなどによって反応が変わり、あたかも見えない画面で実際にゲームを遊んでいるかのように感じられるという…

まじめ(?)にやらないと、(想像の)敵にやられて、ゲームオーバーになってしまいます。

…まあ、バカ玩具(いい意味で)ですね…。

「スト2」は、キャラ毎に実際のゲームで使える技が使えます。
リュウなら下・右下・右で「波動拳」とか。
ブランカなら、連射で「電撃」とか。

技を上手く連続で成功させたり、細かく攻撃を繰り返していけば、勝てる可能性は高いです。
「昇龍拳!」「タイガーアパカッ!」は、やっぱり出すのが難しいですね…。

3人倒すと、ボーナスステージ(車を壊す奴)もあります(笑)。
やっぱり想像でガンガン攻撃を出して壊していくのですが、これも意外に難しい。

でも、リュウではなんとかクリアできました。勝てば「You,Win!」と言われます。

一応ゲーム中は、リュウのテーマ曲のイントロっぽい「デンデケ・デンデケ・デデンデンデデン…」という感じのBGMがループしてます(笑)。

「ゼビウス」は、ザッパー、ブラスターを使って、敵を攻撃します。
一応、仮想マップがあるらしく、上手く移動して攻撃しないと、ブラスター(下攻撃)が外れたりするようです。

攻撃を怠ると破壊されてしまうので、つい手が痛くなるほど連射しまくってしまいます。
実際のゼビウスでもこんなに連射しないだろ、みたいな。

最後には、「アンドアジェネシス(の音)」が出現します。うまく5か所(砲台4と、コア)にブラスターを当てられれば倒せるらしいのですが…
今のところ成功していません。けっこう難しい。

オマケで、「256発当ててバキュラを倒そう」モードも入ってます。
いや、それ都市伝説なんですが…分かっててやってますね。

個人的に惜しいのは、音がアーケード版ではなく、ファミコン版の方なんですね~。ちょっと安っぽい。
まあ、コントローラがファミコンぽいし、知名度的にはファミコン版の方が上のような気もするので、仕方ないか…。

まあ、これが分かる世代には、話のネタとしては面白い玩具ですね。

単に音が出るだけだったら、既にガチャポンでありました。
押すとランダムで「波動拳!」「昇龍拳!」「竜巻旋風脚!」って言う類のもの。
(このBlogの右上にある「にゃ~ボタン」の元ネタですね)

「妄想」は、それをちゃんと「インタラクティブに」反応するようにしたのが新しいですね。

他のゲームも出してほしいです。できればアーケード版希望(無理か)。

(2010.4.18)

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PIXELS

ふだん、あまりネットでムービーを見たりしないし、見てもそれほど心動かされることも無いのですが…

ギガジンの記事より…
「ピクセル」が地球を侵略してくるというコンセプトのすごいムービー

PIXELS by Patrick Jean 
(↑直リンク)

普通に見ても面白いしスゴい。
さらに、古参ゲーマーとしては、色々な感情を湧き立たされる作品ですね…。

コンピューターゲームの黎明期、表現の限界として登場キャラクターは「ピクセル(ドット)丸出し」にならざるを得ませんでした。

当時は、決してアートを気取ってデザインしていたわけではないと思います。
「これなら宇宙人に見えるだろう」とか「戦闘機に見えるだろう」とか、一生懸命にデザインした結果がアレだったと思うのです。

少し時を経て、1キャラに16色など使えるようになってからは、グラフィッカー達はなんとかドット臭さを消そうと努力していました。「ジャギ取り」なんて技術も編み出されたのも、そんな所からでしょう。

Dot1Dot2 (拡大)

※「ジャギ取り」というのは、右図のように、中間調の色を入れてドットを目立たせなくする手法のことです。 
(特定ゲームメーカーの方言かと思ってたら、一応共通語みたいですね。正確には「ジャギー」みたいだけど。)

そして、今や色数の限界も限りなく取り払われ、さらにポリゴン(3D)の表現力によって、ゲームグラフィックは実写に見紛うばかりに進化しています。

そんな昨今、一周回って、黎明期のピクセル表現が独特の表現手法としてちょっとした「アート」的に回顧されるようになったような気がします。
(ユニクロで最近、ゲームTシャツ「UT×JAPAN GAME」シリーズなんてのもやってましたね)

そう言われてみれば確かに、ドット絵にアートの要素はあるかもしれません。

最小限のドットと色数で対象を表現する…ある意味ミニマルアートですよね。

それに、制約が多いからこそ、対象をリアルに表現しようとするのではなく、あえて別の切り口で捕らえる「デザインのセンス」が問われることにもなります。

例えば、「ディグダグ」のプレイヤーキャラなんて、凄いと思うんですよ。

一応「穴を掘る人間」を描きたかったのだと思うのですが、結果は「全身白タイツの、赤い棒を持った人」。
でも、それがゲーム画面上では、生き生きと可愛らしく見える。下手に本物の人間らしく描いたら、あの味は出なかったでしょう。
「ディグダグ」のグラフィックは、敵のプーカァやファイガーなども含めて、天才の仕事だと思います。

話を戻すと…

今回のムービーは、そんなドット絵のアート性を踏まえた上で、それが昨今のリアルな世界描写に対し逆襲しているように私には見えました。(ちょっと穿ち過ぎているでしょうか?)

古いゲーマーであり、ドット絵好きな身としては、ついそんな見方をして心揺さぶられてしまったのです。
(まあ、作品自体は、最新のCG表現なわけですけど…)

(2010.4.15)

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シャーロック・ホームズ in 軽井沢

何度も書くように、私はシャーロック・ホームズ好きなのですが…。

ある時、軽井沢の観光チラシの地図に不思議な記述を発見しました。

「シャーロック・ホームズの像」

え?
なんで軽井沢にホームズ?

チラシには、特に何の説明もありません。

ホームズが日本に来たというエピソードは無いはず…。
いったい誰が、何のために…?

その正体を知りたくて、先日、現地に赴いてみました。
(まあ、ネットで調べれば済むという話もありますが…)

場所は、追分宿(長野県北佐久郡軽井沢町追分)。

大きな地図で見る

ホームズ像は、追分宿「分去れの碑」の近くにあるようです。

Wakasare
(分去れの碑)

ちなみに、「追分」というのは、昔の街道の分岐点のことだそうです。
今回知りました…。
(「江差追分」とか言葉は聞いた事ありましたけど…)

ホームズ像はこの辺らしいのですが…

!!

Kanban

さびれた看板発見…!

この辺りにこの道案内看板がいくつもありました。
けっこう、ヤル気あるみたい。

看板にしたがって行くと、草深い空き地があり…

Holmes01_2

こんなところに…。

Holmes02

シャーロック・ホームズ像!

Holmes03_2

なかなか良くできています。
心なしか、ジェレミー・ブレット氏にも似ているような。
(あれも原作の挿絵のイメージのキャスティングなんだから当たり前か…)

しかし…なんでこんなところに?

Setumei

なるほど…
翻訳家・延原謙氏が、ここ追分の仕事場で、日本で最初の「シャーロック・ホームズ」シリーズ全作品の翻訳を手がけたことから、ホームズ生誕100周年を記念して、「ホームズを愛する有志一同」によって昭和63年(1988)に作られたのだそうです。

しかし…この荒れた空き地にひっそりと立つホームズ像は、ちょっとした隠れキャラですな・・・。

当然、他に見に来ていたような人は誰もいませんでした。
もしかすると日本唯一のシャーロック・ホームズスポットかもしれないのに。ちょっと不憫。

映画も公開されたことだし、がんばれ、軽井沢のホームズ!

(心配しちゃってますが、実は日本のシャーロキアンの中では有名な物件だったりして?)

----
London
(おまけ。ロンドンのホームズ像。再掲)

(2010.4.14)

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デミおた

自分は、平均的な視点から見ると、多分「おたく」カテゴリに含まれるのかな、と思います。

小学校から※、中学校、高校、大学に至るまで、ずっと「マン研」に所属していました。

ガンダムを語らせたら、大抵の「ガンダム芸人」さん程度とはタメを張れると思います(1stに限るけど)。

フィギュア好きで(エイリアン参照)、中古漁りしたり、オークションでセリ落としたりもします。

ショッピングセンターなんかに行けば、まっさきに玩具コーナーを探したり(いいトシなのに)。

もちろんゲームにはドップリで、公共交通機関で携帯ゲームすることなどにもあまり抵抗を感じません(いいトシなのに)。

それもあって、自分の友人関連もそういう類の人たちが多いような気がします。
実際、その手の人たちと話をしている方が楽しいし、気が楽です。

ということは、自分も同じカテゴリにいると思って不思議は無いでしょう。

しかし…

一方で、「おたく」側の視点で見ると、自分は全然甘くて、本当にギリギリの線にいる気がします。

マンガやアニメも好きなのですが、本当に限られたものしか見ていません。
深夜の萌え系アニメとか、面白いものもありそうだな、と思いつつも全然開拓してない…。

語れるものも少ない。

ガンダムだって1stだけだし、アニメ・特撮関係では、他は「ウルトラセブン」くらいかな…。

あと「世界の怪物や妖怪」の類とか、「オカルトネタ」に関してとか、「節足動物(昆虫含む)系」に関してはちょっと自信ありますよ。でも、これらはいわゆるおたくとは方向違う気がする…。

…と、そんな感じです。

だから、「一般フィールド」で話す時には、「私はオタクですから…」なんて、半ば自虐的に言ったりすることもあるものの、「おたくフィールド」にいる時には、畏敬の念から、とてもおたくなどと自称できないのが実情です。

それで、長らく自分の立ち位置について、あいまいで寄る辺なく感じていたのですが…

最近、「パーシー・ジャクソン」を見て、いい呼称を思いつきましたよ。

パーシーは、半神半人なので「デミゴッド」と呼ばれています。

だから、(私みたいに)オタクに片足だけ突っ込んでいるような人は

「デミおたく(デミおた)」

と自称してはどうでしょう!?

…ということで、以後よろしくお願いします。>関係各位

Otak

(2010.4.10)

追記)小学生のときは、学校のサークルではなくて、仲間内でやってたのでした。

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東京スカイツリー

先日、東京スカイツリーを見に行ってきました。
(なのに、エイリアンの記事を先にしてしまう私。)

まだ建設途上ではありますが、最近、東京タワーの高さを抜いたとか。(4/3で338m)

最寄駅は、半蔵門線押上駅だと思いますが、あえて錦糸町駅から接近。
ここからだと、道に沿って、徐々に迫ってくるスカイツリーを楽しめるんですねー。

Skytree01
(町並みの中にそびえ立つ。電線もいい感じ)

Skytree02
(少し近づく)

Skytree03_b
( さらに近づく。けど、あまり変わって見えないな…。クリックで拡大)

Skytree04_b
(かなり接近。こ…これは大迫力。クリックで拡大)

Skytree07
(根元。こうなってるのか…)

Skytree06
(飛行船も飛んできました。周りをぐるぐる回ってました。)

Skytree08
(浅草から。アサヒのビールビルたちといっしょのショット)

なかなか壮観でした。周辺には、同じく見に来た人たちがいっぱいいましたよ(笑)。

これが、完成の暁には、この倍の高さになるんだから、すごいっすよね。
ドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ高さ、自立式電波塔としては世界一の高さとなるんだそうです。

完成、楽しみですね。
完成の時にはこれどころじゃないくらい人が集まるんだろうなあ。

(2010.4.8)

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リボルテック・エイリアン

「特撮リボルテック」シリーズ「エイリアン」フィギュア

4/1に発売されたばかりですが、早速ゲット。

リボルテックは、独自の関節ギミックを持ち、比較的自由度の高いポーズが可能な「海洋堂」のフィギュアシリーズです。
すでに、パトレイバーの「ヘルダイバー」とか、持ってました。

で、そのラインナップに「特撮」フィールドのキャラクターがラインナップ。
その第一弾が「大魔神」と、この「エイリアン」ですよ。

Box01
(クリス・ウェイラス氏も絶賛だそうです)

Box02
(ボックス内部)

スターシップエスケープ」なんてゲームも作ったように、私はエイリアン大好き。

中でも「1」が好きなんですが、今回のエイリアンはその「1」のものです。
「1」のエイリアンは、ギーガー氏の気色悪デザインセンスが最も反映されていて、良いですよね。

Alien01
(うおお…キモかっこいい…)

Alien25
(横から。ゆらぁ~…)

Alien03
(きしゃーっっ!)

Alien04

口の中の口「インナーマウス」も出せます。
ただ、形状がイマイチかな。
開いた形状にすると引っ込められないからでしょうね。別パーツにしても良かったかも…

Facehagger

「エッグ」と「フェイスハガー」のオマケ付き。フェイスハガーは、独立します。
ここまで来たら、「チェストバスター」も欲しかった。

実際に見るまでは、リボルテックの独特の関節が目立って、ちょっとかっこ悪いかも…なんて思っていましたが、意外に気にならなかったです。

いや~、良いですね。これは良いものだ。
久々のフィギュア好き魂を満足させられましたよ。

…と、褒めてばかりでしたが、あえて難点も書くと…

自由度の高いポーズが可能のリボルテックなのですが、実際にポーズを取らせるのにはコツが必要。
適当に回そうとしても、思うように動いてくれません。
下手に動かそうとすると、関節が分解しそう。凄く気を使います。
(稼動のコツは取説等にも書いてあります)

まあ、「1」のエイリアンは、劇中でもほとんど派手なポーズは取らなかったので、それほど関節動かさなくても、劇中の雰囲気を表現するのは可能なんですけどね。

しかし、動かさないのであれば、かつてコナミが食玩で出していた「SF Movie Selection エイリアン vol.1」で充分という話も…?

Aliens
(コナミSF Movie Selection エイリアン )

いや、やっぱりこのサイズ感と、可動できるのは良い!
連日、箱から出して眺めたり、また仕舞ったりしてニヤニヤしてます。
(そんな自分が、エイリアンより怖い…)

(2010.4.5)

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「お化け屋敷で科学する」・パート2

以前(ちょうど一年前くらい)記事に書いた、日本科学未来館の特別展「お化け屋敷で科学する」が、パート2になって帰ってきたようです。

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企画展「お化け屋敷で科学する!2 ~恐怖の実験~」

開催期間: 3月10日(水)~5月31日(月)
開催場所: 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン b

「怪奇現象は一体なぜ起きるのか?お化け屋敷で恐怖しながら、恐怖について学び、考える企画展。お化けに関するさまざまな疑問に科学的な目線で答えます。」(日本科学未来館HPより引用)

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前回行きましたが、けっこう面白かったです。
新ネタもありそうだし、私もまた行ってみようかな。

<お化け(幽霊)に関する関連記事>

・ 幽霊の設定
・ 幽霊の正体

(2010.4.3)

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映画「シャーロック・ホームズ」

映画「シャーロック・ホームズ」を観てきました。

私がシャーロック・ホームズ好きなことは、以前も書きました。
以前の記事1)(以前の記事2

原作好きなので、まず原作に忠実かどうかを、つい評価してしまいます。

映像作品としては、私的にはグラナダTVの「シャーロックホームズの冒険」(ジェレミー・ブレットさん主演)が至高作品です。
こちらは、原作にかなり忠実だという点で、世界のシャーロキアンからも定評がある作品ですね。
(そのグラナダのものでも、終盤の何本かには、原作をかなり歪めかつ出来が悪い回がありますが)

しかし、今回の映画に関しては、予告編の時点で既に「原作とは全然違う」ということはわかってました。
なので、「原作の映像化」として楽しむというよりは、あくまで派生作として(パロディとして、と言っても良いかも)楽しみに行くくらいのつもりでした。

そういう視点で見た感想としては、けっこう面白かったです。

Holmes

今回の映画は、全体のストーリーの整合性や、推理の論理展開とか、その辺はあまり重視していないように見えます。
(推理モノの面白さとしては、名探偵コナンくんの方がよほどちゃんとしてます)

むしろ、シャーロック・ホームズの、キャラクターの面白さというのを重視して描いている感じ。
でも、ある意味それはそれで、原作の正しい評価かもしれないとも思いますね。

シャーロックホームズは、世間的には「推理小説の開祖」的な評価が大きいようですが、実際にはむしろキャラ物要素が強い小説だと思ってます。
そして、ホームズ好きの多くは、そこが好きなのではないかと(私もですが)。

映画は、そのシャーロックホームズのクセのある人物像を強調し、面白可笑しく描いてます。
ホームズ役の、ロバート・ダウニー・Jrさん(社長っ!!)の演じる、かなり破天荒で一般社会になじめない意味でのダメ人間的ホームズ像が、確かに、ホームズって誇張するとこんな感じかも…と思わせてくれてイイ感じ。

それに対比して、そんなホームズに手を焼きつつも友情を忘れない、常識人的イギリス紳士のワトソン君を、ジュード・ロウさんが演じていて、これもまた良いです。

この二人が、やけに格闘が強いのが可笑しい。
たしかに、ホームズの方は拳闘や「バリツ※」の心得があるし、原作でもボクシングのシーン等あったので、多少強くてもわかりますが…ワトソン君が格闘で強いなんて話は原作にはなかったような…。
でも、かつてインドの従軍医師だったわけだし、タフでも変では無いのかな。

※ ホームズに登場する「バリツ」は、「武術」の誤記かなにかとずっと思ってましたが、先日「世界ふしぎ発見」で、日本の柔術を元にして作られた護身術「バーティツ(bartitsu)」のことではないかという説をやってました。へぇ~!

さらに、この二人に加え、「ボヘミアの醜聞」のアイリーン・アドラーが、ルパン三世の不二子ちゃんみたいなキャラになって大活躍!
なるほど~、そういう解釈にしたのね。これはこれで面白いなあ。

予告編では、アクションシーンばっかりで、「ダイハード」みたいな(笑)ホームズなのかなと思ってましたが、そこまででは無かったですね。まあ体育会系なノリなのは確かですが。

そんな感じで。ホームズ好きの私としても、なかなか楽しめました。

ちょっと、続編のありそうな終わり方でしたが…さて。

追記)

・ワトソン君の婚約者メアリー・モースタン嬢は、「四つの署名」のヒロインで、原作でもワトソン君の妻になった人。

・グラナダのシャーロックホームズのオープニングを意識したようなカットがありましたが…わざと?偶然?

・ブラックウッド卿というのは原作のキャラでは無く、アレイスター・クロウリーという、実在したオカルティストがモデルになっている…らしい。

(2010.4.1)

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