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エルドラージ覚醒

Magic The Gathering(以下マジック)の新作が出ていました。
またとりあえず、公式ガイドを買って眺めています。

エルドラージ覚醒公式ハンドブック」

ゼンディカー・ブロックの2番目の大型エキスパンション。
大型エキスパンションのためか、前作まで(ゼンディカー、ワールドウェイク)の流れとは少し違った雰囲気になってます。

今回の主な新ギミックは以下…

・滅殺/Annihilator
(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントをN個生け贄に捧げる。)

「エルドラージ」という種族のみに付けられた能力ですが…これはとんでもない。
攻撃すれば(それがブロックされようが)、能力発動します。
しかも、平気で「滅殺4」とか「滅殺6」とかいるんですよ。
攻撃する度に、こちらのパーマネント6つも生贄って…その時点でもう終わってますよ。

まあ、「エルドラージ」だけしか持ち得ない能力ということで、かなり異例の存在のようですが。
(エルドラージについては後述)

・反復/Rebound
(この呪文が手札から唱えられた場合、解決時にそれをあなたの墓地に置く代わりに、それを追放し、あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からそれのマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。)

要は、1回のコストで2回発動するスペルということですね。
おトクな気もしますが、二回目の効果は必ず次の自分のターンのアップキープということで、微妙に融通利かない感じも…。

・Lvアップ
([コスト]:このパーマネントの上にLvカウンターを1個置く。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。)

これは面白いですね。Magicに「RPG要素を入れてみた」って感じ。
コストを払ってレベルアップさせると、次第にパワー/タフネス値が上がったり、新たな能力を獲得したりします。
まさにRPG的。
イーブンタイドの「運命の大立者/Figure of Destiny」というカードが、そのギミックの源泉っぽいです。

ただ、大金(マナ)つぎ込んで育てた後で、黒の除去呪文などであっさり破壊されてしまったら、ちょっと悲しいですね…。

あと、レベルアップ表示にカウンターを大量に必要とする所とか、ちょっと面倒ですね。
「神河」であった「反転」カードも少し似ていますが、こちらの方がギミックとしてはすっきりしてたかも。

(あと、ちょっと思ったのは、このギミックって、カードゲーム「バトルスピリット」に似てるかな…なんて。
まあ、あらゆるTCGはMagicが元になってるわけだし、ゲームなんて、お互い影響を与え合ってナンボですよ…ハハハ…。)

・族霊鎧/Totem Armor
(エンチャントされているパーマネントが破壊される場合、代わりにそれが負っているすべてのダメージを取り除いてこのオーラを破壊する。)

オーラエンチャントって、クリーチャーが破壊されると一緒に消えてしまうため、もったいない感が強いです。
「装備品」という対抗馬が現れてからは、さらにもったいない感上昇。
そのマイナス面を解消したのがこのギミックですね。クリーチャーが破壊されるのを一回だけ阻止してくれます。

これならオーラエンチャントでも、かなり使う気が起こります。これは良いですね。
先のLvアップクリーチャーに使えば、除去呪文耐性にもなるし、相乗効果が期待できそう。

もう、全てのオーラエンチャントに族霊鎧機能を付けてもらいたい。

・エルドラージ/Eldrazi
ギミックでは無いですが…
今回のセットのストーリー面に大きくかかわる、とんでもなく強大な存在です。
絵柄を見ると、クトゥルーの旧支配者というか、エヴァの使徒というか、「神河」のカミというか、そのあたりのイメージが源泉にあるのかなと思わせます。
(※ 公式ハンドブックのあとがきに、クトゥルーの影響があると書いてありましたね。やっぱりね。)

これが、設定のイメージ通り、とんでもなく強力。
パワー/タフネスが、10/10とか12/12とか15/15とか…そんなやつゾロゾロでドレッドノートもびっくり。
さらに、唱えただけで(カウンターされても)カード4枚引けるとか、その上、滅殺持ちだったり。ひぃ~。

その分、コストも10とか15とか、普通なら使わないレベルなんですけど…。
このコストも、セット全体では色々な対処ができるようで、召喚は必ずしも非現実的でも無いようです(全部無色だし)。

こんな巨大なクリーチャーを召喚して攻撃させられたら、派手で気分良いでしょうね〜。「デュエルマスターズ」などの子供向けカードゲームでも、やっぱり強くて派手なカードが目白押しなので、マジックでもその辺を取り入れた感じなのかな。

あ、でもマナが揃っても、やっぱりカウンターされたり、除去一発で破壊されることもあるんですよね(カウンターや破壊できない奴もいるけど)。
本当に強いかどうかは、使ってみないとわからないですね…。
出たら勝ちって感じで、ロマンはありますけどね。

今作は、エルドラージやLvアップクリーチャーを充分楽しめるように、全体的にゲーム展開がスローになっているようです。
ということは、ゲーム時間が少し長めになるということかな?

お手軽が好まれるこの時代に逆行している感がありますが、さすが本家の余裕というところですね。

(2010.4.30)

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