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2010年5月

ハイパーメディアクリエイター

高城剛さんと言えば、「ハイパーメディアクリアイター」。

かつて、映像・デジタル業界において一世を風靡していました。

ただ、その理由が、今一つ良く分からない。

そんなもので、関連業界の一部の人間からは、その風貌や言動と併せて、なんか「うさんくさい人」というようなイメージで見られていたようです。
(失礼ながら、私もその一人でした)

少し前には、沢尻エリカさんとの離婚問題で、話題になってましたね。

正直、そんなに高城さんに興味あるわけでもなかったので、詳しい来歴は知りませんでした。
それで、騒動で話題になった時、Wikipediaで調べてみたのです。すると…

「…しかし、数々のクリエイターから、何を収入源としているのか分からない、などとコメントされており、その実績・才能共に疑問視されている。彼のビジネスであるデジタルコンテンツ制作は、作品よりも、彼の話術で、企業からカネを引っ張っている部分が大きい。

…などなど、かなり酷い書かれようでした。

私も、よくWikipediaを利用しますが、こんな酷い書かれ方をしている人を見たこと無い。
悪意があるとしか思えない。
しかも、[要出典]が多く、ソースの明らかでない誹謗情報にも見えました。

さすがに、私と同じくこれは酷いと思った方がいたのが、現在では穏便な書き方に修正されています。

いや、一時はすべてのネット住人が「まあ、こんなもんで妥当な評価だろう」と考えているのかと思っちゃいましたよ。(単にあまり興味無かっただけかもしれませんが…)

Wikipediaの自浄機能も、まだまだ捨てたもんじゃないですね!

芸能ニュースとかでも、やたらバッシングされて、ちょっと可哀そうなくらいでした。
(例えば→ 「キモい」「無能」「お金がない」高城剛への猛バッシング! )

ご本人のBlogも話題になっていました。騒動に困惑しているようなコメントを書いているとか。

野次馬根性で、ちょっと高城さんBlogを覗いてみました。

TSUYOSHI TAKASHIRO -BLOG-

ご本人は現在、ベトナムに行っているようです。
騒動のコメントにも疲れたのか、今は淡々と写真のみをアップしているようです。

その写真を見た瞬間…

「う、上手いわ…」

アップされている写真が、上手いんですよ。

いや、プロパーの写真家(土門拳さんとか)と比べて、とまでは言いませんが…
私のような者の撮る写真と比べたら、格段に上手い!(比べるなよ)

私も、似たようなシチュエーションの写真を撮ったりしますが、こんな風には写せないです。
まあ、機材も良いんでしょうけど…それ以上に、やっぱりセンスが良いのでしょう。

やっぱり、メディアクリエイター・映像作家の肩書きは、伊達じゃないんですね。

ただの、「うさんくさい人」とか思っていて、すみませんでした…。

(2010.5.29)

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ミニチュア写真

風景写真をミニチュアのように見せる手法がありますよね。

私がそれを最初に見たのは、2008年、森美術館で催された「アートは心のためにある:UBSコレクションより」展のオリヴォ・バルビエーリさんの作品だったと思います。

この時は、ビックリしました。

その後、色々な場所でこの技法を見るようになりました。
CMなんかでも、一時よく見ましたね。

実は、いろいろな人がこれをやっているようです。私が最初に見たのはバルビエーリさんでしたが、この技法の開祖が誰なのかは知りません。

日本で有名なのは、本城直季さんや、野口克也さんでしょうか。

このような写真をちゃんと撮るには、航空写真を使ったり、特殊なカメラを使ったりする必要があるようです。
さすがにそれは素人には難しい。

でも、画像ソフトの後加工で、疑似的に作ることは可能です。

以前も作ってみたことがありました(出来は微妙ですけど…)。ちょうど、あの頃、流行ってたんじゃなかったかな。

唐突ですが、久々にこの写真を作ってみようと思いました。

やり方は、既に色々な所で解説されていますが、ここでは我流でやってみます。
(PhotoShopCS4を使ってますが、同じようなことができる画像処理ソフトがあれば可能だと思います)

1.写真を用意する

できれば、展望台のような所から撮った写真が良いですね。
見た目がなるべく並行投影に近い写真が良いのですが…航空写真でも無いとなかなか難しいですよね。
大きく撮った写真の一部を拡大トリミングすると、それらしく見えることもあります。

まあ、ちょっと俯瞰で撮った景色写真とかでも、それなりに見えるんじゃないかと思います。
今回はそんな写真を使ってみます。

Initial

2.被写界深度を浅く見えるように加工

ミニチュアに見せるには、要は焦点部分以外がピンボケしているようになれば良いのです。
なので、一番簡単には、写真の上方と下方を選択して、ボカシをかければ出来上がり。

ただ、この場合、選択領域の内外でくっきり線が出てしまうので、もうちょっと手をかけてみます。

  • ボカシをかけたい部分(通常は画面上下)を選択します。
  • クイックマスクモードをONにします。(マスク領域が赤く表示されます)

Katei
(矢印がクイックマスクモード)

  • フィルタの「ぼかし(ガウス)」をかけます。マスク領域の境界をなめらかにするためです。例えば、大胆に60くらい。
  • クイックマスクモードをOFFにします。(選択領域の点線が表示されています)
  • また、フィルタの「ぼかし」をかけます。今度は被写界深度を表現するためのボカシです。控えめに7くらい。
  • これで、被写界深度加工は完成です。

    3.コントラスト、彩度を調整

    色調補正での「コントラスト」と「彩度」を上げると、よりミニチュアっぽく見えるようです。
    さらにアンシャープマスクをお好みに合わせて少々。

    完成。

    Result02

    どうでしょう。
    …い、イマイチですか…?

    では、これはどうですか…

    Mini01

    さらに輪郭に黒ボカシを入れて、古いカメラの写真っぽくしてみました。

    これもイマイチ?

    じゃ、これは!!

    Mini04

    …。

    …すいません。

    これ、東武ワールドスクエアの写真(元からミニチュア)でした…。

    (2010.5.26)

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    ハーバード白熱授業

    ハーバード白熱教室」 NHK教育 毎週日曜18:00~19:00

    以前にも一回だけ見たことがありましたが、今回見て、あらためて「イイなあ」と思ってしまいました。

    なにがイイって…大学であんな熱い授業が行われているところが、うらやましいです。
    さすがハーバード。

    自分の大学時代、あんな熱い授業は無かった気がします。
    あんな授業ばかり受けていたら、ものの考え方とかも変わっただろうなあ。

    もっとも…それを学校の責任ばかりには出来ませんけど。
    やはり、そもそも、学生である自分たちにもヤル気が無かったんですよね。

    だから、実際にあんな白熱授業が行われていたとしても、「馬の耳に念仏」であった可能性は大きいですね。

    学校の授業のありがたさというのは、卒業して何十年も経って、ようやく分かった気がします。
    今、同じ授業を受けていたら、もう少しは吸収できるんじゃないかなあ。受ける側の姿勢の問題は大きいですね。

    番組に出てくる学生さんたちは、さすが頭イイって感じがします。
    自分は、あの歳にあんなにしっかりした意見(思想)は持ってなかったなあ…。

    もっとも、そんな自分だっただけに、あの熱さはちょっと危険な気もしました。

    当時あんな授業を受けたら、多分、心酔してしまって、あの先生の言われることは、一から十まで正しいと信じてしまったでしょうね…。

    私の見た回では、ジョン・ロールズという哲学者の「正義論」という著書についてが議題でした。

    「正義論」では、
    「努力に報いる分配システムである能力主義は、不公平であると主張する。
    なぜなら、生まれながらに才能があっても、努力の成果として才能を獲得したわけではないからだ。
    それは生まれてきた順番のような恣意的な要素によるところが大きいため、自分の功績だと主張できない。」
    としています。(上記番組HPより引用)

    そして、社会システムとして「格差原理」というのを提唱します。
    「「格差原理」とは、最も恵まれない人々の利益になるような社会的・経済的不平等だけが認められるという原理。」
    (上記番組HPより引用)

    噛み砕いて言えば、「ビル・ゲイツのような大成功者も、その成功には自らの能力以外の要素が大きく関与しているのだから、その富を社会、特に最下層の人々の利益に還元する義務がある。そして、この類の不平等(自分の稼いだ金を、社会に還元しなければいけないという)だけは、認めなければならない。」
    …ということだと思います。

    カッコイイ!
    少なくとも、この論理展開は、カッコイイと思いました。能力主義に反対する意見として、これ程理路整然と語られるのを聞いた事が無いです。
    「なんとなく貧しい人は可哀そうだから…」的な、感情論はよく聞くのですが。

    学生当時にこの論を聞いたら、もう、絶対正しい!と思っていたでしょうね。

    …ただ、今の(ヒネクレ切ってしまった)自分としては、これにも、ちょっと突っ込みを入れたくなりました。

    努力の価値を認めず、最下層というだけで利益を得られるとすると、「努力をせずに最下層にいる人たち」を正当化することになりませんかね。
    それは、「一生懸命努力しても報われない人々」に対しても、不平等を感じさせないでしょうか。

    あと、「身を切らなければいけない層」の線引きが難しいように思います。

    そりゃ、ビル・ゲイツさんや、アラブの大富豪などがそれに類するのは容易に推測できるでしょうが、たまにちょっと贅沢できるくらいの稼ぎを出している人たちは、どうなのでしょう。
    可処分所得が平均値以上の人たちは、全員、下層の人たちの利益に貢献しなければいけない…とか?

    世間の多くの人たちは、ゲイツさんが身を切る事には賛成できても、自分自身が切らなければいけない立場になったら、反対するんじゃないでしょうか?
    「オレは月々携帯に2万円、ゲームに1万円、漫画に5000円、フィギュアに3000円使っているが、他人に貢げるほどは稼いじゃいないぞ!」とか。

    だいたいにおいて「正義」を定義しようという所が、大胆に過ぎませんかね。

    その辺り、能力主義を支持していた学生さんあたりに、突っ込んでほしかったなぁ。

    (もっとも、あの先生のことだから、そんな反論しても、さらに違う視点から切り返してきそうな気もしますけど)

    まあ、でも、あの講義の価値は、言っていることが正しいとか間違っているとか、自分の意見に合っているとか合っていないとか、そういうことはあまり関係ないのです。

    先生も学生も、活発に理路整然と議論のやり取りをできている所に、自分がかつて出会えなかった価値を感じたのです。

    (実は、不毛なやりとりは、TVでは編集されていたりして…)

    (2010.5.24)

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    ジョウカイボン

    ようやく暖かくなってきました。久々にマイナーな昆虫写真です。

    Kurojokai

    名称 :アオジョウカイ(黒化型) 

    体長 :14~18mm程度

    生息場所 :北海道~九州

    特徴 :カミキリムシに似ている。地味

    パワー :★★☆☆☆  (※深い意味なし)

    ジョウカイボン科の昆虫です。
    (アオジョウカイ黒化型と書きましたが、クロジョウカイの疑惑もあり)

    一見、小型のカミキリムシにも見える、いたって普通の昆虫。
    実際に、色々な所で見つかる、珍しくもない昆虫です。

    でも、「ジョウカイボン」という名前は、知ってました?

    この名前が面白くて、子供の頃からなんとなく親しみのある昆虫でした。
    (特に、好きだったというわけでも無いですが)

    カミキリムシに似ていますが、こちらは主に肉食で、むしろホタルに近い昆虫です。

    この名前は、平清盛の法名「浄海坊」から来ているようです。

    この名は、毒(カンタリジン)を持つカミキリモドキ(似てます)とジョウカイボンが混同され、清盛の死因の熱病と毒が関連付けられ、付けられた名前ではないか…という説がネットにありました。

    ちなみに、日本のジョウカイボンは毒を持ちませんが、海外には毒を持つものもいるようです。
    毒の名前カンタリジン (cantharidin) は、ジョウカイボン科の学名Cantharidaeから来ているものだそうです。

    ジョウカイボン自体は、昔から知っていましたが、幼虫がどんな姿なのか知りませんでした。

    成虫がカミキリムシに似ているので、漠然とカミキリムシの幼虫に似てるのかな…とか。
    カミキリムシの幼虫は、木の中にいる、白くて長いヤツですね(テッポウムシ)。

    最近、偶然発見。

    Jklv01

    ジョウカイボン科の幼虫。八海山の残雪の上にて。

    なるほどー。どっちかというと、ホタルの幼虫に似てますね。
    確かにホタルに近いというのも分かる気がします。

    この姿からでは、種の詳細までは分かりませんが、近くにジョウカイボン種の成虫もいました。

    Muneakakuro

    ムネアカクロジョウカイ。(ホタルに似てますね)

    もしかしたら、これの幼虫だったのかな?

    しかし、成虫とこんな大きい幼虫が同時に存在することもあり得るのか?

    ちょっとよくわかりません…。

    -----

    Akahana
    (ちなみにこちらはカミキリムシの仲間、アカハナカミキリ。ややこしいなぁ。)

    (2010.5.21)

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    カタパルト・ツヴァイ

    Catapult2_pic

    「カタパルト2」をプレイ

    CATAPULT ZWEI!(カタパルト・ツヴァイ!)

    [ はじめに ]

     

    前作「カタパルト!」をちょろっと改造しただけの(笑)、二人のプレイヤーで対戦するマルチプレイゲームです。

    [ 操作方法 ]

     

    二人で交互にプレイします。
    マウス操作で弾丸を発射します。

    <弾丸の発射方法>

    • catapultL/catapaltRボタン:表示されている側の発射準備ボタン。 これを押すと発射可能になります。
    • マウス左ボタンを押します(画面のどこでも構いません)
    • 撃ち出したい方向にサッとマウスを移動しながらマウスボタンを離すと、弾が発射されます
      (離した瞬間の角度とスピードが弾の角度とスピードになります)

    ※ 当てるのはなかなか難しいです。根気よく、プレイしてください…。

    [ ルール ]

    • 弾を発射して、相手のカタパルトに命中させてください。
    • 「catapultL」/「catapaltR」ボタンと旗マークが表示されている側が、順番プレイヤーです。(順番は必ずL(左)側からです)
    • 発射前には必ず発射準備ボタンを押します。
    • 一発撃つと、相手の順番になります。
    • 交互に撃ち合って、どちらかが相手に命中させると1ラウンド終了。
    • 3ラウンド終了時に得点の高い方が勝利となります。

    得点表

    • 相手に命中:1000pts×ラウンド数
    • $袋:500pts
    • 木:100pts

    --------------------
    注:一部フォントに指定のものが使われない可能性があります。
    (Macでプレイした場合など)
    プレイに大きな支障はないのでご容赦ください。
    --------------------

    [ 備考 ]

     

    「カタパルト!」を作ってる途中で思いついた別バージョンを、作ってみました。

    この手のゲームは、昔からありますよね。角度とスピードを入力して撃ち合うやつ(正式名称は忘れた)。

    本作は、マウスでアナログチックに弾を撃ち出すところが、一味違います!

    まあ、それだけと言えばそれだけですが…。

    対戦ゲームって良いですよね。二人で遊ぶと、きっとオモシロイと思いますよ。(あまりに当たらなくて、イライラしてケンカになっても当方責任負えませんが…)

    点数制にしたのは、ちょっとややこしかったかな…。

    (2010.5.19)

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    虹の雲

    珍しいものを見ました。

    Arc01
    (クリックで拡大)

    山上に虹のような光が!

    新潟県、八海山ロープウェー山頂駅付近から、八海山山頂・薬師岳を臨む方角。
    2010年5月16日10:30AMころ。

    Arc02_2
    (クリックで拡大)

    色は虹のように見えますが、虹とは違って大きな弧は無く、雲に色が着いている感じで、やや上方に反ってわずかに弧を描いているように見えます。

    発見から30分間くらい出ていました。

    Arc01up

    神秘的な光景でした。しばらく見とれてしまいました。

    しかし、なんでしょうこれは…。

    吉兆を予言するという瑞雲なのか…
    地震の前兆か…
    宇宙からの…

    なんて…うすうす、「彩雲」という気象現象ではないかと推理していました。見たことは無いですが、虹色の雲が見えることがあるという話を聞いたことはあります。

    しかし…調べてみると、どうやら、それとは別の、「環水平アーク」という現象らしいことがわかりました。(詳しくはリンクを参照)

    そんな気象現象があるとは、知りませんでした…。へええ!

    超常現象では無かったですが、けっこう珍しいものなんじゃないでしょうか?

    なんか、珍しいものを見られてラッキー。
    (下調べせず行った八海山は、まだ雪が積もっていて、全然歩けなかったですが…)

    (2010.5.17)

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    「アオイホノオ」が心に痛い…

    コミックス「アオイホノオ」の2~3巻が出ていることに、最近になって気づきました…。

    掲載誌が廃刊になったという話を聞いて以来、出ていないものと思い込んでいて…。
    (本屋に行くたび、ちょくちょくマンガ新刊コーナーは見てたんだけどなぁ…。たまたま巡り合わせが悪かったのか…)

    というか、来月6月には、4巻が出るんじゃないですか…。うかつにも程がある。

    相変わらず、面白かったです。

    しかし…なんというか…。

    「アオイホノオ」読んでると、面白いのと同時に、「痛い」んですよね…。

    何がって…あの主人公の痛々しさが、過去の自分にオーバーラップして…。
    大笑いしながら、読了後には満身創痍になっている自分に気付く…みたいな。

    自分は、あまり徹底していない「デミおた」ですが、中学、高校、大学と、過去マン研に所属していたりして、同じような「痛い」空気の中で生きてきたのです(苦笑)。
    (島本先生とは若干、世代は違いますが…)

    ええ、「ハーロック」とか「999」とか、影響されまくってましたよ。松本零士先生は心の師でした。
    (「戦場漫画シリーズ」とかも…。「この世に無敵の戦車は無い。あるのは、鉄の棺桶だけだ!」とかね(ちょっと違ってる?))

    「金田動き」とかも言ってました(笑)。

    赤ルパンの中でも「アルバトロス」と「さらば愛しき」は別格だなんて話もしてました。
    (評価は別として、「カリオストロ」より「マモー」の方が本来のルパンぽいよなぁ…なんて話とかも)。

    私的にはそれら以上に「ガンダム」でしたけど。(やっぱ、安彦サンの回は絵が良いよなぁ…、とか)

    さらに言えば、マジで漫画家を目指してたこともありましたよ。
    投稿もしましたし、持ち込みもしましたし…(恥ズカスー)。
    結果、まあ、漫画家には成れていないわけですが。

    私も、自分が下手だということを薄々気づいてた口なんですけどねぇ…。
    漫画家にならないにしても、もっと向上心を持って絵の勉強をすべきだったなぁ…。
    そんなことだから、仕事でも中途半端なことに…。

    「アオイホノオ」はかなり自虐的に描いてますが、それでも結局、島本さんはプロになって第一線で活躍してますからねぇ。

    余裕の自虐なんですよね。

    (「心に余裕がある人ほど、自虐をやれる」というのは、私の持論。
    逆に余裕が無い人ほど、自分の守りに入ってしまうと。)

    でも、後々漫画家さんの実情を知ってみると、あれはあれで大変だなぁと思いましたけどね。
    必ずしも自由気ままにやっているわけではなく、他の仕事同様、ビジネスライクな側面も色々あるようで…。

    こんなblogを書いていられる今の方が、よっぽど気楽で自由ということか…。

    -----

    アニメ店長4」も出てたんですね。これも同時に気付きました…。

    刊行の間隔が長いし、扱っていない書店もあるしで、これまた見落としがちなんですよ。

    こちらは、気楽に楽しめますね。

    偏った漫画ですが(笑)、相変わらず面白いです。
    (あ、でも、アニメイト関係者の方には、やっぱり痛かったりして…?)

    (2010.5.15)

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    アリス・イン・ワンダーランド

    この間の、映画の話の続きです。

    アリス・イン・ワンダーランド

    3D字幕版で観賞。ロードショー物としては初3D映画体験です。(IMAXとか、科学未来館とかは別)
    3Dの方式は、偏光式でした。

    3D映像に関しては、「まあ、こんなものか」という感じもあり。

    最初のうちこそ、「おおっ!」と思いますが、だんだん慣れちゃうんですよね。
    3Dの方式の問題とか、そもそも「アリス」は「後加工3D」だという点もあるので、3D全体の評価にはならないと思いますが。

    しかし、心配していた3Dによる苦痛はほとんど無かったです。もっと目が疲れるとか、「3D酔い」するかもと思っていたんですが。
    いやいや、3D恐れるに足らず。

    映画の内容に関してですが…

    いや、思っていたより、かなり良かったですよ。
    バートン監督なんで、毒っぽい内容にもなりかねないと思っていましたが、意外に素直な感じで。これなら子供でも充分楽しめそう。

    個人的に、アリスの映像化としては、ディズニーアニメ版に次いで2番目と評価したいです。(ディズニーアニメ版は別格ですね…)

    もっとも、今作は原作の映像化ではなく、「続編」ですけどね。却ってそれも良かった気がします。

    原作にはあまり一貫したテーマやストーリーは無いですが、今作はちゃんとストーリーや裏テーマがあったりして、アリスが狂言回し以上の活躍を見せます。
    原作の映像化でやってしまうと鼻に付きそうですが、続編と言う体裁なので許せてしまいます。バートン監督の手柄かどうかわかりませんが、この選択は英断ですね。

    Alice01
    (ジャバーウォックも持ってたと思ったのに…見つからなかった…)

    以下、例のごとくウザイ感想です。ややネタばれもある…かも?

    登場クリーチャーのデザインがいい感じでしたね。
    原作の挿絵のイメージをかなり引き継いでいますね。これなら原作ファンも納得かなと。
    動かし方は、むしろディズニーアニメの影響が強いかな?チェシャ猫の神出鬼没な感じとか、アニメ版まんまですね。
    まあ、ディズニー映画だし、バートン監督だし、これはアリですよね。

    特筆すべきは、「ジャバーウォッキー」!(原作ではジャバーウォック)
    これまた原作の挿絵にかなり忠実なデザインで(さすがにチョッキは着てないけど)、恐ろしいクリーチャーとして登場してました。

    それを倒すための剣は当然、「ヴォーパルの剣」!
    邦訳本ではかつて「けしにぐの剣」とか「こお栄えの剣」とか訳されてましたが、映画では素直に「ヴォーパル」としてましたね。

    加えて、ジャバーウォッキーの詩から、「バンダースナッチ」とか、「ジャブジャブ鳥」とかも映像化されてましたね。原作では描かれていなかったし、ディズニーアニメにも登場しなかったキャラなので、ちょっと嬉しかったです。
    バンダースナッチはけっこう可愛かった(笑)。

    キャラクターは原作やアニメ版に比べても、全体的にかなりまともになってましたね。
    特にマッドハッターが、全然マッドではなく、すごい良い人になってたり。
    まあ、原作のようにマッドなキャラばかりだったら、収拾付かないですもんね…。

    個人的には大変面白かったです。
    DVDを買おうかな、ってくらい高評価でした。

    ----

    ついでに、今回気になった予告編についても…

    プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂(5/28公開)

    これは、ゲームの映画化ですね。

    最近でもシリーズは続いているみたいですが、私は、大昔のスーパーファミコン版くらいしか遊んだことは無いです…。

    当時のものは横から見た視点の、「トゥーム・レイダース」の原型と言える様な感じのアクションゲームでしたね。
    なめらかに動くキャラクターが印象的でした。

    飛んだり、ぶら下がったり、落ちたり、刺されたり、ギロチンで斬られたり

    けっこうハードで、サディスティックなゲームだったように記憶してます。
    あ、難易度は高いですが、面白いゲームでした。

    映画もちょっと面白そう。見に行こうかな。

    (2010.5.12)

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    タイタンの戦い

    以前予告編の件で言及した映画を立て続けに見たので、感想を。

    また、マニアックな内容もあってウザイと思いますが…(笑)。
    (あと、ちょっとネタばれもあるかも…)

    まず一本目。

    タイタンの戦い

    2D吹き替え版で鑑賞しました。たまたま行った映画館ではそれしかやってなくて。
    吹き替えで洋画を見るのは久々で、ある意味新鮮でした…

    旧作(1981年版)が大好きだったので、それを超えることは無い(個人的には)とは思いつつも、どんなリメイクがされているのか楽しみでした。
    (そんな人も多いんじゃないですかね?)

    Perseus
    (ペルセウス)

    割と旧作を踏まえている感じですが(そもそも、旧作も実際の神話とはやや違っている)、かなりシリアスに仕上がってますね。今風なうまいアレンジかなと。

    旧作は全体的に能天気な感じもありました。リメイク版は「人間と神の対立」がテーマですが、旧作は「神々同士のケンカ(に巻き込まれる人間)」ですもんね(笑)。でも、そこもギリシャ神話っぽくて好きなんですけどね。

    それから、旧作に比べると特撮技術の進歩は凄いと思います。
    まあ、昨今のCG作品はみんな凄いですが。特にクラーケンのシーンなんか、3Dで見たら迫力あったろうなあ。

    まあ、そんな意味も含めて、総論としては面白かったです。

    が、以下はちょっとネガティブ感想…(ノスタルジー含みと思ってください…)。

    まず、良かれ悪しかれ「タイタンの戦いのリメイク」なんですよね。中途半端に旧作を踏んで、中途半端にアレンジしているもので、やや流れとか設定に無理のある所もあります。

    それに、伝言ゲームのように原典のギリシャ神話からはさらに遠くなっちゃってますし。

    せっかくだから、原典の「ペルセウス神話」から再構成してもらえた方が良かったのに。

    例えば、メデューサ(ゴルゴン)は、原典に従って翼を持たせて、三姉妹にしちゃうとか。旧作にも無い、迫力ある戦いが演出できたかもしれません。

    あと、「クラーケン」は、そもそもギリシャ神話でなく北欧の怪物ですよね。
    原典ではクジラのような怪物だったようです(鯨座CETUS)。そんな形の新たなクリーチャーを創り出してもらえた方がうれしかったですね。(まあ、今回のクラーケンもまあまあカッコよかったですが)

    サソリも、メデューサの血から生まれる所に意味があったのに…。
    なんか、無理やり出てきた感が。
    まあ、サソリは意外な大活躍してましたが(笑)。

    その意味では、「パーシー・ジャクソン」の方が、原典のギリシャ神話の面白さをちゃんと引き出せていた感じがします。原作者がギリシャ神話好きなんでしょうね。

    新作では、特撮も進歩しているんですが、デザインや演出が旧作を超えてないんですよね…。

    メデューサ、動きが軽い…。
    旧作の、あの近寄りがたい不気味さがあまり無かったのが残念。
    (あ、でも睨んだ時の一瞬の変化は良かった)。

    あと、サソリが大活躍なのは面白かったですが、デザインがウソっぽいんですよね(特に顔が)。旧作は本物の標本使っているかのようにリアルだったのに。まあ、これは虫好きの愚痴ですが…。

    やはり、ハウゼン氏の偉業をそう簡単に超えられるもんじゃないんですよ。

    Scorpion
    (サソリ。あんな顔じゃないですね)

    細かいところで面白いネタもありました。

    まず、神々の衣装が「セイント聖矢」みたいなのが可笑しかった。
    どうやら、これは意識した物のようですが。車田正美さんとのコラボポスターなんかもやってましたね。

    あと…旧作の「ブーボー」がカメオ出演!
    これには椅子から転げ落ちそうになりました…。

    せっかくの機会なので、今、旧作タイタンをDVDで見直してます(笑)。
    ああ…オープニングテーマの流れるカモメのシーンで既に良いですわ…。

    長くなったので、もう一本の話はまた後日。

    (2010.5.10)

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    ガトーラスク

    ガトーフェスタ・ハラダのガトーラスクの美味さは異常(笑)。

    ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」

    ラスクなんて、「固いお菓子」とか「パンの耳砂糖揚げの親戚」くらいにしか思ってなかったですが…。

    こんなに美味しいものだったとは。

    クセになる味ですね…。ひとつ食べると止まらなくなる。
    何かヤバいものでも入っているんじゃ…(おい)。

    Rusk
    (↑写真だと、ただのパンみたいだ…)

    種類もいろいろあるみたいですが、「割れお徳用¥420」で充分堪能できました。

    (ちなみに私は、わりと甘党。コンビニのあんドーナツ最強。)

    (2010.5.7)

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    遠野

    柳田国男さんの「遠野物語」で知られる、岩手県遠野に行ってきました。

    遠野物語は遠野周辺の民話を集めたもので、その中には妖怪譚も多いです。
    物語には独特の雰囲気があり、現地はどんなところなのか、興味がありました。

    (といっても、遠野物語を通読したのは、わりと最近なのですが…)

    100shunen

    遠野物語100周年なのだそうです。(道理で観光客も多いわけだ…。)

    町のシンボルはカッパのようです。
    遠野物語には、それほどカッパの話は多くないのですが(むしろ山人・山神の話が多いような…)、キャラとしては親しみやすいですよね。

    ちなみに、遠野のカッパは、顔が赤いのだそうです。
    沖縄のキジムナーに似てるかも。(ニホンザルにも似てるかも…)

    駅前にはカッパの像もあります。

    Kappa01
    (ちょっとリアルで怖い。誰だタンポポを持たせたのは?)

    それから、駅隣りの観光案内所では、「河童捕獲許可証」を買えます(\200)。

    Kyokasyo01
    (絵のカッパの顔、赤くないじゃん…)

    Kyokasyo02

    なぜこれほどカッパなのかといえば…
    遠野には、カッパの生息地として有名(?)な、カッパ淵があるのです。
    (遠野市上渕町。Wikipediaにも出ていますね)


    大きな地図で見る

    捕獲許可証もゲットしたことだし、見つけたら捕獲できるぞ!(笑)

    カッパ淵は、常堅寺というお寺の近くにあります。

    Joukenji

    このお寺には、日本でも珍しいというカッパ狛犬があります。

    Kappakomainu
    カッパ狛犬。頭が、お皿になっています。

    本堂前にも、カッパの木像が置かれていたりして、お寺もカッパを盛り上げています。

    Kappa02

    お寺の裏手を少し歩いていくと…

    Kappabuchi01

    遠野物語58話を書いた看板が。

    そして、いよいよカッパ淵が目の前に!

    Kappabuchi_2

    あれ?
    なんか、田んぼ脇の用水路がちょっと広がっただけに見える…。

    Wikipediaの写真は、もっと雰囲気がありましたが…ちょうど反対側から写した写真ですね。

    実際は、こんな明るい雰囲気の場所でした。
    カッパがいても、隠れるところすら無さそう(笑)。

    でも、キュウリを吊るした釣竿が置かれる演出もあったりして、面白い場所ではありました。

    Kappatsuri
    (カッパ釣りの仕掛け)

    観光客も多かったです。やっぱり、有名な場所なんですね~。

    -----

    せっかくなので、もう一件、遠野物語関連の場所を訪ねてみました。

    遠野物語拾遺11話にある「続石」。
    (遠野市綾織町)

    国道沿いの入り口から15分程度登ったところにあります。

    行った時間が遅めのせいもありましたが、他には誰もいませんでした。

    Woods_
    雰囲気ありますね…(ちゃんと道は整備されてますけど)。

    登り始めたとたん、晴れているのに突然雨がポツポツ降り出してきました。
    と思ったら、すぐ止んだり…と思ったら、また降ったり。

    結局、雨はすぐ止みましたが、雰囲気とあいまって、ちょっとした不思議体験気分になれました。
    そうそう、こういう雰囲気を味わいたかったんですよ!

    しばらく登ると…

    Tudukiishi01
    続石。

    遠野物語では
    「二つ並んだ六尺ばかりの台石の上に、幅が一間半、長さ五間もある大石が横に乗せられ、その下を鳥居のように人が通り抜けていくことができる」
    と書かれています。

    でも、横から見ると…

    Tudukiishi02

    実際に乗っているのは1個の石の上だけ!す、すごいバランス!
    これは不思議な景観ですね…。

    遠野物語によると、これは弁慶の仕業だと伝わっているそうです。
    弁慶と弘法大師は、日本各地でいろんなことをやらかしてますね(笑)。

    また、これはドルメン(古代人の作った巨石墓)にも似ているとも書かれています。
    さすがに弁慶よりは現実的な説ですね。

    でも、私的には、カッパドキアに似たような自然の作用でできたものではないかなと思いました。もともと埋まっていたものが、周りの土砂が失われても偶然バランスよく残った…とか(想像です)。
    まあ、なんにせよ、不思議な景観であることは間違いないです。

    この周辺には、泣石とか、不動石という別の巨石もあります。

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    ついでに…
    この続石の近くでは、「南部曲り家 千葉家」という、重要文化財の古民家が見られます。

    Magariya01_2

    「曲り屋」というのは、このあたりに独特の、母屋と馬小屋が一体となったL字型の建築様式らしいです。

    遠野物語79話にも、この曲り家にまつわる怪異譚が書かれています。(遠野物語の中でも、好きな話のひとつ)。

    ここ以外でも、道中で、普通に今でも住まわれているような曲り家を何件か見ました。

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    本当は、伝承園や、とおの昔話村などにも寄りたかったんですが、時間が無かった…。(実際は遠野だけでなく、他の場所も巡っていたので)

    遠野の町自体は、思っていたよりも開けている感じでしたが(そりゃ、あたりまえか)、
    市街や観光地に至るまでの山道には、遠野物語の雰囲気が今でも残っている感じがしました。
    深い森の中には、今でも山人が潜んでいるんじゃないか、なんて。

    (2010.5.4)

    (追記)
    しかし…GW中(特にETC割引の今)に東北道を使うのは愚考だということも痛感しました…。
    行きの8割は、渋滞でノロノロ…。

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