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ミニチュア写真

風景写真をミニチュアのように見せる手法がありますよね。

私がそれを最初に見たのは、2008年、森美術館で催された「アートは心のためにある:UBSコレクションより」展のオリヴォ・バルビエーリさんの作品だったと思います。

この時は、ビックリしました。

その後、色々な場所でこの技法を見るようになりました。
CMなんかでも、一時よく見ましたね。

実は、いろいろな人がこれをやっているようです。私が最初に見たのはバルビエーリさんでしたが、この技法の開祖が誰なのかは知りません。

日本で有名なのは、本城直季さんや、野口克也さんでしょうか。

このような写真をちゃんと撮るには、航空写真を使ったり、特殊なカメラを使ったりする必要があるようです。
さすがにそれは素人には難しい。

でも、画像ソフトの後加工で、疑似的に作ることは可能です。

以前も作ってみたことがありました(出来は微妙ですけど…)。ちょうど、あの頃、流行ってたんじゃなかったかな。

唐突ですが、久々にこの写真を作ってみようと思いました。

やり方は、既に色々な所で解説されていますが、ここでは我流でやってみます。
(PhotoShopCS4を使ってますが、同じようなことができる画像処理ソフトがあれば可能だと思います)

1.写真を用意する

できれば、展望台のような所から撮った写真が良いですね。
見た目がなるべく並行投影に近い写真が良いのですが…航空写真でも無いとなかなか難しいですよね。
大きく撮った写真の一部を拡大トリミングすると、それらしく見えることもあります。

まあ、ちょっと俯瞰で撮った景色写真とかでも、それなりに見えるんじゃないかと思います。
今回はそんな写真を使ってみます。

Initial

2.被写界深度を浅く見えるように加工

ミニチュアに見せるには、要は焦点部分以外がピンボケしているようになれば良いのです。
なので、一番簡単には、写真の上方と下方を選択して、ボカシをかければ出来上がり。

ただ、この場合、選択領域の内外でくっきり線が出てしまうので、もうちょっと手をかけてみます。

  • ボカシをかけたい部分(通常は画面上下)を選択します。
  • クイックマスクモードをONにします。(マスク領域が赤く表示されます)

Katei
(矢印がクイックマスクモード)

  • フィルタの「ぼかし(ガウス)」をかけます。マスク領域の境界をなめらかにするためです。例えば、大胆に60くらい。
  • クイックマスクモードをOFFにします。(選択領域の点線が表示されています)
  • また、フィルタの「ぼかし」をかけます。今度は被写界深度を表現するためのボカシです。控えめに7くらい。
  • これで、被写界深度加工は完成です。

    3.コントラスト、彩度を調整

    色調補正での「コントラスト」と「彩度」を上げると、よりミニチュアっぽく見えるようです。
    さらにアンシャープマスクをお好みに合わせて少々。

    完成。

    Result02

    どうでしょう。
    …い、イマイチですか…?

    では、これはどうですか…

    Mini01

    さらに輪郭に黒ボカシを入れて、古いカメラの写真っぽくしてみました。

    これもイマイチ?

    じゃ、これは!!

    Mini04

    …。

    …すいません。

    これ、東武ワールドスクエアの写真(元からミニチュア)でした…。

    (2010.5.26)

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