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タイ騒動の沈静化

タイ・バンコクの騒動ですが、ようやく鎮静化となったようですね。

タイ、夜間外出禁止令を解除 10日ぶりに治安回復
(gooニュース 2010年5月29日)

外務省・海外安全ホームページ」の危険情報も、引き下げられました。

アジア北側・タイ(6/1)

●首都バンコク
 :「渡航の是非を検討してください。」(引き下げ)

5月半ばには、もっと厳しい「渡航の延期をお勧めします。」でした。

それに比べれば、良くなったとは言えるでしょうね。

あの「リアル北斗の拳の街」※と言われているヨハネスブルクでさえ、今のバンコクより緩い「十分注意してください」なのですから、当時がどれだけ緊迫していたか、わかるというものです。

※「リアル云々」はネットでの喧伝をそのまま受け売りしているだけで、信ぴょう性は定かではありませんが…。

※「海外安全ホームページ」の情報は、過去の経緯などにひきずられていることも多いので、これだけで本当の危険度は測れないとも思います。
かつて記事を書いたイスタンブルや、観光地として馴染みのあるバリ島なども、「十分注意してください。」(継続)でした。これは、ここ数年内に、テロによる死傷者が出ていたからですね。日常的に危険というわけでは無いでしょう。

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私がバンコクを旅行したのは2004年でした。
(タイという意味では、それ以前にプーケットに行ってますが)

個人的には、タイは東南アジアの中でも経済的に発展を遂げつつあり、豊かで進んだ国というイメージがありました。

お国柄としても「敬虔な仏教国」「微笑みの国」「マイペンライ(細かいこと考えずに、気楽にいこう)の国」というイメージでした。

まあ、当時の「地球の歩き方」では、旅行者が軽犯罪に巻き込まれることが多い…というような書かれ方もしていましたが…滞在中に危険を感じたことはなかったです。
(もちろん、スリなどの類には、どこでも注意しているつもりです。あと、あえて危険そうな所へ行かないのは常識)

ちょっと暑かったことを除けば、とても雰囲気の良い、居心地の良い国でした。

City

サイアムスクエア周辺。

かなり近代的なエリアです。
少なくとも、私の住む地方都市に比べても(笑)、断然都会です。

オシャレな服を着てヘッドフォンで音楽を聞きながら歩く若者や、携帯で商談するビジネスマンなど…。
交通網も、BTS(スカイトレイン)と呼ばれる真新しい高架鉄道で、切符の代わりに「トークン」というコインのようなものを使うシステム。

Otakushop

オタクショップだって、ちゃんとありますとも。ここで「頭文字D」と「クロマティ高校」のタイ語版を買っちゃいました(読めないけど)。

これらを見て、2004年当時でも、もはやアジアに「発展途上国」というのは存在しないのではないかと思ったものです。

ただ、一方で…

都内を流れるチャオプラヤ川をクルーズすると、その川沿いに、いまにも壊れそうな家々が立ち並んでいるのも見かけました。

House02

(あくまで、2004年当時の写真ですが)

この落差たるや…。
バンコク都内だけでもこの有様なのですから、日本より広いタイの、辺境の人々の暮らしとは相当の差があるのではないかとも想像できます。
(映画「マッハ!」の主人公の村みたいな、そんな場所もいっぱいあるんだろうなあ。)

そんな格差も、不満の種になっていたのでしょうか…。

当時は全然そんな話は聞かなかったのが、その後2006年あたりから政治的衝突が起こり始めたようです。
そしてとうとう、死者まで出た今年の騒動に発展してしまいまいました。

もちろん、原因や経緯は色々あるので、それを単純に「愚かだ」「遅れている」などとは言えません。

場合によっては、争うこともやむを得ない…とも思うのですよ。

ただ、紛争を続けて観光旅行客を遠ざけてしまうことは、どちら側にとっても損になるんじゃないですかね。

バンコクだけでも観光の目玉がたくさんありますからね。

・ワット・ポー(有名な、巨大な寝釈迦のある寺)
Nesya

・ワット・アルン(「暁の寺」の名で知られる)
Wat_a00

・ワット・プラケオ(エメラルド寺院とも言われ、壮麗な仏塔が林立する見事な寺院)
・王宮
・ムエタイ・スタジアム
・ナイトマーケット
・水上マーケット

などなど…。

バンコクが危険になると、多くの観光客がタイに足を向けなくなるでしょう。
それは国益を減じ、回りまわって庶民の生活にも悪い影響を与えるのではないかと。

バリ島:外国人観光客2割増 タイの政情不安受け
(毎日jp 2010年5月26日)

物価が安いということで、かつては世界のバックパッカーが集まったりしていました。
その多くも今回の騒動で退去してしまったのじゃないかと思います。

また訪れてみたいと思う場所だっただけに、騒動の最中は、成り行きに心配もしてしまいました。

できるだけ早く、もとの平安を取り戻して欲しいと思うのです。
今回で、本当に騒動が終結となればよいですね。

Mac
(ロナルド君も祈ってますよ…)

(2010.6.1)

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