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北欧 適当旅行・5

北欧の旅、最後です。

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前日、さんざん博物館に行きまくった挙句、今日も初っ端は博物館です。
ヴァイキングを追って・その2って感じかな…?

歴史博物館

Historymusium01

場所はオスロ市内、王宮の近く。
ここでも、ヴァイキングの資料を見られるのです。
入場料は無料。

私にとっては、この地味な博物館に来るのも、大きな目的の一つでした。
(小物に関しては、ヴァイキング船博物館より、こちらの方が充実してます)

Historymuseum02
(ヴァイキングの斧と盾)

Vikinghelm
(ヴァイキングのヘルメット)

Dragon
(竜と戦う戦士の彫刻)

ところで…

「小さなバイキング・ビッケ」や「ヒックとドラゴン」でもそうですが、ヴァイキングというと、あの「角のついた兜」がシンボルになっていますね。

しかし、実際のヴァイキングはあのような兜はかぶっていなかったらしいです。

Realviking
(博物館の売店の、「正しい」ヴァイキングイメージ)

この説は、現地に行く前にも知っていて(参考文献:同朋社 ビジュアル博物館「ヴァイキング」)、博物館でも実感しました。

現地ノルウェーの人たちは、さぞこの「外人の勘違い」を、苦笑いしているだろうと思っていたのですが…

現地のお土産屋のヴァイキング人形は、しっかりあの角兜被っていました(笑)。
さらに、街で見かけた、観光客相手に写真を取らせるヴァイキングコスプレの人(たぶん現地人)も、角兜被ってました(笑)。

もはや、この方が「それらしい」ということで、現地の人も納得済みのよう…。
日本人の忍者のイメージも結構間違ってるみたいですし(黒装束は着なかったらしい、とか)、似たようなものかな…。

ここでもお土産買いました。

Toll
左「北欧風?チェスコマ」キーチェーン。いい顔してる。
右「トールのハンマー」キーチェーン。北欧神話ですな。
合わせて65NOK(約850円)

国立美術館

Museum01

ここにきて、ようやくメジャーな場所を観光。
オスロと言えば、普通、第一に来る場所は、ココでしょうね。

ここには、あの超有名な、「ムンクの叫び」の本物が収蔵されているのです。
こちらも、入館料はタダです。

さすがに中は撮影禁止でしたが…。

「叫び」以外にも、ムンクの作品は多数展示されています。
あまり知らなかったけど、他にも良い作品いろいろあったんですね…。
にわかファンになっちゃいました。

(オスロにはムンク美術館というのもあるのですが、そちらには行きませんでした。そちらでも「叫び」の別バージョンが見られるらしいです。)

ムンクの作品の他にも、ノルウェーやその他の有名画家の作品も多数見られました。

ミュージアムショップでは、ビニール製のムンクさんが売ってました(笑)。
せっかくだから、小さいヤツでも買えばよかった…。ちょっと後悔してます…。

(ちなみに、先日のトロルの本は、ココで売っていたものです。)

美術館を出て、カール・ヨハン通りをうろうろ。

Otaku

通りのデパート内にあった、オタクショップ。
北欧にもオタクショップはあるんですね。ボードゲームが充実してました。

カール・ヨハン通りには、有名なカフェがあります。時刻は14:00時。

グランド・ホテル&グランド・カフェ

City02_640_2
(クリックで拡大)

通りに面したグランド・ホテルには、かつてムンクなど著名な芸術家が訪れたという、グランド・カフェがあります。
道中、一休みがてら入ってみました。

高級な雰囲気で、ちょっと場違いな感じ…。しかも、席に座ったは良いが、しばらく放置されてました。
どうも、喫茶のみの場合、メニューを持ってきたりはしてくれないらしい。こちらから呼び止めないといけないようで…。国によって、こういうしきたりは色々ですね…。
私は、いまだに外国のテーブル会計ってやつにも慣れません。

Cake

ケーキセット×2で200NOK(約2600円)。ケーキはセルフでした。

その後、オペラハウスの建物を見に行ったり、トロル人形を物色したりしながら(この時点ではまだ買っていなかった)、またうろうろ。
そうこうしているうちに、夕食の時間に。

ガイドブックに出ていた、ちょっと有名な店(でも、あまり高くない)に入ってみることにしました。

カフィ・ストーヴァ

Stova01

ここの名物は、ミートボール。

Meatball

140NOK(約1800円…やっぱ、割高感ですよね)

北欧のミートボールは、IKEAのレストランでも売りにしているくらいで、ちょっとした地元食のようです。
ノルウェーでとった、唯一のノルウェーらしい食事だった、かも。
(トナカイとか、チャレンジしてみる勇気が無かった…高いし)

甘いベリーソースみたいなものを付けて食べます。それが北欧風。
ボリューミーで、なかなかおいしかったです。
つけあわせの、緑のえんどう豆のペーストみたいなやつは、微妙でしたが…。

こんな感じでこの日は終わりました。

翌日は、朝から早々に帰国の途に就くことになっていたので、実質、北欧の旅は、これにて終了です。

お疲れ様でした…。

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[ 北欧こぼれ話 ]

ちょっと書き損ねた細かいネタを順不同に…。

・ヘルシンキのホテルで…

初日の深夜、午前3時頃…突然、ホテルの非常ベルが鳴り響きました。
特に煙のにおいなども無いので、まあ、間違いだろうと、慌てもせずいましたが、いつまでたっても止まない。
ようやく廊下に出てみると、隣室の泊り客も出てきていて、何事か?と(英語で)聞いてくる。そんなこと言われても、"あ…あい どんと のう…"としか言いようが無い…。
そのうち、非常階段で降りていく人たちも。半信半疑で、我々もロビーへ向かうことにしました…。

ロビーはひとだかり。消防車も来て大騒ぎです。

…で、結局は、案の定、誤報のようでした…。
(詳しいことは、何言ってるのかよくわからなかったけど…。)
みんな、憔悴した様子で部屋に戻っていきました。

結果的には面白い経験でしたが…
よくよく考えると、本当の火事だった場合、最初の警報の時点ですぐに逃げてないと、まずかったんじゃなかろうか…。

疑り深くて逃げ遅れるタイプだな、私は。

・北欧の食事

今回の旅では、あまり食事について触れませんでしたが…。
やっぱり、全体的に高い。それに、あまり心惹かれるものが無い。(経験で言うと、ちょっとロンドンに近い感じかな…)
いや、高級なレストランに行けば、きっとおいしいものも食べられるのだとは思いますが…。

そんな中で言うと、ホテルの朝食などで食べた、サーモンは美味しかったです。
さすがに地元、これは間違いない。

Salmon

・ヘルシンキのゆるキャラ

日本では、いまだ「ゆるキャラ」達が流行中ですが、ヘルシンキにもゆるキャラがいたのです…。

Helppi01

「ヘルッピ」だって。

何がモチーフなんだろう!?
イラストもかなりユルいですが、やっぱり着ぐるみヘルッピも存在するようです。
残念ながら、私は会えませんでしたが…

・EUのこと

旅の初め、フィンランドの空港で出迎えてくれたのは、日本留学経験者でちょっとシャイなナイスガイ、アレクシーさん(若き日のリチャード・ドレイファス似)。
アレクシーさんが、EUの話に少し触れてくれました。

彼の話によると、EUが東欧まで拡大した結果、(貧しい国の人が流入したりして)北欧も以前よりやや治安が悪くなったとか。なるほど、難しいものですねえ。統合するにせよ分離するにせよ、問題は色々はありますよね。
それでも、EUの理念には賛同しているとのこと。素晴らしいです。
ユーロも安くなってしまって、今はちょっと苦しいかもしれないですが…EUには、ぜひ頑張ってほしい。

・かもめ食堂

そのアレクシーさんから言われたのが、
「かもめ食堂を見て、ヘルシンキに来たのですか?」

ヘルシンキを舞台にした日本映画らしいのですが、知らなかったです…。けっこう有名らしくて、映画を見て来た日本人も多いという話。

ちょうど、今度の9/14(深夜)、日テレで放送するようです。
見てみようかな…。

・ノルウェーのコイン

ノルウェークローネのコインには、穴が開いたものがあります。

Coin1
穴あきコインなんて、世界でも日本円くらいかと思ってました。
子供の頃、先生か誰かに「外国で日本の5円玉をあげると喜ばれる」なんて話を聞いた記憶がありますが、本当かな。いまだに試したことありません。

・冬は憂鬱になる

ノルウェーの人たちはやっぱり夏が好きなようです。太陽も大好きで、よく日光浴したりするそうです。
暖かい季節は短いですからね。
反対に、冬には憂鬱なのだそうで、中には憂鬱が過ぎて病気になってしまう人もいるとか。
うーん、夏好きの私としては共感できますね~。
今の私も、夏の終わりに向かう季節に寂寞感を感じつつあります…。(気温的には、まだまだ夏ですけど)

・まとめ?

短い滞在の中で知れることは限られていますが…北欧の、なんとなく悠々自適というか、ガツガツしてない、余裕で落ち着いた雰囲気のようなものは感じられました。

逆にいうと、トルコやタイのような、派手な活気はないですね。「住むなら前者、遊びに行くなら後者」っていう感じかもしれません(笑)。

北欧の国々は、よく理想的国家と言われることがあります。
確かに、北欧4国は「国民の幸福度ランキング」では上位に名を連ねてますし、この旅でも、なんとなくそんな空気は感じられました。

でも、それを即、日本のような国が真似られるかというと、それはちょっと難しいでしょうね。
これは、「先進度」「国民性」の問題というより、「人口」の問題が大きい気がします。

wikipediaによると…
・フィンランド:人口5,326,000人(約500万人) 人口密度 16人/平方km
・ノルウェー: 人口4,812,000人(約500万人) 人口密度 12.3人/平方km
・日本 :人口127,288,419人(約1億2700万人) 人口密度 337人/平方km

もう、置かれている状況が全然違います。

まあ、国によってケースバイケースということで…。
無理なく見習えるところがあれば…という感じですね。

(2010.8.29)

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