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Magicでインセプション

先日、映画「インセプション」について、絶賛の感想記事を書きました。

ところが、前後してインセプションを見た周りの知人数名からは、揃って「それほどでもなかった」との感想。

まあ、先の記事でも書いたように、好き嫌いはありそうな映画だとは思ってましたが…ちょっとガッカリしたことは否めません。

もっとも、世間的には評判も良く、お客も入っているみたいですけどね。

ただ、むしろ「客はあまり入って無いけど、いい作品だよね」みたいなコメントがふさわしいような映画に思っていたので、それも意外な感じがしてました。

「お客が入っているけど、評価は良くない映画」って感じだと、いかにもウケ狙いの安っぽい映画みたいに思えるじゃないですか…。

しかし、最近、「マジック・ザ・ギャザリング」公式ページにて、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社開発部のリード・デザイナー、マーク・ローズウォーター氏のコラム「記憶と遊ぼう」の中に…

「ここ数週間の社内での話題といえば映画インセプションのことで持ちきりだった。」(上記から引用)

と書かれていたのを見て、ちょっと溜飲の下がる思いがしました。

私がリスペクトしてやまないマジックのデザイナーチームと同じ評価を下せたのであれば、本望ですよ。

もっとも、「話題になっていた」というだけでは、良い評価か悪い評価かわかりませんね。

実は、ローズウォーター氏はさらに、「インセプション」に引っ掛けて、その次のコラムも書いているのです。

記憶の作り方

ややこしい話なのですが、ちょっと説明すると…

(実は、コラムの順番は、「記憶と遊ぼう」→「記憶の作り方」が正解。
HPでは順番が逆になっていますが、これは編集者がまんまとローズウォーター氏の「インセプション」に引っかかったのです。)

氏はまず、「記憶と遊ぼう」というコラムを、2002年に書いたコラムの再掲として掲載しました。
記憶ってあてにならないよね」というテーマのコラムです。

しかし、実はこのコラム、再掲というのはウソで、新作だったのです。
(ローズウォーター氏は、かなりお茶目な方なのです。)

多くの人が、これに騙されました。しかも中には、これを「昔読んだ記憶がある」とまで言い出す人も。
ある意味「インセプション=植えつけ」というわけです。

で、次の「記憶の作り方」でネタばらしをしています。

いやあ、お見事。

実際には、この記事について、
「多くの人は映画インセプションから着想したと思ったようだが、そうではない。あの映画は埃を被っていたアイデアを引っ張り出して書くことを促してくれたに過ぎない。」(上記から引用)

と書いていますので、直接インセプションに触発されて記事を書いたのでは無いらしいですが…。

でも、別のところで

「例えば、映画インセプションで「インセプションする」(植え付ける)アイデアをもっとも単純な形にまで煮詰めるための会議に長い時間を費やしていた。創造におけるアイデアも同じことなのだ。」(上記から引用)

と、インセプションのアイデア自体を評価すると取れることも書いています。

やはり、ウィザーズ開発部の方々は、インセプションを好評価しているのですよ、おそらくは。

私も、あの映画の「アイデア」に感心した口なので、彼らと同じセンスを持っている(かもしれない)と思えるのは、ちょっとうれしい事実でした。

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そういえば…
映画「魔法使いの弟子」で、ドレイク君の部屋にMagic the Gatheringの立て看板がおいてあったけど…あれはどういう繋がりなのかな?

(2010.9.3)

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