クリスマスと神
クリスマスですね(厳密には明日か)
(一年中貼ってあるから、毎日が救の日だ)
(ああ、よよよ)
-----
「幽霊の存在は信じるか?」と問われれば、「信じない」と断言できるのですが、
「神の存在を信じるか?」と問われると、ちょっと答えにくい所はありますね…。
語弊を恐れる部分もありますが、それ以前に、私自身、神社仏閣に行くと、しばしばお賽銭あげてお祈りしたりしてますもので、ちょっと言いにくいのです。
いや、それだって、「形式的に」とか「儀礼的に」とか、逃げ口上だって言えますが…
正直、心の中で「幸せになれますように…」とか「発売するソフトが売れますように…」とか真面目に祈ったりすることもあるので…(まず叶わないけど)。
これも、人の本能に根差す、避けがたい習性の一つなのかなと思います。
存在しない幽霊が怖かったり、ガラス越しでも高い所が怖かったり、写真のヘビが怖かったりするのと同じで、理性ではどうにもならないことなのではないかと。
神の存在は言及しにくいですが、宗教の効能(心の平安を得る)については、その意味でも「ある」と言わざるを得ないですね。(当然、それとは別に暗黒面もあるのですけど)
神など信じそうもない科学者の方々でも、実際には宗教の完全否定までする人は少ないようで。
あの、大槻教授(今年もオカルト番組で吠えてましたね…)ですら、全否定はせず、ある程度はその効能について認めているようです。
(無くて済むならそれに越したことは無い、とも言ってますが)
また、一方では「理神論」(宇宙を造ったのは神だが、現世への影響は否定する論)なら信じるという科学者もいるようです。
それはそれでちょっとずるい気もしますけど。
私の知る所では、「利己的な遺伝子」で有名なリチャード・ドーキンス氏は、宗教を完全否定している数少ない人ですね。(ブライト運動推進者)
著作「神は妄想である」で、徹底的に糾弾していました。「少しは役に立つこともある…」なんて生ぬるい発言は決して許しません。宗教には百害あって一利なしと切り捨てています。
いや、確かに、理性だけで考えれば、ドーキンス先生のいう事はいちいち正しいですよ。
でも、世の中には理屈だけでは幸せになれない人だってけっこういるんですから、そこまで否定せんでも良かろうかと…。
もちろん、逆もまた真なりです。
私が宗教の効能を否定しないように、宗教側には、科学の効能を否定して欲しくはないですね。
よく、「科学では人を幸せにできない」とか言う輩もいますが、とんでもない。
基本的には、科学は人を幸せにしてますよ。たまには例外もある、というだけの話で。
----
(追記)
あ、ちょっと前から、去年作ったクリスマスパーツを右上に貼ってました。
クリックすると、雪が降ったりします。
何度もクリックしているとたまに違うものが降ります。
(25日を過ぎたら、また消します)
(2010.12.24)
| 固定リンク
「写真」カテゴリの記事
- Lumix G7(2016.10.03)
- GX1(2013.03.12)
- 3DSで3D写真を!(2011.04.20)
- クローズアップレンズ(2011.05.23)
- スカボロー・フェア(2011.06.03)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2018年末(2018.12.31)
- 謹賀新年(遅ればせながら)(2019.01.07)
- クリスマス2018(2018.12.25)
- 親知らず抜歯(2018.08.13)
- 「オタク」黎明期の思い出(2018.05.21)
コメント