« 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »

2011年1月

せき喘息

「せき喘息」という病気、どれだけ知られているんだろう。

せき+喘息という同義重複のような変な名称、ちょっとウソ臭くさえ感じられますが…。

これは私の「持病」なんです。
(まあ、年に一度くらい、二か月ほど苦しめられるだけのものですが)

以前は、口内炎も持病のうちだったのですが、これは例の策を見つけて以来、それほど苦しめられなくて済むようになりました。
(といっても、百発百中でないことも判明。体調によっては長引くことも稀にあるようです。)

「せき喘息」とは、どんな病気かというと…

長引く咳にご注意! 咳喘息

このHPによると…

・一カ月以上、空咳(からぜき)が続く。
・ただし、喘息に見られるゼイゼイ、ヒューヒューといった喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難は無い。
・発熱や痰(たん)などの症状はほとんど出ない。
・夜中から明け方に激しい咳が出たり、寒暖の差や喫煙で咳が出やすくなる。
・のどにイガイガ感を伴うこともあり、長話をした際、のどが渇いたり枯れたりする。
・胸部レントゲンで異常が見つからない


まさにこの通りです。
さらに、実体験から補足すると…

・風邪を引いた後に発症することが多く、風邪が完治しても咳だけが残って、長く続く。
・市販の咳止めはほとんど効かない。
・医者に処方してもらえる濃厚なコデイン薬がこれまででは一番有効だったが、それも完全では無い。
・咳が激しくなると、それによって睡眠できなくなることもある。
・激しい咳で、肋骨にヒビがイッたりすることさえある
←咳の後で動けなくなりました。

この病気、決して珍しいものでは無いらしいです。ただ、まだ認知度があまり高くないようで。
もし、咳が長く続いて、上記に該当するような症状だったら、疑ってみたほうがよいでしょう。

最近は、あまり劇症化することは無いし(寝られなくなったりするほどのことはない)、だいたい二か月ほどで治るのが分かっているので、もはや特に対処もしてなかったのですが…
(マスクをして、ホコリや冷たい空気をなるべく吸わないようにするくらい)

それでも、始終咳ばかりしていると、体力も使うし、周りにも迷惑をかけてしまいます。
(染ったりするようなものではないのですが、うっとおしいですよね)

これを発症するようになって、もう十数年にもなります。
私も、これが「せき喘息」と呼ばれるものらしいことを最近になって知りました。

何度も医者には行ったのですが、今までは「せき喘息」と診断されたことはありませんでした。
あまりはっきりした診断はされず、たいてい一度は全く効かない咳止めを処方される感じ。
何回か通って「効かない」と訴えると、ようやく濃厚コデインを処方されますが、そのやりとりにもウンザリで。
(コデインは、中枢に作用する薬なので、あまり出したくないんでしょうね)
※ コデインはメチルモルヒネとも呼ばれて、アヘン中のアルカロイドとしても含まれるんだそうです(by Wikipedia)。

で、今回…。
初めて、「せき喘息」という認識の上で、医者にかかってみようと思いました。
また、今までは総合病院に行っていたのですが、呼吸器科に行ってみることにしました。

すると…
やはりはっきりとは断定できない感じでしたが、辛うじて「せき喘息…かなあ?」というキーワードをもらう事は出来ました。一歩前進。

その上で薬も処方されました。
本当は、ネットで一番効果がありそうと書いてあった「吸入ステロイド薬」を期待していたのですが…

・強力な抗生剤※
・漢方薬
・錠剤、カプセル剤
・経皮気管支拡張薬(絆創膏のようなもの)

という感じでした。

多少心外なところもあるものの、これまでとは違った感じのラインナップに少し期待。
(ちなみに、今回のお医者さんは、コデインは処方しないポリシーのようでした)

で、現在2日ほど経過したのですが…

う~ん…
依然より症状は緩和されているような気はしますが、相変わらず咳は出ますね…。

それとも、もう少し時間が経てば良くなっていくのかな…?

もともと今回、それほど辛かったわけでは無いので、じわっとでも終息してもらえれば結果オーライとも言えますが…
あと2週間も経てば自然にでも直りそうだったし、これでは今一つありがたみは無いですね。

まあ、もう少し様子を見てみますか…。

※ジスロマックSRという抗生剤で、一回飲むだけで効果が一週間続くという強力なものらしいのですが…かなりヒドイ目にあいました…。
医者からも、「下痢等の副作用ある」とは言われてましたが、まあ、大したことなかろうとタカをくくってました。
しかし、これがもうとんでもない。
下痢と言ってもちょっとおなかがユルくなるとか、そんな生易しいもんじゃない。しかも、それに先立って、一時的に急激に体がダルくなり、ショッピングモールでテーブルに突っ伏す羽目にも(後で説明書を見たら、副作用一覧の中に「体がだるくなる」というのも書かれていました)。
今回の引き金になる風邪を引いたのなんて、もう一ヶ月以上も前の話で、今さら抗生剤とか意味ないんじゃいかと思ったのですが、素人考えは止めておこうと素直に従ったら…こんなひどい目にあうなんて。

(2011.1.31)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

陰謀論はどこまで真実か

こんな本が最近出たので、読んでみました。

「検証 陰謀論はどこまで真実か」

ここの本リストにも置いてある「謎解き超常現象」のASIOSが関わっている本です。

今でもたまに話題になるような陰謀論について、よく集められてまとまっています。
私はこれで初めて知った陰謀論もたくさんありました(もともと陰謀にあまり詳しくないし)。
陰謀の世界も奥が深いんですねえ。

陰謀論というのは、色々な人が色々なところで別々の仮説を立てたりして、情報が混乱していることもありますが…
(例えば、911であれば、ある人はミサイルだと言い、ある人は純粋水爆と言い、ある人は制御解体だと言うような)

この本では、最も一般的な論についてまとめられているので、情報の整理ができます。
いざというとき(?)には、ネットであれこれ探さなくても、これ一冊でリファレンスとして使えます。便利ですね。
(追記:あ、でも、すべて網羅されているということではないです。各論について深く知りたい場合は個別の詳しい情報に当たるしかないですが…)

また、各論について、%で「真実度」が記載されています。まあ、ほとんどが0%なんですが。
0% 、つまり「100%あり得ない」、と言い切るとは、なかなかの自信と覚悟だと思います。著者の方々の本気感が伺えます。

著者のASIOSというのは、「超常現象」を懐疑的調査する組織のようなので、「陰謀論」を語るのはちょっと分野違いに感じられるかもしれませんが…

オカルトと陰謀論は、かなり親和性高いんですよね。
オカルトを探求していくと、必然的に陰謀論にまで及んでしまうという事はありそうな話です。

ロズウェル→UFO→隠ぺい→政府の陰謀 …みたいな。

私の好きな「X-Files」のオープニングには、
「Paranormal Activity」
「Government Denies Knowledge」
というキーワードが映像に被せて現れます。
超常現象のお話も陰謀のお話もありますよーという、お品書きのような意味合いかなと。

オカルト雑誌「ムー」でも、陰謀論はしばしば扱われてますしね。

両方とも、世知辛い現実に疲れた心のスキマを埋めるモノ(※1)という意味で、似ているのかもしれません。

といった理由で、オカルト懐疑論者と陰謀論懐疑論者も、被っていることがよくあるようです。

ただ、この2つ、懐疑的な議論をする場合、難度はだいぶ違うように思えます。

陰謀論の方が否定するのは格段に難しい。
本誌のあとがきで筆者の方も書いていますが、オカルトやニセ科学の場合、再現性が無かったり物理法則に反する部分を指摘するという手法がある(決定打にならないこともあるけど)のに対し、陰謀論ではそれができません。(※2)

実際に、陰謀というものは、存在しますからね。

陰謀=「人に知られないように練る計画のこと」(Wikipedia)
そりゃあ、常にあちこちで行われているでしょう。

だからと言って、この本に書かれているような陰謀が実際にあったかどうかは別の話ですが。

(陰謀論にはイデオロギーとか民族意識なんかも絡んでくることがあるから、さらにややこしいんですよね)

…ということで、この本を読んでも、根っからの陰謀論支持者を説き伏せるというのは難しいでしょう。

ただ、懐疑派が議論をふっかけられた時に、とりあえず回避する手段にはなるかもしれません。

それに、まだ陰謀論に染まっていない人が読んで、判断材料のひとつにするのに良いと思います。
(まあ、懐疑論サイドの本なので、支持者の方には異論あると思いますが。
 私は陰謀論側の本もいくつか読んでますよ。ベンジャミンさんとか。)

あ、陰謀論側の方も、この本で懐疑論者の手の内を知って、対抗策を考えるには良いかもしれません。
(で、もし納得いかないなら、この本の否定本を出す…というのもアリかも)

-----

※1
私も子供の頃、現実が嫌いだったので「宇宙人がさらいに来てくれないかな」なんてよく考えてました。(未知との遭遇やETが好きだったんです)
まあ、今でもオカルト本など読んで、現実逃避してますけど(あまり信じてないけど…その中に一つくらい真実が無いかという希望を持ちながら…)。

※2
理論的におかしく思える陰謀でも、企てた人がおかしな人間なら、やらないとは言い切れませんから…。
どんな反論も「それも作戦のうちだ」と言われたりして、反証可能性の無い議論になりがち。

ただ、「アポロ陰謀論」なんかだと、科学知識でも反論可能な部分もありますね。
映像で「星が見えない」とか「遠くの山がカキワリのよう」なんていうのは、反論可能です。
ところで、月着陸の件はあと10年くらいで真相がはっきりするでしょうね。
いずれ、アメリカ以外の国(例えば中国)が月に着陸すると思います。
それでアポロの着陸の証拠を見つければ、かなり大きな反証になりますね。
(それ以前に「かぐや」が証拠映像を撮ってますが…あれでは納得できない人もいるようで)

(2011.1.28)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

HTC Desire HD(付・バッテリー対策)

今、「キテいる」と巷で噂の、「アンドロイドスマートフォン」とかいうものを、この私も入手してしまいました!

…というか、それ以前に、私はこれまで自分のケータイを持っていなかったので、初の自前ケータイという話なのですが(苦笑)。

機種は「HTC Desire HD(SoftBank 001HT)」。

Htc02

なぜコレなのか、まあ薄弱ながらもいくつか理由はありまして…。

ひとつは…
本当のこと言うと、スマートフォンとしては、私はアンドロイド系よりも「iPhone」の方を評価してました。
でも、既に「iPodTouch」を持っているので、iPhoneアプリの様子はそれである程度把握できる。
ならば、職業的にもこれから来そうな「アンドロイド」を知っておくのは悪くないだろうと。

それに、なによりアンドロイドはFlashが動きますからね。
Flash使いとしては、これはかなり夢が広がります。

で、キャリアはiPhoneと同じSoftBankを(←これはあまり意味が無いという指摘も…)
機種としては、アンドロイド機の中でも、iPhoneの操作感に一番近く感じたDesireHDを選びました。

機種はけっこう悩んだんです。

同じSoftBankアンドロイド機では、(カタログ的には)最上位機種は「ガラパゴス」で、DesireHDは二番手の扱いのようですね。
スペック的にはガラパゴスの方が、オサイフケータイやワンセグ、3D液晶など、DesireHDより多機能。
ただ、個人的にはそのあたりの機能、それほど使わないだろうと踏んだのと、ガラパゴスの方がやや値段が高かったこと(DesireHDもけっこう高いですけど…)、DesireHDの形状がiPhoneに激似なこと(笑)などの理由での選択でした。

形はiPhoneに似てますが、サイズはひとまわり大きいです。液晶の大きさはSoftBank機では現行最大(4.3inch)。
こちらを使った後で、iPodTouchを使うと、似ているだけにミニチュアを見ているような変な気分になります(笑)。

操作感も良い感じです。
機種を考えている時、店頭デモで色々(他キャリアの機種も)いじったのですが、フリックでの画面の動きなんかも、一番iPodTouchに近い感じがしました。(他機種だと微妙にタイミング感が違う物や、ややギクシャクしているものなどもあり)。
まあ、それでもやっぱりiPhoneの操作感には及ばないんですけどねー。

-----

で、アンドロイド(初自前ケータイ)ライフが始まったわけですが…
購入後数日で、ちょっとビックリしたことが…。

電池が持たない!!
前日の夜にフル充電して出勤、ほとんど使わずにいても、帰宅する頃にはバッテリーが切れて電話できなくなっている!!
な、なんですかぁこれは!?

その足で、買ったソフトバンクの窓口へ相談にいくも、
「確かにそれはちょっと極端ですが、スマートフォンてもともと電池食いですからね…。使用しているアプリなどの影響もあるかもしれません。ちょっと様子見て、いよいよダメだったら、もう一度ご相談ください。」
というようなモヤモヤした回答。

しかたないので色々ネットで調べてみました…

確かに同じような悩みを抱える人は多いようで、いくつかのQ&Aを発見できました。
(これはHTC特有の問題では無く、別の高機能スマートフォンでもある話のようです…)

そこで判明したのが、どうやら「ネットワーク関連の設定」による問題が大きいようであること。

で、いくつか設定を変えてみました。

設定→無線とネットワーク

・ Wi-Fi→OFF
・ Bluetooth→OFF
・ モバイルネットワーク設定→常にONにする→OFF

位置情報

・ GPS→OFF

アカウントと同期

・ バックグラウンドデータ →OFF

すると…
なんと、劇的にバッテリーの持ちが改善されたでは無いですか!!
設定変更後は帰宅時にも、電池残量70%~80%は保持した状態になっていました。

中でも、特にWiFiオフが効いているようです。(GPSはONに戻してもあまり変化ありませんでした)

これで、あっさり問題解決!!
(その前に、焦って大容量バッテリーとか注文しちゃったりもしたんだけど…結局まだ使ってない)

解決とは言え、WiFiを使いたくなる度にいちいち設定を切り替えなければならないのは、ちょっと煩わしいですね…

なので、設定を楽に切り替えられるフリーアプリ(Quick Settings)を導入してみました。
これをホーム画面に置いておけば、わりと手数少なくWiFiやGPSのON/OFFを切り替えられます。

こんな感じで、HTC DesireHD君、今のところ問題なく使えるようになってます。
うん、なかなか良いんじゃないですか。
ポケットに入るサイズ内でこの画面の大きさ、けっこう見やすく操作しやすいです。

まあ、まだようやく入り口に到達した感じで、本当の使用感がわかるのは、これからかな、と思いますけどね。
(次の問題として、良いメモ帳アプリ探しで苦労しましたけど。iPodTouchにはメモ帳が最初から付いていたのに、アンドロイドには無いんですね…。不親切よのう。まあ、この話はまた別の機会にでも。)

-----

おっと、もうひとつ、当研究所としては見過ごしにできない点がありましたね。
Flashに関することです。

Android2.2は、Flash Player 10.1が動作する。
…ということで、理論的には、当研究所のバカゲーム達も、スマートフォン上で動くのではないか…??

いくつか試してみました。

まず言えることは、「処理落ちする」。
ここのゲームは概ね30fps~60fpsで動かしているのですが、それではマシンパワーが足りず、遅くなってしまうようです。
確かに従来のケータイゲームって、フレームレートが低い(カクカク動く)ものが多いですね。
まあ、仕方無しか。
アンドロイドネイティブで作ったアプリなら、大丈夫なんだろうけど…。

まあ、遅いのは仕方ないとして、動くかどうかを検証してみます。

まず、ほとんどのゲームはスタートボタンをタッチで起動するのですが、その時点でやや反応が遅い。
下手に動かすと、画面が動いちゃって反応しなくなったりします…。

あと、当然のことながら、キーボード操作のゲームはできないはず。
「ハエリアン」「ビームベーダー」は動きませんね(試してないけど)。

以下は、ちょっと試してみたものです。

・ ナイトストーカー △
遅いんですけど、なんとか動きます。
本来は、カーソル位置に半透明の手が表示されるのですが、それは見えない。
タッチした所に手が現れます。
反応が遅いので、タイミングも難しい。
動くけど、遊べると言えるかどうかは微妙。
スマートフォン画面上でゴキが動き回る様子を楽しむことはできます…。

・ ヤセオネランナー ×
このゲームは、画面上のカーソル位置でステアリングやアクセル操作になっているので、そもそもそれのできないタッチパネルでは、操作不能ですね…。
試してはいませんが、同様に「デスレチック」なんかもアウトでしょう。

・ ムイミン 〇
ほっとくだけのゲーム(?)なので、問題なし。
スピードもPC上とほとんど遜色ありません。
もっとも、これをスマートフォンで見てうれしい人がいるか?という気もしますが…

・ ミサイル防衛 ×
う~ん。
遊べそうな気もしたのですが…
やはり、照準がカーソル位置を見ているので、弾が思った方向に飛ばないようです。
このくらいなら、プログラムで回避できそうな気もしますが。

・ 花火職人 △
遅いですが、一応動作しますね。
もっとも、PCの段階でも遅くなることがあるので、推して知るべしという感じですが。
粉の多い花火を打ったら、止まっちゃうんじゃなかろうか。
残念なのは、やはりSHIFTキーが使えないため、ランダム打ちが使えないところです。
ランダム見るだけの方が気楽でスマートフォンには合ってそうなのに。
パラメータをいじって花火を作ることは可能です。
(数字が細かくて押しにくいけど)

・ 30ピースパズル 〇
一応、遊べます。
遅いので、ピースを掴むのにタイムラグがあったりしてイライラしますけど。
ここのゲームの中では、一番遊べた方なので、一応、〇ということにしました。

・ ミスティックフロア ○
非リアルタイムなのでスピードは関係なく、ほぼ想定どおりに動作しました。
・・・ただ・・・画面が小さすぎて、目標の床をちゃんとタッチするのが難しい。
画面の大きいDesireHDでこれじゃ、他のじゃもっとつらいだろうな…。
(ピンチで画面サイズを大きくしてプレイすると、一部画面外に出てしまって、それはそれでやりにくかったり)

・ スターシップエスケープ ×
おかしいなあ。
理屈では、タッチすれば移動したり方向転換できてもよさそうなのに。
タッチしても動きません。
非リアルタイム系のゲームなので、一番遊びやすいかと思ったのに。
残念だ。ちょっと調べてみようかな。

・ カタパルト △
おおっ!
一応、フリックで弾が発射できるぞ!
遅いので、ゆっくり動かさないと上手くいかないですが。
それが難しい…というか難しすぎる。
動くんだけどゲームにはならないな…。

ということで、本研究所のゲームは、基本的に(そこそこのスペックの)PCでお楽しみいただくのが良いようです。
そのうち、スマートフォンでも遊べるような仕様の作品も、考えてみたいですね…。
(というか、ここのゲーム遊んでる人って、いるんでしょうか…?感想とかもほとんどもらったことないし…)

(2011.1.25)

-----

(追記)
OFFにした項目に、「アカウントと同期」のバックグラウンドデータOFFを追記しました。
これもOFFにしてたの忘れてました。
ONにしていてもあまり変化は無いようですが。
(2011.1.27)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コンスタンティヌスの凱旋門のヒミツ

ローマで一番有名な凱旋門といえば、
「コンスタンティヌスの凱旋門」ではないでしょうか。

有名なコロッセオのすぐ近くにあり、彫刻も見事な凱旋門です。
以前、作った「30ピースパズル・vol3」でも画像を使ったりした、これです。

Constantinusgate01_2
(クリックで拡大)

最近、「ローマ人の物語 最後の努力(中)」を読みました。

この本ではコンスタンティヌス帝と、この凱旋門について触れられていたのですが…

実物を見たときには知らなかった事実をはじめて知り、ちょっとびっくりでした。
(ローマに行った当時、「ローマ人の物語」は、「パクス・ロマーナ」までしか読んでなかったので…)

この凱旋門はコンスタンティヌス帝のための凱旋門なので、時代もその頃のものと考えていました。

Capitolini
(コンスタンティヌス帝。カピトリーニ美術館)

  • コンスタンティヌス帝時代 313~315年(4世紀)
  • ローマ帝国としては、それほど古くない。

    しかし、実はこの凱旋門、色々な時代の凱旋門のパーツや彫刻の寄せ集めだったらしいのです。

    ローマ人の物語を参考に、色分けしてみました。

    Constantinusmark

    • [赤]:トライアヌス帝時代 98~117年
    • [無色]:ハドリアヌス帝時代 117~138年
    • [緑]:マルクス・アウレリアス帝時代 161~180年
    • [紫]:コンスタンティヌス帝時代

    「無色」というのは、要はこの凱旋門の大部分ということ。
    つまり、この凱旋門はもともとハドリアヌスの時代のもので、そこにいろんな時代の彫刻を持ってきて貼り付けたものだったらしいのです。
    (ちなみに、ハドリアヌス帝というのは、「テルマエ・ロマエ」の皇帝ですね。最近読んだ。)

    それぞれの部分のアップを見ると…

    Tr01

    トライアヌス帝時代の彫刻「ダキア人捕虜たちの群像」

    Hdr

    ハドリアヌス帝時代。「狩ったライオンを前にする皇帝」

    Mcs

    マルクス・アウレリウス帝時代。「蛮族の代表を引見する皇帝」ほか

    Cons

    そして、コンスタンティヌス帝時代の彫刻。

    写真の写りも悪いのですが、それ以前に、この時代の彫刻は出来が悪い。
    一番古い、トライアヌス帝の時代のものが一番出来が良く見えるというのがなんとも。

    「ローマ人の物語」でも触れられていましたが、これはローマ帝国の凋落を表しているのだそうです。そういえばこの彫刻、「中世ヨーロッパ」の宗教画の感じに似てる。

    「今でもローマの名所旧跡では最も有名な一つになっている「コンスタンティヌスの凱旋門」が、これらのどれよりも安易に造られたということくらい、四世紀の帝都ローマを映し出していることもない。」(引用)

    かつての時代よりも、文化や芸術が衰退してしまうとは(そしてヨーロッパは中世暗黒時代に向かうわけですが)、皮肉なものですね。

    ちなみに、コンスタンティヌス帝時代(4世紀)、日本は古墳時代初期。
    ローマ帝国が衰退すると同時期に、日本では文明が興ってきたという感じなのかな。

    (2011.1.21)

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    トルコライスと大俵と爆弾

    かなりB級なグルメの話題。

    「トルコライス」

    以前行った関越自動車道の、三芳パーキングエリア(のぼり)にまた行く機会があり、念願の「トルコライス」を食べられました。

    M_1

    M1プレートという店。

    トルコライスというのは、国のトルコとは関係ない、
    トンカツなどの揚げ物と、スパゲティと、ピラフがひとつの皿に乗せられた「洋食」の一種です。

    Kanban

    この手の洋食が好きなもので・・・(子供か!)

    Torukorice

    そしてこれが、待望のトルコライス。
    メイン料理はほかにもミックスフライやハンバーグなどもありましたが…
    基本のトンカツに。

    ソースは三種類(トンカツソース、トマトソース、デミグラスソース)から選べます。
    珍しいトマトソースにしてみました。

    感想は…
    これは美味い!!」

    トンカツもわりとちゃんとしていて(ぱさぱさとかではなく)やわらかく、トマトソースも合います。
    あと、なかなか濃い味付けのナポリタンも好きな味。
    ピラフというかチキンライスというかも美味しかったです。
    付け合せのサラダのドレッシングも妥協無く美味しい。

    B級グルメ好きにはかなりおススメです。私的には大満足でした。

    PAのパサールなんて、めったに来れないのが残念ですが…
    トルコライスの店なんて、ここでなくても探せばありそうだな。ちょっと調べてみよう。

    -----

    「大俵ハンバーグ」

    最近TVで「ビッグボーイ」というハンバーグ店のことをやってました。
    (多分、よくあるテレ朝のタイアップ系番組の何かだったと思う)

    で、それが家の近くにもあるらしいのを知ったので、行ってみました。

    (写真は無し)

    大俵ハンバーグというのがイチオシのようなので、それを食べました。

    まあ、全国チェーンのようなので、今更ですが、一応説明してみると…。

    俵のような形の、牛肉100%ハンバーグが、半分に割られた状態で出てきます。
    ハンバーグの中はかなり赤くレアっぽい感じで、それを、好みに合わせて、熱いプレートで焼いて食べる…というスタイル。
    (ちょっと言葉ではわかりにくいか…)

    これが、美味しかった!

    私はハンバーグ好きで(子供か!)、ハンバーグにはちょっと一家言あるのですが…
    (まあ、基本バカ舌なので、あまりえらそうなことは言えないのですが…)

    ここのハンバーグは、(私の分類体系では)ステーキ屋系ですね。
    牛100%でちょっとレアな加減を、醤油系のタレで食べるのが美味しい。
    (逆に、洋食屋系のあいびきハンバーグは、デミグラスが合う気がする)

    この、ちょっとレアな感じがいいんですよね。
    「生肉うめぇ~!」(笑)

    これはちょっとハマりました。
    私の心の「ご近所ハンバーグレストランランキング・ステーキ屋系部門」で、2位に躍り出ました(1位ではない)。

    しかし、この「大俵ハンバーグ」って、「フライングガーデン」というレストランの「爆弾ハンバーグ」に似てますね。

    フライングガーデンは、もっと前からよく行っていたレストラン。そして、この「爆弾」は、これまでの私のランキングで2位だったハンバーグです。

    Fg
    (フライングガーデンの爆弾ハンバーグ。こっちの写真はなぜか撮っていた)

    しかし、この両レストランのメニュー、そっくりです。どちらかがパクリなのでは?

    フライングガーデンの方は北関東にしか存在しないようなので、知名度ではビッグボーイに及ばないでしょう。
    しかも、創業はビッグボーイの方が早いらしい。
    ということは、「大俵」の方が先か?

    しかし…「大俵」はメニュー開始がいつからか、いまひとつ不明。ビッグボーイが今の体制になったのは2000年より後らしいので、それ以降かな…という気もする。

    一方、「爆弾」の方はwikipediaによると1993年から全店舗展開を始めているようなので、もしかすると、こっちがオリジナルなのかもしれません。
    とすれば、大俵が爆弾のパクリなのか?(まあ、もっと他に起源があるかもしれないですが)

    いまひとつその辺判然とはしませんが、両者はよく似ていて同じくらい美味しいことには違いないです。

    しかし、今回ビッグボーイが上回ったポイントは、「ペレット」の存在かな。
    レアっぽいハンバーグを後で焼くための、熱い金属ペレットがプレートに置かれていて、あとから焼き加減をコントロールできるのです。
    いや、よく焼けるのが良いのではなく、後からでも焼けるということで、最初のレア度が半端無いのが良いのです。生肉うめえ。

    一方、フライングガーデンは、それが無いためか、ある程度よく焼けた段階で出てきます。
    生肉食いたいのに(なんかだんだん怖い人になってきたような…)。
    そこが今回の僅差でした。

    ただ、昔のフライングガーデンは、もっとレアっぽかったんだよなあ。しかも、昔はソースが同時に数種類楽しめたのが、今回1種選択式に変わっていた。ちょっとメニュー内容が変わったのかもしれない。

    もしくは、店によって違うのかな。
    (最近行ったのは、普段良く行く店とは違っていた)

    北関東在住の人間としては、フライングガーデンを応援してあげたい気もする。
    今回のは店の違いによるものと信じて、また近々、いつものフライングガーデンに行って真相を確かめてみたいと思います。

    (2011.1.18)

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    ヒトとフェロモン

    (ちょっと前ですが)こんな記事を見ました。

    女性の涙に「逆フェロモン」…男性の興奮鎮静化
    (2011年1月7日  読売新聞)

    「女性の涙には男性の感情に影響する化学物質が含まれているとの実験結果をイスラエルにあるワイツマン科学研究所のチームがまとめ、米科学誌サイエンス電子版で6日、発表した。」

    「フェロモン」ですか…。

    フェロモンというと、敬愛するファーブル先生のオオクジャクサンの研究を思い出します。

    メスのガを入れたカゴに、オスのガがどこからともなく集まってくるんですよね。何に誘われて来るのか不思議だ…みたいな話だったか。読んだのは子供の頃なので、細かい部分は忘れましたが。

    Moth
    (ガ。)

    現在では多くの動物がフェロモンを持ち、それに影響されていることが分かっています。
    ただ…今回の記事でちょっと意外だったのは…
    「人間もフェロモンに影響されている」
    という事。

    私は、「人間はフェロモンに影響されていない、あるとしても、ほとんど有意では無い程度のもの」
    …と思ってました。

    よく、巷でも「フェロモン」という言葉を耳にしますが(例えば、あの美人モデルはフェロモン出まくってる…みたいな)、だいたいは本来の意味でのフェロモンではなく、性的魅力の「イメージ」ですね。
    モデルさんから実際にフェロモン物質が多量に検出された、なんて話は聞いたことありません。

    あと、よく「フェロモン」をうたい文句にする香水の類の広告なんかも見かけますが、十中八九怪しいと思ってます。

    そもそも、人間に作用しているというフェロモンの化学物質は、まだ特定されてないのではないか。
    それから、人間は他の動物にあるような、フェロモンを感知する器官が退化しているという話じゃなかったかと。

    私の記憶では、そんな感じでした。

    で、ちょっと調べてみました。

    東京都神経科学総合研究所
    ここで、ぴったりの記事を見つけました。

    ヒトとフェロモン

    ヒトにフェロモンがあることは間違いないと思われますが、その化学構造について、あるいはフェロモン情報がどのように受容され脳に作用しているかなどはほとんど明らかになっていません。」(引用)

    へえ、ヒトにフェロモンがあるのは間違いなかったんですか…。

    そういえば、ここでも取り上げられている「月経周期の同調」の話は、以前聞いたことありましたね。ただ、ちょっと不明瞭な話で怪しいと思ってました。
    実際、その物質自体はまだ確定されていないようですし、そもそもフェロモン情報自体の作用機構も明らかになっていないとのことですね。

    ヒトの鋤鼻器は機能しているか怪しい、また何割かのヒトは鋤鼻器は保有していない、さらに鋤鼻器があっても副嗅球が存在しない、つまりヒトには神経経路として鋤鼻系がないのです。」(引用)

    あ、やっぱり。
    フェロモンを感知する器官の事を「鋤鼻器(じょびき)※」というそうです。
    しかし、その系が人間には無いと。
    そうすると、フェロモンて、どうやって感知しているの?

    ヒト以外の哺乳類の鋤鼻系とはべつの伝達経路を推理する必要があります。その一つの経路は嗅覚系です。」(引用)

    なるほど、嗅覚ですか。
    確かに、化学物質を感知するという意味では、五感の中では嗅覚が似てますね。

    昆虫の場合、フェロモンは触角で感知するようですが(だから、ガのオスはメスより触角が大きい)、触角は匂いを嗅ぐ器官でもあるので、似たようなものかもしれません。

    ただ、フェロモンというものの性質からすると、「いいニオイ~」とかはっきり分かるほどのものでは無いはず。
    ニオイとして感知できないのに、無意識に影響されてしまう…というようなものではないかと。

    では、そのフェロモンというのは、具体的にどんな物質なんでしょう?

    いずれにしても、動物のフェロモンに比べて、生物検定法に難点をかかえており、「ヒトのフェロモン物質で確定されたものはまだない」といった方が良いかもしれません。 」(引用)

    あ、やっぱり。
    まだ、よくわかっていないようですね。

    今回の件で、ヒトにもフェロモンがあるらしいという事を知りました。

    でも、その詳しいことはまだあまりわかっていないようですし、他の動物ほど大きな影響を与えているわけでも無さそうです。

    フェロモン商売には、依然として、気を付けた方が良さそう。

    ※ 鋤鼻器の別名は、ヤコブソン器官なんだそうで。ヘビのヤコブソン器官のことはよく知られているけど、他の動物にもあるものだったんですね。

    (2011.1.14)

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    キャラ商売

    今までも何度か書いてますが…
    やっぱり、キャラのパワーというのはすごい、と今さら思います。

    Rirakuma

    「リラックマ」、すごいですよね。今さらながら。
    特に最近の氾濫っぷりには目を見張ります。

    食玩や文房具、クレーンゲームの景品は言うに及ばず。

    この間まで、LAWSONの景品でタイアップしてたと思ったら、つい最近は同じようなノリでミスタードーナツとタイアップ。
    YAHOOモバゲーのゲームになってるかと思えば。グリーのデコメなんかもやってるし。
    またそれが、どれもけっこうウケてるらしいのがなんとも…。

    いや、キライというわけでは無いです。むしろカワイイと思いますもん。

    san-X商品なので、特に元になる作品(アニメとかゲームとか)があるわけでは無い、純粋な「キャラ」ですね。
    まあ、オマケ程度に設定はあるようですが、背中のファスナーを開けたら中から何が出てくるかとか、もはや誰も気にしちゃいないですよね(中身はクマじゃないかもしれないのに…)。

    もう、見た目の可愛さだけで、タイアップ3本いけるって感じです。

    見た目だけでもカワイイという意味では、「ひこにゃん」もその類ですね。
    あの単純なイラストだけで、かなり心惹かれます。

    Hikon
    (ひこにゃん。再再掲)

    ただ、ひこにゃん人気に火をつけたのは、やはり着ぐるみの功績が高いと思います。
    イラストだけでは数パターンしかないですが、着ぐるみが可愛い動きを見せてくれるおかげで、想像が広がり、愛着もよりわきました。

    そう考えると、キャラの人気は単に絵の可愛さだけでは、決定打にならないのかもしれない、とも思います。

    逆に、第一印象が悪くても、その後の展開次第で大化けさせることも可能なのではないか…。

    それを一つ裏付けるのが…ついこの間行ってきた、奈良の「せんとくん」

    Sento
    (せんとくん…)

    せんとくんの最初の評判はひどい物でしたよね。

    まあ、確かに大元の籔内佐斗司さんの彫刻は、かなりエキセントリックでした。
    あれが「かわいくない」というのも、まあ。
    (せんとくん以前に薮内さんの作品は知っていたので、「らしいな」とは思いましたが…)

    イラストや着ぐるみの方は、マイルドになって、悪くもないと思うのですが…
    「ひこにゃん」という成功例とは180°違う方向性が、世間のお気に召さなかったのか…非難は止まず。

    そして、「まんとくん」や「なーむくん」などのライバル?が乱立する事態にも…。

    そんなゴタゴタが繰り広げられているのを聞いた後、しばらく気にしていなかったのですが…

    気が付いたら、いつの間にか、せんとくん、人気者になってるじゃないですか。
    今や奈良の観光大使にまで昇格。なんという挽回っぷり。

    その理由を推測すると、「露出パワー」なのかなと。
    良かれ悪しかれ、メディアに頻繁に登場するようになると、知名度も上がり、グッズやシンボルとしての付加価値が上がってきます。
    最初は半ばネタとしてグッズを身に付けたりした人もいたでしょうが、それも広まれば一つの流行といえます。

    加えて、せんとくん着ぐるみがTVなどに頻出し、動いたり喜んだり悲しんだりしているのを見ていくにつれ、だんだん親近感がわいてきた、というのもあるでしょう。

    ひこにゃんやリラックマのようなストレートな可愛さでは無いですが、「良く見りゃかわいいじゃないの」みたいな。
    パグやブルテリアなどのブサイク犬も、飼い主にはすごく可愛く見えるようですが、それと同じようなものではないかと…(双方に酷い例え)。

    もうひとつこの類かなと思うのが、「地デジカ」。

    最初はなんじゃこりゃと思いました。
    あのテキトーな線に、黄色いレオタード…。どういうセンスだと。
    くさなぎクンの件で急きょでっち上げられた、やっつけキャラじゃないかと勘繰りたくなりました(真相は知りません)。

    しかし、今やけっこうな人気になっているようですね。
    先日ガチャガチャやクレーンゲームの景品になってるのを見つけて、びっくりしました。
    そして、ついそれをやってしまった自分がここに…。

    Chidejika
    (地デジカストラップ。ヘッドフォンバージョンが出ちゃって…なんか偽物みたいだ)

    これの人気も、頻繁な露出に負うところが大きいのではないかと。

    ここ一年くらい、唐突にいろんな番組で「ゲスト」として呼ばれたりしてましたからね(地デジ化の期限も迫っているので当然なのですが)。

    そういえば「ムシューダくん」のぬいぐるみもクレーンゲームの景品になってました。あれも一見気持ちワルイけど…。

    結論として、何が言いたいかというと…。

    企画会議みたいな場で、プロデューサーさんみたいな人が「ウケるキャラを作れ!」なんて息巻くシチュエーション、よくありそうですが…

    「ウケる」というのは、絵描きさんの画力や、それに付随する設定やストーリーだけで決まるものでは無いのではないか…。

    いかにそれを「露出していくか」「持って行くか」「育てていくか」という、プロデューサーさん自身の力量も問われるものではないかと。

    いや、それこそが最も大切なのではないかと!!

    …ちょっと自己弁護的すぎるかな…。

    …キャラ商売、あこがれます…。

    (2011.1.11)

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    せんとくんと謎の石造物

    去年末に、奈良に行ってきました。

    2010年は「平城遷都1300年祭」でしたが、年末には既にそれも会期終了後。
    それでも、再現された平城宮跡には、まだ見所も残っていました。

    Suzaku01

    平城宮、朱雀門。なかなかすごい。
    羅城門(羅生門)の方は再現されてないんですね。

    ちょっと想像とは違ってたのが…

    もっと、平城京全体がある程度再現されているのかと思いきや…
    敷地のほとんどは、野原というか荒地だったんですね…

    Heijo03

    遠方に第一次大極殿を臨む・1 
    この荒地も、平城宮内。

    Heijo02

    遠方に第一次大極殿を臨む・2。
    平城宮跡内に線路通ってるんですか…。

    でも、平城京の広さは実感できましたね。

    Heijo04

    第一次大極殿から、朱雀殿を臨む。
    大極殿前庭だけでもこの広さ。

    いやーすごかったんでしょうねえ、当時は。

    会期後ではありましたが、まだあちこちで「せんとくん」「まんとくん」「なーむくん」を見られました。

    Sentokun

    祭も終わって、せんとくんたちも、これでもうお役御免か…。
    なんて思ってたら、最近の記事で…

    せんとくん、奈良県職員に…きびきび初仕事
    (2011年1月4日配信 読売新聞 @niftyニュース経由)

    せんとくんは「県観光振興課員」に再就職だそうで。

    これからも居るのね。(ひこにゃんと同じか)
    …それなら、あわててグッズ買わなくても良かったじゃないか…(苦笑)。

    まあ、いろいろ紆余曲折もあったせんとくんですが、支持を得て、定着できて良かったんじゃないですかね。
    末永く頑張ってほしい。

    -----

    奈良には今までも何度か来たことがありました(修学旅行も含めて)。
    なので、今回は東大寺や法隆寺などのメジャーどころは、パス。

    今回の真の目的は、寺社ではなくて…

    飛鳥路の謎の石造物群見学ツアー」

    だったのでした。(みんな有名なものですね)

    謎の石像は、飛鳥路(奈良県明日香村)のあちこちに点在しています。

    どうやって廻ろうかと色々考えたのですが…
    結局、現地でレンタカーを借りて廻ることにしました。

    本来、自転車が良いらしいですけどね。でもこの時期寒そうだし…
    …そしたら、それどころか、当日雨まで降り出して…自転車でなくて良かった。

    現地で、ちゃんと駐車できるかどうかも不安だったんですが、シーズンオフだったせいか、ちょっとの間の路駐は大丈夫でしたね。
    借りた車も小さいトヨタ「IQ」(初めて乗った)で、停めるにも便利でした。
    (トップシーズンでは、車はやめた方が良いかも…)

    Iq

    IQ、カッコいいですよね。

    …閑話休題…。

    では、雨の中見て廻った石造物を…。

    [ 酒船石 ]

    竹やぶの丘を少し登ったところにある、奇妙な石造物。
    その他の石造物もそうですが、厳密な制作年代や意図は不明のようです。
    (7世紀ころという説はあるようです)

    Sakahune01
    Sakahune02

    模様がナスカの地上絵みたいな感じにも見えます。
    古代の神秘を感じさせますね。

    Sakahune03

    実際には、後述の亀形石造物と合わせて、水を流して鑑賞するような庭園施設の一部じゃないかと思えます。

    側面にタガネを打ったような跡がいくつも付けられていました。
    これは後年に割られて石材として持ち去られた跡とのことです。
    当初はもう少し大きなものだったらしい。

    [ 亀形石造物 ]

    Kamegata02
    Kamegata01

    割と最近(1998年)見つかったものですよね。
    当時ニュースになったの、よく覚えています。

    場所は、酒船石のすぐ近く。
    酒船石と関連するものと考えられていて、合わせて「酒船石遺跡」とも呼ばれるそうです。

    明らかに亀ですね。
    かなり古いもののはずなのに、埋まっていたせいか、細かい部分の造形までよく残っています。
    なかなか芸術的なデザイン。

    後述の「亀石」と区別するために「亀形石造物」なんて風情の無い名前が付けられてますが、英語の説明だと…。

    Kamegata03

    「ニュー・カメイシ・ストーン」(笑)

    [ 亀石 ]

    Kameishi01

    おお、これが有名な亀石ですか!

    でかいです。
    比較セヨが無いと、わかりにくいですが、人と同じくらいの高さがあります。

    これといい、亀形石造物といい、古代人は、亀が好きだったんでしょうか。

    もっとも、ニュー・カメイシの方は、明らかに亀のデザインですが、こちらはその辺ちょっと微妙。
    確かに、背中に甲羅をしょっているように見えるのですが…
    顔はむしろカエルっぽいし、まだ製作途中の状態なのではないかという説もあるようです。

    Kameishi02

    現物って、こんなに住宅地の一角にあったんですね。ちょっと意外。

    タイのアユタヤ遺跡が、けっこう街中にあってビックリした記憶がありますが、現地に行ってみないとわからないこともありますね。

    [ 鬼の雪隠 ]

    Onisen01
    (畑の中、遠くに見えるのが、鬼の雪隠)

    Onisen02
    (近影)

    一見、確かに謎の石造物ですが…

    実は、古墳の石室の一部が崩れ落ちて、この角度で留まったものなのだそうです。
    この付近の丘の上には、もう一つ遺跡があって…

    [ 鬼の爼(まないた) ]

    Onisen03

    鬼の雪隠は、実はここにかぶさった石室の一部だったのだそうで。

    Onisennote
    (こんなイメージ)

    だから、謎でもなんでもない。

    しかし、この重量のものが落下してくるとは、どんな天変地異があったのやら。

    [ 猿石 ]

    Saruishi05

    猿石は、吉備姫皇女王墓の柵内にある、四体の石像。

    Saruishi01
    Saruishi03

    江戸時代に、近くの水田から掘り出されたのだそうです。
    (制作年代は、他の石造物同様、厳密には不明。)

    一番有名なのは、サルっぽい顔したこれ。

    Saruishi02
    山王権現というニックネームが付けられていますが、後付けの名前です。
    (ヨーダにも似ている気が…)

    Saruishi04
    (別角度から)

    その他の三体も「男」「女」「僧」などのニックネームがつけられていますが、実際に何を表したものかはよくわかっていないらしい。

    柵があって良く見えないのですが、裏側にも顔がある二面像もあるそうです。

    日本の他の仏像や、埴輪、土偶の類でも見かけない、独特のデザインセンスですよね。

    [ 石舞台 ]

    Ishibutai04
    (遠景)

    Ishibutai01

    私、現地に行くまで、これって「ストーンヘンジ」のようなものだと勘違いしてました(勉強不足)。

    単に、古墳の石室が露出したものだったんですね。
    蘇我馬子の墓だという説があるそうです。

    ちゃんと、中(下)にも入れるようになってました。(知らなかった~。行ってみるもんだ)

    Ishibutai02

    Ishibutai03
    (玄室)

    -----

    飛鳥の石造物群、前々から見たかったものなので、長年の念願がかないました。
    神秘な感じも味わえて、なかなか良かったです。

    (なんとなくカテゴリを「超常現象」にしてしまいましたが、別に超常ってわけでも無いんですけどね…)

    時間が無くて見られなかったですが、その他にも「二面石」など、面白い石像はあるようです。
    キトラ古墳や高松塚古墳にも行けなかったので、ぜひ次の機会にでも。

    (2011.1.7)

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    新年会

    毎年、学生時代の恩師の家での新年会に参加させてもらっています。

    卒業以来ン十年も経っている上に、まったく当時と関係ない職種に就いている私を快く招いてもらえているのが、とてもありがたいです。
    (まあ、こちらから毎年「行かせてくれ」と言っているので、なかば無理やりという話もありますが…)

    普段、動物(特に昆虫)のディープな話題を話せる人間がまわりにいないので、私にとっては貴重な機会なんですよ。

    当時の私の同窓生には、教師になっている人が多く、年始も忙しいという事もあるのか、さすがに毎年参加なのは私だけ…。

    他は、たいてい私より大幅に若い卒業生や、その年の研究室生(三年生~四年生や、院生)が主だった面子になっています。

    自分では当時とあまり変わらない感覚なのですが、みんな自分より一回りも二回りも若いんだよなあ。
    にもかかわらず、けっこうしっかりして見える人もいて、自分が精神的に全然成長していないことに愕然とします…。

    研究室の後輩の卒論テーマを聞くのも楽しみの一つ。
    (自分自身が卒論であまり自慢できる結果を残せなかったのは棚に上げつつ…)

    今年来ていた三年生のお二人の題目は「ホタル」と「ゴキブリ」だそうで。
    なかなか面白そうですなあ(笑)。

    私の学生時代は、昆虫テーマの方が少なかったのですが、最近は恩師の仕事の関係か昆虫テーマが多くなっているようで、ちょっとうらやましい(私は昆虫では無かった。まあ、魚の研究も面白かったですけどね)。

    それと、今回聞いて初めて知ったのは、最近は顕微鏡写真もデジカメなんだとか。
    考えてみれば当たり前なんだけど、ちょっとびっくり。
    時代の変遷を感じますねえ…。
    当時そもそもデジカメというもの自体が無かったですから。

    昔は、暗室に数時間も籠って、氷酢酸の匂いなどに苦しめられながら、白黒写真を現像したものですが…。
    (しかも、なかなか現像が上手くいかずボツを食らったり…)

    でも、顕微鏡標本作りは、昔とほとんど変わりないらしい。
    パラフィン包埋とか、ミクロトームでの切片作りとか、大変だけど、頑張ってくださいね~。
    (大変だったのは、単に自分が不器用だったからかも…)

    ところで、近年新年会の常連になっている卒業生で、面白い人がいました。
    なかなか可愛らしい女の子(というと差別的だな。現職の先生をやっている女性ね)なのですが…動物のホネや解剖が大好きなんだそうです。

    在学中、サファリパークからもらってきたライオンの死骸を、骨格標本にしたらしい。
    内臓や皮は除去されていたようですが、それを研究室の大なべで煮て肉を落としたりとか、なかなか大変そうな話でした。
    そんなデカい動物の骨格標本作りなんて、私だったら勘弁してほしい…それを嬉々としてやるというからすごいです。
    (まあ、私はどちらかというとムセキツイの方が好きですし…)

    最近この趣味(?)が周囲にも知れたらしく、職場の同僚も動物の死体を発見すると彼女に報告するようになったとか。
    この間、モグラの死骸をゲットしました~」と嬉しそうに言ってました。
    怖え~よ(笑)。

    でも、こんなキャラ、マニアの方にはちょっと萌え~って感じかもね(笑)。
    こんな女の子が登場するマンガがあったら、面白いかもと思ったり。

    (2011.1.4)

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    2011 謹賀新年

    謹賀新年

    今年もよろしくお願い致します。

    年賀状1:

    Rabbit01
    (うさぎって、描きかたによってはなんか怖いですよね。八海山ロープウェイのキャラ)

    年賀状2:

    Rabbit02
    (毛玉ではありません)

    今年は、公私ともに新たな展開に挑戦したいと思っております
    …がどうなることやら。

    とりあえずは、Flashをアップグレードして、Flash5の新機能を使ってみる所からかな。
    iPhoneアプリやAndroidアプリにコンバートできるようになったという噂も聞きますが…どんなもんなんでしょ??

    -----
    ちなみに、大晦日の夜は、BGM代わりに「池上さん」を見ていたのですが、年が明けた瞬間も何事も無かったかのように解説を続けていたところがよかったですね(笑)。

    大晦日や正月の雰囲気があまり好きでないもので…。
    大晦日だの正月だのに浮かれない、終始平然とした池上さんに好感。

    ちなみに去年のベストショット…

    Akaeri01

    アカエリトリバネアゲハ。(クリックで拡大)

    子供の頃からずっと見たいと思っていたのです。
    去年、初めて見ました(野生ではなくバタフライパークですが…)。
    感動…。

    (2011.1.1)

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    « 2010年12月 | トップページ | 2011年2月 »