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キャラ商売

今までも何度か書いてますが…
やっぱり、キャラのパワーというのはすごい、と今さら思います。

Rirakuma

「リラックマ」、すごいですよね。今さらながら。
特に最近の氾濫っぷりには目を見張ります。

食玩や文房具、クレーンゲームの景品は言うに及ばず。

この間まで、LAWSONの景品でタイアップしてたと思ったら、つい最近は同じようなノリでミスタードーナツとタイアップ。
YAHOOモバゲーのゲームになってるかと思えば。グリーのデコメなんかもやってるし。
またそれが、どれもけっこうウケてるらしいのがなんとも…。

いや、キライというわけでは無いです。むしろカワイイと思いますもん。

san-X商品なので、特に元になる作品(アニメとかゲームとか)があるわけでは無い、純粋な「キャラ」ですね。
まあ、オマケ程度に設定はあるようですが、背中のファスナーを開けたら中から何が出てくるかとか、もはや誰も気にしちゃいないですよね(中身はクマじゃないかもしれないのに…)。

もう、見た目の可愛さだけで、タイアップ3本いけるって感じです。

見た目だけでもカワイイという意味では、「ひこにゃん」もその類ですね。
あの単純なイラストだけで、かなり心惹かれます。

Hikon
(ひこにゃん。再再掲)

ただ、ひこにゃん人気に火をつけたのは、やはり着ぐるみの功績が高いと思います。
イラストだけでは数パターンしかないですが、着ぐるみが可愛い動きを見せてくれるおかげで、想像が広がり、愛着もよりわきました。

そう考えると、キャラの人気は単に絵の可愛さだけでは、決定打にならないのかもしれない、とも思います。

逆に、第一印象が悪くても、その後の展開次第で大化けさせることも可能なのではないか…。

それを一つ裏付けるのが…ついこの間行ってきた、奈良の「せんとくん」

Sento
(せんとくん…)

せんとくんの最初の評判はひどい物でしたよね。

まあ、確かに大元の籔内佐斗司さんの彫刻は、かなりエキセントリックでした。
あれが「かわいくない」というのも、まあ。
(せんとくん以前に薮内さんの作品は知っていたので、「らしいな」とは思いましたが…)

イラストや着ぐるみの方は、マイルドになって、悪くもないと思うのですが…
「ひこにゃん」という成功例とは180°違う方向性が、世間のお気に召さなかったのか…非難は止まず。

そして、「まんとくん」や「なーむくん」などのライバル?が乱立する事態にも…。

そんなゴタゴタが繰り広げられているのを聞いた後、しばらく気にしていなかったのですが…

気が付いたら、いつの間にか、せんとくん、人気者になってるじゃないですか。
今や奈良の観光大使にまで昇格。なんという挽回っぷり。

その理由を推測すると、「露出パワー」なのかなと。
良かれ悪しかれ、メディアに頻繁に登場するようになると、知名度も上がり、グッズやシンボルとしての付加価値が上がってきます。
最初は半ばネタとしてグッズを身に付けたりした人もいたでしょうが、それも広まれば一つの流行といえます。

加えて、せんとくん着ぐるみがTVなどに頻出し、動いたり喜んだり悲しんだりしているのを見ていくにつれ、だんだん親近感がわいてきた、というのもあるでしょう。

ひこにゃんやリラックマのようなストレートな可愛さでは無いですが、「良く見りゃかわいいじゃないの」みたいな。
パグやブルテリアなどのブサイク犬も、飼い主にはすごく可愛く見えるようですが、それと同じようなものではないかと…(双方に酷い例え)。

もうひとつこの類かなと思うのが、「地デジカ」。

最初はなんじゃこりゃと思いました。
あのテキトーな線に、黄色いレオタード…。どういうセンスだと。
くさなぎクンの件で急きょでっち上げられた、やっつけキャラじゃないかと勘繰りたくなりました(真相は知りません)。

しかし、今やけっこうな人気になっているようですね。
先日ガチャガチャやクレーンゲームの景品になってるのを見つけて、びっくりしました。
そして、ついそれをやってしまった自分がここに…。

Chidejika
(地デジカストラップ。ヘッドフォンバージョンが出ちゃって…なんか偽物みたいだ)

これの人気も、頻繁な露出に負うところが大きいのではないかと。

ここ一年くらい、唐突にいろんな番組で「ゲスト」として呼ばれたりしてましたからね(地デジ化の期限も迫っているので当然なのですが)。

そういえば「ムシューダくん」のぬいぐるみもクレーンゲームの景品になってました。あれも一見気持ちワルイけど…。

結論として、何が言いたいかというと…。

企画会議みたいな場で、プロデューサーさんみたいな人が「ウケるキャラを作れ!」なんて息巻くシチュエーション、よくありそうですが…

「ウケる」というのは、絵描きさんの画力や、それに付随する設定やストーリーだけで決まるものでは無いのではないか…。

いかにそれを「露出していくか」「持って行くか」「育てていくか」という、プロデューサーさん自身の力量も問われるものではないかと。

いや、それこそが最も大切なのではないかと!!

…ちょっと自己弁護的すぎるかな…。

…キャラ商売、あこがれます…。

(2011.1.11)

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