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惜しい・1

海外の看板や輸入製品の説明書きなどで、
時々、おかしな日本語表記を見ることがあります。

「紛らわしいタイプ」

Botaso
Botaso2
(惜しい…。「リセツト」「ボタソ」。 クローズのロもなんか怪しいし、意味不明の「"」も…)

Resodu
Resodu2
(惜しい…。「スタツキソグ」「オーブソ」「電子レソヅ」。ことごとく間違ってるな…)

Renunaraso
Renunaraso2
(惜しい…。「レヌナラソ」。上の英語表記からするとレストランと書きたかったらしい)

Masisadu
Masisadu2
(惜しい…。「マシサーヅ」。よく見るとマも修正されてる…。「ヌシサーヅ」だったようだ)
Masisadu3
(実は右側の表記もなんかおかしい)

海外(特にアジア圏)で日本語表記を見かけるのは、それだけ日本人客が多い、または良いお客さんと思われているからでしょう。
その意味では、ありがたいことなんですけどね。

でも、そこに誤表記があるのを見ると、
「日本語というのは、さすがに英語ほどには理解は進んでないんだなあ」
とか
「日本語がわかる人にチェックしてもらえばよいのに…」
とか、つい思ってしまいます。

しかし…よくよく考えてみると、今回の写真のような誤記って、書いた側の問題とばかりは言えない気もしました。

これは、「日本語(特にカタカナ)に内在する問題点」を、露呈しているのではないか、とも。

よく、仕事でアイコンなどを描く場合に、「紛らわしいデザインは避けるべき」なんてことを指示されたりします。

そう、これらの誤記って、日本語文字の記号としてのデザインの問題点を表しているのではないか。
「記号学(?)」的に言うと、これらの文字は、失敗作なのではないか…と、ふと思いはじめてしまいました。

「シ/ツ」「ソ/ン」なんて、それぞれの線の微妙な角度にしか違いがありません。
仕事でこんな紛らわしいアイコンを描いたら、絶対ボツになります。

例えば、これ、どっちでしょう?
Tsushi

私も分かりません。どっちにも見えますね。
それぞれの線の角度というのは、書く人によって変わります。中にはこんな風に書く人もいるかもしれない。
こんな風に書かれたら、文脈から判断するしかなさそうです。

これでは、日本語にあまりなじみの無い人が間違えるのも、無理はないだろうと。

それから、促音(小さい「ッ」など)拗音(小さい「ゃ」など)も難しいですね。
この大きさも、決まりがあるわけじゃないですし。
経験的には、なんとなく他の文字より小さければ、そう判断するって感じですよね。
でも、それぞれの文字の大きさが一定していないような表記(達筆でもそんな書き方ありますよね)なんかだと、やはり日本語になじみの無い人には、判断つきにくいだろうと思います。

あと、ひらがなでも「い」と「り」なんかはちょっと紛らわしいし。
活字だとわかりやすいですが、この二つの違いって、微妙な幅や、二つの線の長さの違いだったりするので、書き方によっては判別付きにくいこともあります。

こういう紛らわしい表記は、日本語に限ったものでもないと思いますが…

例えば、英語の「I(i)とJ(j)」「V(v)とU(u)」なんかは、やや紛らわしいですね。
筆記体なんかだとよけいわかりにくい。

ただ、ちょっと面白いと思ったのは、「J」も「U」も大元になったラテン語アルファベットには無いんですよね。
元々のデザインをした古代ローマ人は、紛らわしい文字は作らなかったようです。

話がだいぶ脱線してしまいましたが…。

「惜しい」日本語表記は、もっと別のタイプも色々ありますね。
コレクションはまだあるので、また別の機会にでも…。

(2011.2.18)

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