近頃、色んな生命体が増えてるからねぇ
「隕石に地球外生命の化石か…NASA研究者」
(読売新聞 3月7日 Yahooニュース経由)
「米航空宇宙局(NASA)マーシャル宇宙飛行センターのリチャード・フーバー博士が、地球外の微生物とみられる化石を隕石(いんせき)の中に発見したと、4日の専門誌「ジャーナル・オブ・コスモロジー」電子版に発表した。」(上記より引用)
記事としては、さらっとすごいことが書かれています。
本当だったら「地球外生命体」の存在の証拠かもしれないですし、「パンスペルミア説」(地球の生命の起源は、他の天体で発生した微生物とする説)を実証するものかもしれないのですよ。
もやもやするのは、先日の発表「リンの代わりにヒ素をDNA中に取り込む微生物が見つかった」の時より、トーンが低い感じがすること…。
「地球外生命体の証拠」という意味では、こっちの方が直接的じゃかと思うのですが。
どうも、前回は「NASAの公式発表」、今回は「NASAの中の人の個人的発表」という違いがあるみたい。まだ、あまり検証もされていないようですし。
Slashdotの記事のコメントを読むと、かなり信憑性が低いように思えてきます。
うーん、ぬか喜びだったかな。
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地球外生命体と言えば…
「ビッグコミック」 で、J.P.ホーガン原作のSF「星を継ぐもの」のコミックス連載が始まったみたいですね。
やはり、去年亡くなったことで、世間でも再評価されているのでしょうか。
「星を継ぐもの」を読んだのはかなり昔。
他人からすすめられて読んだのですが、実は当時、それほどピンとはこなかったんですよね…。
「2001年」をちょっと理屈っぽくした感じの話かな、なんて程度の印象で。
(他人からすすめられて読んだ本は、面白さ50%減の法則…)
で、それっきり続編も、ホーガン先生のその他の作品もあまり読まずに来てしまいました。
しかし、数年前になんとなく読んだ「断絶への航海」が面白くて、そこからいくつかホーガン作を立て続けに読み、今さらながら、凄い作家だという事を再認識させられてしまいました。
(こんな有様でSF好きとはよく言えたものだ…)
ごく最近、たまたまカミさんが「星を継ぐもの」を読み、大絶賛しているのを聞いても、どうも当時の私の目が曇っていたのだとしか考えられません。(いや、面白さって、読んだ時の心理状態にもよるんですよね…)
ということで、「星を継ぐもの」も、また読んでみたいと思う今日この頃。
コミックス版という選択肢も、ありかな。
普段、マンガ雑誌をあまり読まないので、単行本化された時にでも…。
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今さらだけど、某薬用ハンドソープのCMで
「近頃、いろんなバイ菌が増えてるからねぇ」
とかいうナレーションを聞くたびに、もやもやした気分になります。
別に、最近になって、特に身の回りに新種の菌類やウィルスが増えているわけじゃなかろうに。
新型インフルエンザとか、口蹄疫とか、ノロウィルスとか、確かに最近聞くようなものが多いので、そんな気もしてしまうこともありますが、別に最近突如出現したものでもないわけで。
(ノロウィルスって、最近まであまり聞かなかったけど、以前は違う名前で呼ばれていたらしい。子供の頃、当時はそんな認識無かったけど、多分ノロウィルスに罹患したことがあります。)
CMって、必要以上に危機感をあおりますよね…。
いや、これは…隕石に乗って地球外から微生物が降っているということを暗示しているのか!!
(はじめに戻る)
(2011.3.8)
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