群馬デスティネーションキャンペーン
あまり詳しいことは知らないのですが…
例年、いくつかの県が鉄道会社などとタイアップして、「デスティネーションキャンペーン」という大型観光キャンペーンを打っているようです。
で、今年は「群馬県」がそのデスティネーションキャンペーンなのだそうで。
(「群馬デスティネーションキャンペーン」7月1日~9月30日)
鋭い方は既にお気づきと思いますが、私は今、この群馬県に住んでおります。
生まれも群馬県。
一時、群馬を離れたこともありますが、今までの人生ほとんどを群馬で過ごしています。
それで、せっかくのキャンペーン年ということで、私もちょっとバックアップして、群馬のことを書いてみようかなと考えました。
もっとも私は、すごく群馬に愛着がある…ってほどでも無いんですけどね…。
というか、郷土とか、所属コミュニティとか、そういう物全般にあまり愛着が無いというか、冷めているというか…。
言い訳めいてますが、私は小学生の頃、親の仕事の関係で頻繁に引越しをしていました。
それで、子どもながらに「故郷やコミュニティなんて刹那的なものだなあ」なんて達観した部分もありまして。
でも、単に冷めているというだけで、群馬が嫌いなわけではありません。
ローマやイスタンブルやクアラルンプールが良い所だなと思うのと同様に、良い所だと思ってます。
しかし…この群馬県、世間的な評価はあまり高くないような…。
数年前には、「最も魅力ない県NO.1」に選ばれたとか。
最近は栃木や茨城とその座を争っているようですが…。
理由も分からなくはないんですよね。
あまり、コレと言って「売り」が無いんです。
全国的に有名な料理とか、名産品とか、あまり思いつきませんね。
自慢の農産物は「ネギとコンニャク」。地味だ…。
「焼きまんじゅう」というスナック系の名物もありますが、実は私はあまり好きじゃない…。
県外から訪れてみたいと思われるような、特筆すべき観光スポットとかも、少ないかな…。
例外的に、温泉は自慢できますね。
全国的にも有名な草津温泉などは、群馬県ですよ。
そんな群馬県を話題にする時、しばしば取り上げられるのがコレ…
「上毛かるた」
群馬県の名産や名士、名勝地を織り込んだカルタです。
これが群馬県人を選別する勘合符となっているという伝説は……本当です。
「浅間のいたずら」…「鬼の押し出し」
「伊香保温泉」…「日本の名湯」
「つる舞う形の」…「群馬県」
私が子どもの頃は小学校の授業で習っていました。(今はどうかな?)
群馬県で幼少時代を過ごした人間なら、十中八九、上の句を聞けば下の句が言えるハズ。
私は、子ども時代ずっと群馬にいたわけでは無いですが、頭脳の柔軟な頃だけあって、あっという間に刷り込まれてしまいました。(もっと他のことに脳容量を割いた方が有意義だった気もしなくはないが…)
このカルタを見ると、群馬の多くの事が分かります。
そう…特筆するほどのものは少ないですが、細かい所では、面白い場所や美味しいものも色々あるんですよ。
群馬の汚名返上のため、折を見て、細かい群馬の良さを紹介できたらいいなと思います。
ディスティネーションキャンペーンの間くらいは、群馬のことを応援してやろうかな…と。
「の・登る榛名のキャンプ村」
冬の榛名湖と榛名富士。
(世間では、「秋名」だと思われているらしいが…)
(2011.4.22)
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コメント
館林に住みはじめて、子供が小学校にあがったときに
「館林かるた」
があることを知りましたよ。もちろん「上毛かるた」もあって、館林市立小では2つのかるたをおこなう機会があります。
投稿: ほそだ | 2011年4月27日 (水) 06時40分
あ、見てくれてたんですね!
お返事遅れてスイマセン。
週2くらいでしかメンテしてないもので。
実は、私が上毛カルタに接したのも、
館林に住んでいたときでした。
でも、当時は館林カルタは無かったですね…。
館林だけで、50音埋められるだけネタがあるとはびっくり。
いまどき、各地でご当地カルタができているかもしれませんね。
投稿: 適研所長 | 2011年4月29日 (金) 10時16分
ふふ、たまに見ています^^
>>でも、当時は館林カルタは無かったですね…。
実は館林かるた初版としてはどうも昭和63年らしいので、たぶん無かったですね。
で、すごいのは、練習のためにかるた買いたいとおもっても・・・
手に入らないのです。これが。生産はとうに止まっているとのこと。
変でしょう〜 子どもたちにやらせたいのか、やらせたくないのか。
いまいちわからんところです。
投稿: ほそだ | 2011年5月 2日 (月) 18時52分