群馬DC(デスティネーションキャンペーン)応援中。
群馬県といえば、全国的には温泉くらいしか知られていません。
しかし、一時、急激にその知名度を上げた(多分)時期があった…。
それはコミックス「頭文字D」の舞台となったことによります。
今では各地を転戦していますが、初期の頃は、群馬の各峠を舞台とするバトルがメインでしたね。
その主人公と、仲間の「秋名スピードスターズ」のホームコースが、この榛名山です。(劇中では「秋名山」でしたけど)
とりあえず、頭文字Dのことはちょっとおいて置いて…
先日(7/16)、この榛名山の山頂にある榛名湖で催された
「榛名湖天空ファンタジア」
というイベントに行ってきました。
開催期間は 7月1日(金)~7月24日(日)(来週まで)
毎週 金、土、日曜日の、夜 PM7:30~8:30 。
榛名湖湖畔、榛名富士をバックに行われるレーザーショー。土曜日は花火も行われます。
何年か前からやっていたらしいですが、行くのは初めて。
せっかくなので、ちょっと早め、17:00頃に湖畔に来てみました。
湖の東側(榛名富士側)、ゴーカート乗り場近くの駐車場に。
この時間だからか、あまりまだ人は集まってはいないよう。本当にイベントがあるのか少し不安になる。
時間つぶしで、少しうろついてみました。

ちょっと渇水しているようで、水位は低めでした。

そういえば、キャンプ場なんかもあったなあ。
(の)「登る榛名のキャンプ村」(上毛かるたより)
しばらくうろうろしていたのですが、一時間前になっても人が集まる様子は無い。
たまたまいた係の人に聞いてみると、ビューポイントはこちらではなく、湖の西側、ちょうど湖越しに榛名富士が見える場所(バス停のあたり)だと判明。
慌ててそちらに向かいます。


そうか、榛名湖って、こっち側がメインなのか…。
たしかに、お店もたくさんあるしなあ。
すでに人がたくさん集まっていました。
三脚を立てて、撮影準備をする人も。
だんだん暗くなってくる。
曲と共に、レーザーイベントが始まりました。



うおお、レーザーすげえ。
スターウォーズみたいだ!(例えが古い)

花火も始まりました。


クライマックスに向けて花火ラッシュ!




(クリックで拡大)
最後になって月が雲に隠れ、一番綺麗に見えました。
いやいや、なかなか素晴らしい催しでした。
今年は今週末が最後ですが、機会があればぜひ、いかがでしょう。
ふもとには伊香保温泉もありますし、水沢うどんも食べられますし、パワースポットというウワサの榛名神社もありますし、他にも見所多いですよ。
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せっかく榛名山の話題なので、「頭文字D」がらみの視点でもひとつ。
(ちょっと昔に撮った写真なども交えつつ)
やっぱり、頭文字Dの影響は大きかったようです。
お土産屋さんに行くと、いまだに「ハチロクキャラメル」が売っています。


一応、頭文字Dというのが何か知らない人のために、説明も書かれています。

「榛名湖を舞台に、伊香保から榛名湖までの峠を、主人公「藤原拓海」がAE86で、他県の走り屋から守っていく物語」
…そんな話だったっけ?
物語のゆかりの地ということで、ファンもしばしば訪れます。

湖畔の駐車場で。他県から来たらしい、「86」というナンバーのハチロク。
徹底してるなあ…。
頭文字Dと関係あるかどうか別として、やはり車好きの人たちの中では、よく知られた場所のようで、よく同車種の人たちの集いみたいなこともやられています。

たまたま見かけた、Z好きの人たちの集い。いろんな世代のZが大集合してました。

いまだに、けっこう「走って」いる人もいるようです。
タイトなコーナーなどに、黒いタイヤ跡が何本も描かれているのを見ます。
(時々、ガードレール向かってまっすぐ描かれているタイヤ跡も…)
もっとも、最近は、例の頭文字Dのルート(伊香保に下る道)よりも、別のルートの方にタイヤ跡は多いような気がしますが。(上記の写真も、別ルートのもの。それはある理由が…。)
まあ、レースの真似事みたいなのは、ちょっとどうかと思いますが…。
この榛名の峠コース、私も実際に何度も走ったり(いや、私は安全運転ですよ。軽自動車だし)、レースゲーム(「頭文字D」のゲームや、「街道バトル」など)で走ったりして感じるのですが…
ゲームデザイン的にも、よくできたコースだなと思います。
(別に、走り屋のために作られたわけではないですが…)

(スタート地点の、例の給水塔みたいなヤツ)
ハイスピードの直線やゆるやかなカーブが多い中に、時々ピリッとヘアピンが差し込まれています。
それが、一回だけだったり、二回連続したり、終盤には例の5連ヘアピンなんかがあったり(実際には、4連ヘアピン+1って感じだけど)。

(4連+1番目のヘアピンカーブ。ゲームなどでもおなじみの、赤い屋根)
群馬には他にも峠道はありますが、もっと細かく単調なカーブが多かったりして、ちょっと飽きる感もあります。
その意味でも榛名は確かに、走っていて楽しいです。
車好きの人が集まるのも、なんか、わかる気はしますね。
しかし、最盛期に走り屋が来すぎて、色々事故も多かったのでしょう。
もはやこのコースの主要なコーナー前には、ドリフトなど出来ないようにデコボコやウネウネが付けられてしまいました。

5連ヘアピン前。道に大きなウネウネが付けられて、ドリフトなんか絶対できなそう。
頭文字Dの初期の頃には、こういうのは無かったんでしょうね。
そんなことが理由で、最近は、別ルートの方でタイヤ跡を見かけるようになったのかなと思います…。
※※この素晴らしい榛名コースをモチーフにした「ヤセオネランナー」もぜひプレイしてみてください…(PC専用)。
(2011.7.18)
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