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最近のコマゴマ

最近の細々とした個人的話題を、さみだれ式に。

[ 書籍 ]

「ノービットの冒険―ゆきて帰りし物語 」
パット マーフィー

なんというか、決してA級の小説じゃないんですが、ちょっと刺さるものがあって。

ライトな感じのSFです。

特筆すべきは、タイトルで想像できるように、あの「ホビットの冒険」を下敷きにしてしているところ。
それも、結構「真面目」に。パロディーって感じじゃないんです。

だから、これだけでも充分、独立した物語として楽しめます。
でも、「ホビット」を読んだことのある人には、また別の意味で読みどころがあります。

キーワードとかを拾って作ったオマージュでは無く、あらすじをかなり忠実に下敷きにしています。
(日本語版が「ですます体」で書かれている所まで忠実に再現…)
だから、ホビットを読んだことがある人は「あ、ここはエルロンドの館だな」とか、「ここはゴブリンに捕まったシーンだな」とか、読んでいてわかります。
(ガンダルフや、ゴクリや、スマウグに相当するキャラも登場します! まあ、流石にドワーフに相当するキャラは13人もいませんが。)

こういう小説、成り立ちから言っても「安っぽい」ですし、本来、自分はこういうのあまり好きじゃないはずなんですが…(特に「ホビット」はリスペクトしている小説ですし…)

しかし、読後感が悪くなく、こういうのも、たまにはアリだなと思わされてしまいました。

まあ、要は元の「ホビット」の骨子が好きだったという事ですね。

一見単に人が良いだけの、冒険などとは縁の無さそうな主人公が、巻き込まれ旅をしていくうちに、底に秘めていた力を発揮し、英雄となって行く…(しかも、それでいて、最後まで自分を英雄だなどとは思わない)

まあ、ベタと言えばベタですが、そういうの好きなんで。

ちなみに「ホビットの冒険」は、現在、映画化進行中だとか。
期待、大。

[ 映画 ]

ハリー・ポッターと死の秘宝 part2

最後のハリー、見てきました。
面白かったですよ。
事前に本の方も読んでましたが、もうずっと前の話で、かなり忘れかけてました。
でも、記憶にある限りは、かなり忠実だったと思います。

ちなみに、最終話上映に前後して行われたキャラ人気投票で1位になったのは、主役三人組ではなく「あの人」だったそうです。そりゃ、最後まで見たらそれも納得ですよね。(リンク先はある意味ネタバレなので、ご注意)

終わってみて思うのは、作者のローリングさん、すごいなって事。
この作品でデビューした、いわば素人作家だったわけですが、ちゃんと7巻を尻すぼみにならずに完結させ、さらに今日びプロの作家でもようやらん、7巻にもわたる伏線張りをやってのけましたからね。

物語の結末は、序盤に既に作られていたらしいですが、映画スタッフはどこまで知らされてたんだろう。
演出の仕方によっては、最後の展開で辻褄の合わない事にもなりかねないのに。

まあ、ほめまくってますが、あくまで児童文学ってことで「そんなたいした話じゃないだろう」とか「多少エリート思想が鼻につく」とか突っ込みもあろうかと思いますが…。

ちなみに、今年の私的「ラジー賞」は、「スーパー8」に既に決定(十中八九)。
なんというか…私が絶賛した「インセプション」の対極にあるような映画でしたね(まず何より、設定がずさんすぎる)。
シャマラン監督の「サイン」と似た脱力感がありますが、あっちの方がまだ笑えただけマシ。

[ ニュース系、その1 ]

ちょっと古いものもありますけど。

ホンダ、ASIMOの技術を応用した原発事故処理専用ロボットの開発へ
(asahi.com 2011年8月12日)

「ホンダは、人間に近い作業ができるアシモの技術を応用し、専用ロボットを開発。人が近づけない放射線量の高い場所で作業することを検討している。」(引用)

東日本大震災:福島第1原発事故 「T-53援竜」、事故処理に採用されず /福岡
(毎日新聞 2011年8月3日 地方版)

「「T-53援竜」が、東京電力福島第1原発の事故処理への参画を目指したが、調査に不向きなどの理由で採用されず、撤収したことが分かった。」(引用)

上記2つの話題は、私が地震直後に感じた疑問にようやく答えてくれた感じの記事です。
ASIMOは、やっと今までの単なる広告塔から、より実用に向けた開発に進んだ、と。
ASIMO君が本気を出せば、かなりの事が出来るんじゃないか…と期待したい。
援竜は、立候補するもリジェクトされてしまった(実用にならなかった)わけですね。
会社はやる気満々みたいですけどね。さらなる精進に期待したいです。

関連して、ついでに面白かった話題。

放射線の正しい測り方

鈴木みそさんの漫画です。冷静な感じが好感。

[ ニュース系、その2 ]

コナミ、ソーシャルゲームが家庭用ゲーム機の売上を逆転
(slashdot 2011年08月22日)

時代なのかなあ。
まあ、いろいろな可能性が出てくるのは、ありがたいことです。
ただ、ガラケー系のSNSゲームは、あんまり長くないんじゃないかな、なんて予想してみたり。

「時間をかけてクリアするゲーム」はもう流行らない?
(slashdot 2011年08月21日)

そういう話は、以前からありますけどね。

しかし、これはある意味、「パッケージソフトはもう流行らない」というのと同義です。

そこそこの値段のする、パッケージソフト(コンシューマゲームとか)は、クリアまでがあまり短いと、多くのプレイヤーは損した気分になるんじゃないでしょうか。

特に欧米では、パッケージ系のゲームは、あまり早くクリアできてしまうと返品されて、まずいという話もあります。

ですから、パッケージゲームはクリアまでに時間をかける方向に作らざるを得ない。それが否定されるということは…。

もっとも、個人的には、5000円のソフトなら10時間も遊べれば充分元を取ったかなと思いますけどね…。
だって、DVDソフトなんて2000~3000円で、楽しめるのは2~3時間じゃないですか。

それに、コンシューマーゲーム(ゲーム機のゲーム)が絶滅することもないんじゃないかな、とも思います。
TVによって映画が絶滅しなかったのと同じように、ですね。

(2011.8.23)

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