« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年9月

チャツボミゴケ

中之条ビエンナーレを見に行った最後の日、少し時間が余ったので、その近くの別の名所へも行ってみました。

[ チャツボミゴケ ]

場所は、中之条町大字入山(旧六合村)、JFE奥草津休暇村内。
入園料\200。

ここには、「チャツボミゴケ」という、珍しいコケが群生している…という話を最近知りました。

Goke00

JFEというのは日本の鉄鋼メーカー。
このくぼ地は、穴地獄と呼ばれ、かつての群馬鉄山の鉄鉱床を生成した鉱泉源…なんだそうです。(現地看板より)

ここでは、硫黄を含む鉱泉(といっても20℃)が湧き、その周りにそのコケが生育しています。

Goke01

Goke02

ウソのように鮮やかな緑で、美しいです。
蛍光を帯びたように光って見えるコケの色が、異世界にでもいるような気分にさせます。
周りにほのかに漂う硫黄の匂いも、それを増幅しますね。

このコケは、硫黄泉などの酸性泉に限って生育する特殊なコケなのだそう。

Litmas

↑測ってみたら、Ph3でした。確かに、酸性ですね~。

Goke03

この種類のコケがこれほど大規模に自生しているのは、本州ではここだけらしいです。

ちょっと近づいてみると、表面がベルベットのように見えます。
確かに、こんなコケ、見たことないですね。

Goke04

拡大。なめらかで粒々な表面。

もっと拡大してみると…

Goke05

こんな感じ!
一つ一つが、お碗のような形をしてます。珍しい!

当初、茶壷みたいだから「茶壷実ゴケ」というのか、とひとり納得してましたが…
「茶蕾(ちゃ・ツボミ)ゴケ」が正解らしい…。

(2011.9.30)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ビエンナーレ2

中之条ビエンナーレの後半戦に行ってきました。
(というか、結局、数日費やしました)

前回は、中之条中心部がメインでしたが、その後、暮坂や六合(くに)など離れたエリアの方にも行きました。
市町村合併により中之条が大きくなったため、前回よりエリアが広がって、前回より全制覇は大変になってますね…。

また、いくつか作品を。

Art01

↑謎の標識。

Art02

↑また、会ってしまった。大石麻央さんという方の作品です。
擬人化された動物のように見えますが、実はマスクを被っている人という設定。
場所は赤岩集落、長英の隠れ家「湯本家」。

Station

↑旧太子駅。中に一応芸術が作られているんだけど、外観の方が凄い。
 
ここは群馬ですよ。アンコールワットじゃないですよ。

Art05

↑なんか、部屋いっぱいにある~。

結局、スタンプラリーは全制覇。

全ての作品にスタンプがあるわけでは無いので、いくつか見なかった(見られなかった)作品もあるんですけどね…。

Art04

↑止む終えず見られないものもアリ…まあ、群馬だから(苦笑)。

しかし、今回のスタンプコンプリート、なかなか大変でしたよ。
地元の人じゃなければ、けっこう難しいんじゃないかな。
(というか、作品を全部見ようとまで執着する人が、どれだけいるか…)

-----

こんな内容の記事ばかり書いていると、えらくヒマそうですが…日に日に精神的に忙しくなってきてます。
自業自得ですが。

そんな日々の息抜きというか現実逃避に、週一くらいは出かけないと、精神破綻しそうで(苦笑)。

(2011.9.27)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

野田さん from群馬 ほか

9月最後の週末を迎え、群馬DCがファイナルイベントを行ってました。

Gunmachan
群馬ちゃん。

Curry

↑以前も食べた、コンニャクカレー。

まあ、DCが終わっても、群馬に住んでる以上、群馬ネタはちょくちょくやると思いますけどね。

その群馬ネタに関連して…

野田と申します」 (NHK Eテレ)

最近、シーズン1が終わったのですが、10月6日からシーズン2が始まるとのこと。

毎回数分の、ショートコントのようなドラマなのですが、これが面白くて。
(とはいえ、存在に気づいたのも最近で、序盤は見てないんですけど)

特に、主人公の野田さんがいい。
埼玉の大学に通う女性なのですが、思想や挙動が周りの人と変わっている。
かといって決して変人というほどではない。ちょっと地味というか今風でないというか趣味がおかしいというか…。

その彼女、出身が群馬県という設定なのです(笑)。

おいおい、群馬の人間がみんなあんなだと思われるじゃないか!(苦笑)
まあ、原作マンガの作者自身が群馬出身らしいので、悪意があるわけではないでしょうけど。(だから、時々レンゲツツジだの温泉饅頭だの、群馬ネタもある)

しかし、そんな野田さんに親しみを感じる自分が…。

群馬県人だから…という以上に、学生時代の自分を少し想起させるところが…あるようなないような。

私は群馬の大学に通っていました。学部には群馬県人が多く、その意味では周りと変わりないはずだったんですが…。

ある時、研究室の先生から「これ、読んでみろ」と本を渡されたのです。それが…

ナウなヤング

そ…それは、私にナウなヤングになれという意味ですか!?

確かに、同じ学科の人たちとスキーにもカラオケにも行かず、みんなが走り屋みたいな車乗ってるのに、どんなにアクセル踏んでも60km以上出ないオンボロ軽に乗ってたし、音楽はJPOPとか聴かずに自分でゲーセンで録音したゲーム音楽とか聴いてたりしてましたけど…。

(もっとも、後年、その時の話を恩師にしたら、「そういう意味で渡したんじゃない」と言われましたが)

まあでも、それは極端としても、イケてなかったことは確かで、なんか野田さんに共感を覚えるんですよね…。

-----

以下、ちょっと話題は変わりますが、今気になることを、だらだらと。

勇者ヨシヒコと魔王の城

これも、もう最終回ですね。
何度か、話題にしようかなと思いつつ、タイミングを逃してしまった。

面白いですよね。
監督か脚本家は「モンティパイソン ホーリーグレイル」と「島本和彦さんの作品」のファンに違いない。

破片落下の衛星、24日3時半に中部上空を通過
(読売新聞9月23日)

今まさに熱い話題はこれか。

まあ、心配するには及ばないことだとは思いますが…。

人工衛星の落下って、こんないい加減でいいんですかね。もっと計画的に落とすものだと思ってた。そこに突っ込みを入れるべきような気もする。
(この件についてあまり調べてないんで、止むを得ない事情もあるのかも知れませんけど)

光より速いニュートリノ観測=相対性理論と矛盾
(時事通信 9月23日)

「名古屋大や宇都宮大、神戸大などが参加する日欧の国際研究グループは23日、質量を持つ素粒子のニュートリノが光よりも速く移動するとの測定結果が得られたと発表した。」

マジっすか。
何かの間違いでないとしたら、どういうこと?
今までの知識ではちょっと理解できません…。
だれか、詳しい人に説明して欲しい。続報を待とう。

(2011.9.23)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

群馬県立自然史博物館

群馬DCは、9月いっぱい。そろそろ終わりも近づいてますが…まだ応援中!

久々に「群馬県立自然史博物館」に行きました。

Shizenshi01

群馬で博物館といえば、ここが筆頭に上げられるんじゃないですかね。
いわゆる「かはく(国立科学博物館)」系の博物館で、特に恐竜など古生物に力が入ってます。

そういえば、かつて「鉄腕DASH!」で、恐竜発掘のシリーズをやってた際に、この博物館の長谷川館長がアドバイザーとして時々出ていましたね。

で、この夏は、やはり恐竜の企画展「スピノサウルス」展を開催していました。
(~11月20日まで。まだまだやってます)

Shizenshi02

これを見たくて、今回、行ってみたのでした。

Shizenshi03

会場には、スピノサウルスの実物大(17m)の骨格模型と…

Shizenshi04

これまた実物大の、復元模型が展示されていました。

デカい…! もの凄い迫力!

史上最大の肉食恐竜だったかもしれない、と説明されていました。

スピノサウルスといえば、「ジュラシックパーク3」に登場した恐竜です。
背中の帆と、T・レックスなどに比べて細長い顔が特徴的。

肉食恐竜とはいえ、魚を主食にしていたらしいです

なんで、スピノサウルスがフィーチャーされているのかというと、推測ですが…

群馬県で、スピノサウルス類の化石が発見されているんですね。

Shizenshi05

そのためじゃないかと思います。

企画展では、その他にも、いろいろな恐竜の復元模型や、化石などが展示されていました。
メインターゲットはお子さま方なんでしょうが、細かい解説板を読めば、大人でも知識が深まること確実。

ついでに、常設展の方も見ていきました。(すでに何度も行ってますが)

常設展の目玉は、ロボット(アニマトロニクス)の恐竜復元模型。

Shizenshi09

実物大、T・レックス。
人が近づくと、動き出し、吼えます。
よくできてる~。

Shizenshi10

こちらも実物大、ガリミムス。
これも動きます。

この博物館が出来たのって、たしか、ジュラシックパークが流行った直後だったような。
だからなのか、恐竜チョイスが、ジュラシックパークに影響を受けている感じがします。
(ガリミムスって、そんなメジャーじゃなかったような。この他にブラキオサウルスの骨格模型もあったり)

恐竜以外にも面白いものが色々あります。

Shizenshi07

なかなか、マニアックな化石。
飛鳥昭雄さんの大好きな、「ターリー・モンスター」。

↓これ(中央の長いの)が想像図

Shizenshi06

大きさ20cm位の無脊椎動物なんですね。
ちょっとネッシーとは縁が無さそうな。

Shizenshi08

↑「エコボール」

密閉された水槽に、小魚や水草を閉じ込め、その中で小さな生態系を作って永続させる実験。
今回、けっこう綺麗に保っていましたが、何度か行っていると、時には水中砂漠のような様相を見ることも…(苦笑)。

この他にも、色々工夫された展示があって、面白いです。

私は子供の頃は、無かったんですよね、ここ。
こんなのあったら、連日通っていたろうなあ。
(東京の「かはく」には、子供の頃から大人になるまで、何度も行きました。)

(2011.9.20)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ミニックス計画

大昔にTV番組を録画したビデオを、最近DVDに保存しなおすためにダビングしていたら、当時のCMが残っているのを見つけました。
1980年代のCM.。印象的だったので、うっすら記憶はありました。
しかし、当時はその内容を理解しておらず、今あらためて見て、その内容にちょっとビックリしてしまいました。

日立のビデオカメラのCM。

当時の「鹿児島宇宙空間観測所」からのロケットの発射シーンで始まります。

ミニックス計画宇宙太陽発電に向けて、初の観測ロケット打ち上げに成功。ロケットには、日立の家庭用ビデオカメラが搭載され…」

そこで画面には、宇宙太陽発電の想像図が、ドーン!

凄い! 今から30年も前に、宇宙太陽発電の実験が行われていたなんて。

では、その計画は今、どうなったんだろう…と、ネットで調べてみたところ、かろうじて見つかったのが…

MINIX計画-宇宙太陽発電に向けて-

当時、1982年の記事…。この実験自体は成功だったようですが、その後の展開について情報が一向に見つかりません。

まあ、このエネルギー危機の昨今に、一向に音沙汰を聞きませんもんね。さもありなん。

宇宙太陽発電(SSPS)については、震災直後に、今後のエネルギー対策の「SF的な」希望として、このBlogにも書きましたが…
一応、推進する組織は今でも存在はするようです。
財団法人 無人宇宙実験システム研究開発機構

がんばって欲しい…ですが、まだまだSFの域という感じですね。

これに関連して…やはりSF的な宇宙開発の話として

軌道エレベータ(宇宙エレベータ)」というのがあります。

これは、地球の上空、36000kmの静止衛星軌道から地上へ伸びるケーブルで、それを伝って宇宙への行き来をしようというものです。
燃料が不要になるので、ロケットよりも経済的にかなり有利なものになります。

こちらもやはり真面目に研究している組織はあるようです。

宇宙エレベーター協会

技術競技会なんかもやっているようで、かなり活発に活動しているみたいですね。2050年の可動を目指しているようです。

しかし、私的には、SSPSよりもさらにSFの域の話に思えます…。

これは良い本ですね。
しかし、これを読むと、なおのこと軌道エレベータ実現の大変さを感じてしまいます。

まずはケーブル材料の問題ですよね。
一応、最近では「カーボンナノチューブ」という希望が現れましたが、それを36000km以上の長さにするには、まだまだ時間かかりそう。
登ーるメカの競技会よりも先に、ケーブルをどうにかしないといけないはずですが…。未来の技術に夢を託している感じに見えますね…。

ちなみに、軌道エレベータといえば

これも名作ですね。クラーク作品の中で一番好きかも。
この作品では、材料問題より、エレベータの用地問題のなどでの苦労を描いてますが、それが物語として、面白いです。

ちょっと悲観的(現実的?)になってはいますが、SSPSについても軌道エレベータについても、実現したら良いなあ、とは思ってます。
陰ながら応援してます。

(2011.9.16)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中之条ビエンナーレ

群馬県中之条町で行われている「中之条ビエンナーレ」という催しに行ってきました。
(開催は、2011.10.2まで)

ビエンナーレというのは、2年に一度開かれる美術展覧会のことです。
(3年に一度のものは「トリエンナーレ」。今年は「横浜トリエンナーレ」もあるので、これも行かなくちゃ)

美術展といっても、内容は、「現代芸術」の作品展です(全てのビエンナーレがそうか知りませんが)。

現代芸術好き(半分本気、半分冷やかし)なので、こういう催しは大好き。
中之条ビエンナーレは2年前初めて存在を知ったのですが、その時に行って面白かったので、今年もぜひと思ってました。
まあ、行ける範囲とはいえ、私の家からだと、中之条は結構遠いんですけど…。

(ちなみに、群馬だと、桐生市で行われている「桐生再演」というのにも良く行きます。これは毎年か)

中之条ビエンナーレの特徴は、町やその周辺の至るところ(主に廃屋や廃校や廃業した店舗)に設置された美術作品をオリエンテーリング風に訪ねて廻る…という形式です。
ガイドブックを買うと、それがスタンプブックにもなっており、スタンプを一定数集めると賞品がもらえる…というようなイベントもやってます。

一応、コンプリート目指して、中之条駅付近からスタートしてみました(基本、車で移動です)。

Nakanojost

今回廻った中から、面白かったものをいくつかピックアップ。(美術展ですが写真OKなんですよね)

Art01

↑建物の中に小屋…。(作品名や作者名は面倒なんで書きません)

いいですねえ。異次元です。

私は、現代芸術の中でも、「インスタレーション」(空間芸術…とでもいうのか?)というジャンルが好きです。展示された空間全体が作品になっているというか、作品自体の中に自分が入っていけるような芸術スタイルですね。
出来の良いインスタレーションに入り込むと、現実を忘れてトリップする感覚を味わえるんです。

Art02_01_2

Art02_02

↑町の建物に、突如メッセージ…

町や村のあちこちに作品展示して回る美術展は、「桐生再演」もそうですし、他にも各地でやられているみたいですね。(少し前に、別件で訪れた新潟でもやってました)
知らずに行って、こんな奇妙な美術作品に出くわすとちょっとびっくりするかも…。

ちなみに、こういう作風の人、他にもいますよね。インスパイアか、偶然か。

Art03

↑廃業パチンコ店に、無数の泥人形…。

Art04_01

↑こっそり潜む。

Art05_01

↑蔵の中に、文章の書かれた板がたくさん。よく見ると…

Art05_04

Art05_03


これからやる予定の、アートのアイデアが書かれている!

こ…これは新しい。
まだ行われる前のコンセプトを、作品にしているという…。

このビエンナーレの作品のほとんどは「コンセプチュアル・アート」と呼ばれる類の芸術だと思います。
そして、これこそ究極のコンセプチュアル・アート…。

(ちなみに、この方は、一応、書いたものをちゃんと後々実行しているようです…全部かどうかわかりませんが)

Art06_01

Art06_02

↑何かが、暮らしている…

この方の作品、前回のビエンナーレでも出てましたが、印象的でした。今回も見られるとは。

Art2009

↑前回の作品。廃屋の方が雰囲気ある…。

現代芸術には、ちょっと恐怖感や不安感をあおる感じの作品もありますよね。
そういうのも好きです。嫌悪感をあおるのは勘弁して欲しいですが(そういうのもありますけどね)

art07_01

↑これもある意味、怖い系? サイレントヒルって感じ…。良いです。

School

廃校内で展示されている作品もあります。

art08_01

Art08_02

廃校みたいな、普段入れない場所に入り込めるのも、このビエンナーレの面白いところ。作品自体より、古びた学校そのものが面白かったり。

art09_01

↑広い体育館に、看板がひとつ。よく読むと…

Art09_02

↑それだけ。
それだけなんだけど、こういうのなんか好きだなあ~。
(実際、歩き回って、糸を捜しましたよ。確かにありました)

現代芸術って、こんな感じで、冷静に見るとバカバカしく見えるものも多いんですよね。
でも、それも面白さのうちなんです。

これらは、実験芸術というか、アイデアの試験場みたいなものなんでしょうね。
作家は、今までにない概念を考えだし、試そうとするわけです。

芸術は人の心を動かせれば勝ち(価値)かなと思うので…
単純に「美しい~」という感動のさせ方もあるでしょうが、
「何じゃこれ~?」「意味ね~!」「バカでぇ~!」
という感動のさせかたもアリかなと思います。

私は、だいたい後者を楽しみに行っているわけですけどね。

でも、「何だこれ~」の中には「自分には思いつかなかった…」という敬意も含んでいます。

それ自体は無意味なアイデアであったとしても、それによって脳が刺激されて、別のアイデアの起爆剤になるかも。
現代芸術は、思考の柔軟体操的になるんじゃないかな、なんて。

正直、自分は全然「アイデアマン」じゃなくて(職能的には、それじゃマズいんですけど)。
だから、とにかくアイデアを思いつくアーティストの方々に、羨望の気持ちがあります。
少しでもあやかれれば…という欲得もあるのかも…。

Art10_01

↑中之条ビエンナーレのシンボル的作品。立て看動物。

biennale01

結局、全部は回りきれませんでした。
4地域くらいの、けっこう広大な領域にわたっており、さすがに一日では見切れません。
(まあ、無理に全部見なくてもいいんですが)
今回は前半戦。いずれ後半戦にも挑もうと思っています。

もし、県外から鑑賞に来る方がいたら、自家用車か、レンタカーなど借りて廻り、現地で一泊するくらいでないと、制覇は難しいでしょうね。中之条は、四万温泉という温泉地に近いので、温泉旅行も兼ねて…というのが良いかもしれません。

(2011.9.13)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コストコ

先月末、群馬県前橋市に「コストコ(COSTCO Wholesale)」という巨大スーパーマーケットができました。

今まで、田んぼか畑しかなかったところに、突如、巨大施設出現。
(群馬ではよくある話ですが)

Costco01

このスーパー、ちょっと普通とは違っています。

「会員制倉庫型店舗」なんだそうで。

あらかじめ会費を払って会員にならないと、買い物が出来ません。(会員に同伴1人はOK)

で、うちも興味本位で会員になってみました…(なんか、カミサンは以前TVか何かで見たことがあったらしく、その存在やシステムを知っていた)

店内は倉庫のような感じで、ストックがうずたかく積まれています。
イケアのストックコーナーみたいな感じ、というか、「レイダース・失われたアーク」の最後のシーンの倉庫みたいな感じというか。

それだけでも、珍しい光景ですが、その他にも他に見ないような特徴が。

まず、ショッピングカートが、デカい。
多分、現地アメリカ仕様なんでしょうが…けっこう身動きが取り難いほど。

このカートのデカさに比例して、売っているものがみなデカイ。

当然、倉庫型店舗のメリットで、「安さ」を売りにしているのですが、その売っているものひとつひとつがアメリカンなデカさや量の多さで…

卵60こ \765とか(傷む前に使い切れないんじゃ…)、牛肉1700g \1400とか(岩のような塊…)、オートミール4.52kg \798(誰が食うんだ?)とか…

いや、確かに計算してみれば安いんだけど、必要以上に買ったら安上がりといえるのかどうか…(まあ、大家族なら問題ないのかな?)

しかし、これが大成功してるようで、何回か行った時にはいつも大混雑。デカいカートもあいまって、身動きとりにくいほどに。

かくいう私も、色々買ってしまいました…。

Paeria

パエリア1.4kg \1300。4人前くらいあり、当然一日では食べきれない。
でも、けっこう美味しかったです。

Nuts

ミックスナッツ。1kg \1300
ナッツ好きなので、常々円高に乗じてナッツが安くならないかなと思っていたのですが…これなら満足。(というか、ちょっとやりすぎな気も。少し食べたけど全然減らない。)

Tiramis

ティラミス 1.3kg \1698。 横に比較セヨでiPodTouchを置いてみましたが、ちょっとしたバケツです。アホじゃないかという大きさ。いや、美味しかったですが、何日で食べきれるのか…。

店内には、ファーストフードコーナーもあります。

Hotdog

ホットドック、\180 でドリンク飲み放題付き。
これは、わかりやすい安さです。
…が、これを買うために長い列に並んで、その後、ケチャップやピクルスなどはセルフなので(これもイケアのホットドックに似てますね)、これも長い列に並んで、その後ドリンクもセルフなので、それにも長い列に並んで…なんか、金を節約するために時間を浪費している感じがしてちょっと空しい気分にも。(ホットドック自体は美味しかった)

Costco03

このコストコを見て、ちょっと考えさせられることもありましたね。

普通、日本で商売展開しようとするなら、サイズや品目なども日本仕様にするのが、これまでの定石だったように思うのですが…

このコストコ、かなり現地そのままの業態で乗り込んでいる感じです。
商品やカートの大きさなどもそうですが、店員の名札が全員ファーストネームのローマ字書きだったり、コンベア式のレジなんかも、日本では初めて見たし(海外だと、逆にコンベア式のレジを見ることが多いです)。

で、それにも関わらず、群馬のド田舎で、大盛況を博している。
意外に、多くの日本人は自然に「グローバル」を受け入れられるものなのかもしれないなあと。

まあ、そこには「安さ」というキーワードが不可欠なんでしょうけど。

なんか、世間ではよく大儲けしている企業やその経営者に対して、悪口を言う風潮がありますが・・・その大企業を肥えさせているのは、安さを追求している我々消費者なんですけどね。
コストコのような大規模経営ほど、大量入荷やコストカットで安さを実現できるわけで。
安さを享受している人間は、大企業に悪口を言えないはず。

逆に、そんなに血眼になって、安いものを買おうとしなくてもいいんじゃないか…という気も。
それが納得できる値段だったら、いちいち他と比べたりせずに買うっていうのも、ある意味、中小企業応援になったりするのかも。

(2011.9.9)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

秋葉原でボードゲーム

ほぼ月例で、知り合いの開催する「ボードゲームの会」に参加しています。

いつもは、東京某所の公民館を借りて行っているのですが、今月は「節電」の関係(らしい)で、その公民館が使えなくなってしまいました。

そこで、今回は別の場所…秋葉原のゲームショップのプレイルーム(レンタルスペース)で、会が催されることになったのでした。
(長い事、RPGやカードゲームやボードゲームを遊んできましたが、今まで、ゲームショップのレンタルスペースで遊んだ事は無かったのです…)

ボードゲーム会では、ほぼ毎回のように新鮮な驚きを味わっています。(最近、TVゲームではほとんど味わえなくなった感覚です…)

なので、なんなら毎回Blogのネタとして紹介したいくらいなのですが…

他の方が買ってきたゲームをプレイさせてもらう事がほとんどなので、それをちゃっかり我が事のようにBlogに書くのも気が引けて。

ただ、今回は特別。会場の事も含めて、私としては珍しい経験だったので、ちょっと書いてみる事にしました。

秋葉原の駅前で待ち合わせ。
群馬県民の私としては、秋葉原もそうそう気軽に来れる場所じゃない。

Akiba01

閉館した、ラジオ会館。残念です…。

私にとってのラジオ会館は、ラジオパーツ漁りというより、フィギュア漁りが目的でしたね。
「チョコエッグ」が最盛期だった頃から、東京に来る機会があると、ついでに中古フィギュアを物色しにきたもんです。

Radio_inner01

↑たまたま数ヶ月前に来た時、閉館を知って撮った、ラジオ会館エレベータ前の写真(けっこう来てるじゃん・笑)。
これじゃどこだかわかりませんが…昭和のビルという感じも、なんか郷愁があって好きでした。

駅から歩いて目的地へ。

Akiba03

(↑あ、メイドさん流行は、まだ終わってないんですね)

5分ほどで、目的地に到着。

Role & Roll Station」というお店です。

Roleroll

(雑居ビルって感じですが…。)

Roleroll02

会場は、営業中のショップ内。

アナログゲーム専門店です。
しかも、ほとんどボードゲームとTRPGのみ。
(トレカゲームは扱っていないようです)
ボードゲームが山積みされた店内、見ているだけで幸せな気分になれますねえ。

店の奥にプレイルームがあります。
だいたい6~8人がけのテーブルが、6ブースほどもある。1ブースはけっこう手狭ですけどね。

我々は11時開店と同時に入店しましたが、その後徐々に人が集まってきて、最終的には全てのブースがほぼ満席に。
我々以外では、TRPGをやっているグループが多かったようですが。
今でもTRPGやってる人、けっこう、いるんですね…(失礼な)。

プレイルームを借りると、ゲームも借りられるようです。
ということで、まず、ゲームを借りてみました。

ギフトトラップ

いやあ、面白かったです。
私は初プレイでしたが、システムが目新しくて、新鮮感覚。

Gifttrap

ざっと内容を説明すると…

ボードに置かれた、8個のプレゼント(7人プレイの場合)を、他のプレイヤーに(内容がわからないように)割り当ててプレゼントします。
次に、各プレイヤーは、自分が欲しいプレゼント3つと、絶対要らない1つを(やはり分からないように)指定します。
オープンした時に、自分の欲しい物ともらったプレゼントが一致していたら、双方の点が増えます。
(欲しくないプレゼントをくれたプレイヤーがいたら、その人の点は減ります)

だいたいそんな感じ。

まあ、パーティーゲームですね。
ストラテジックというよりは、心理ゲーム。ルールは簡単ですが、実はけっこう奥深くて面白いです。
今までの付き合いから、その友人が欲しがりそうなものを推理するわけですが、それが当たるとけっこう得意満面。
逆に、自分の欲しいプレゼントをもらえると、自分の事をわかってもらえてるなあと、これまた嬉しい。
まあ、それほど相手の好みを知らなくても、ゲームをやっている間にパターンを見つけて推理できるようにもなります。
それはそれで面白いです。

-----

次に、メンバーの一人がその場(!)で面白そうなゲームを買って来てくれて、それをプレイすることに。
(現場はショップなので、その場で見繕ってゲームを買えるというのも利点ですね。我々にとっても、お店にとっても・笑)

Dixit Odyssey

Dixit


これも私は初プレイ。
これまたシステムが目新しくて、新鮮でした。

こちらもざっと内容を説明すると…

全て異なる様々な絵の描かれたカードがあり、各プレイヤーは6枚ずつカードを配られます。
親はそのうちの一つを、裏向きに出し、その絵にあった適当な「タイトル」を付けます。
で、他のプレイヤーはそのタイトルと紛らわしいカードを選んで、親に渡します。
親は全てのカードを混ぜてオープンします。
他のプレイヤーは、そこから、親が出したカードを当てます。当たれば得点。
親も得点をもらえますが、全員に当てられたり、全員が外した場合は点がもらえないので、
「絶妙に、当たらなそうで当たりそうなタイトルを付ける」のがコツ。

これも心理ゲームですね。
絶妙なタイトルを付けるっていうのが、すごく悩ましい。
私が親をやった時は、バレバレになってしまいました…

普段使わない脳の部位を使う感じが、面白いです。

-----
主立ったものはその二つでしたが、その他にも…

ジャングルスピード(Jungle Speed)」
(反射神経ゲーム。ドキドキできます。)

ピッグ10(Pig 10)」
(数字を10にするカードゲーム。子供でも楽しく遊べて、計算に強くなれるかも)

世界の七不思議(7 Wonders)」
(良く出来た歴史系ボードゲーム。何度も遊んでますが面白い。
 隣の人以外にはほとんど干渉できないというのがちょっと。)

などをプレイしました。今回は結構数多くプレイできましたね。
(長いゲームの時は、1つのゲームを丸1日使ってプレイ、なんてこともありますが)

初体験の、ショップのプレイルームでのプレイでしたが、いろんな意味で楽しめました。

まあ、難を言うと、いつもの公民館よりスペースが狭苦しいとか、周りもうるさいので声を張る必要があるなどで、普段よりやや疲労感がありましたけど。

でも、面白かったです。たまにはこんなのも良いかなと。

(2011.9.6)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クレイモア

もう9月…夏も終わり。

自分の周りには「夏が終わって嬉しい」という人が多く、夏好きの私はちょっと孤立した気分を味わっていたのですが…
先日、珍しく「夏が終わると、気分が落ち込む」と公言する人に会って、親近感を感じました。

夏が終わるのは、寂しいですよね~。

で、全然関係ない話題。

「 クレイモア 」

酒屋でこんなウィスキーを見つけました。

Claymore

「CLAYMORE(クレイモア)」

あまり酒飲みではないので、まともなウィスキーなんか飲んだのも久々でしたが…(しかも、味の善し悪しもよくわからない…まあ、すんなり飲めたので美味しいといえるのかな)

何に惹かれたのかというと、この銘柄。

「クレイモア」というのは、ファンタジー業界?では、お馴染みの剣の名前ですね。
(ミリタリー業界?では、地雷の名前なんでしょうけど)

ラベルにも剣の絵が描かれています。

が…しかし。

私の良く知るクレイモアとは、ちょっと形が違う。

良く知っているクレイモアは、大剣で、特に特徴的なキヨン(つば)を持つ剣です。

キヨンが刃に向かってV字に傾斜して、両端には複数の輪が付いている…そういう剣がクレイモアなのだと思ってました。

Claymoresword

↑多分これが「クレイモア」(大英博物館)

で、おかしいなとWikipediaを見てみたところ…(便利だなあWikipedia)
どうも、クレイモアと呼ばれた剣は2種類あったようです。

共にスコットランド人が使用した剣らしいですが…

ひとつは、「14世紀から17世紀にかけて使用されていた両手持ちの大剣」(引用)
こちらが、私のイメージしていたクレイモアですね。

で、もうひとつは、「18世紀より使われだした篭柄(basket hilt)の片手用刀剣
こちらが、ウィスキーの銘柄になっているやつのようです。
確かに「basket hilt」が描かれていますね。

おお、ひとつ知識(あまり役に立たない)が増えたぜ!

ちなみに、Wikipediaの曖昧さ回避ページでは、ウィスキーのクレイモアのことも列挙されていました。
スコッチ・ウイスキーの銘柄の一つ
そこを見てみると
「クレイモア(Claymore) A・ファーガソン&カンパニー製造」(引用)だそうです。

結構、有名な銘柄なんですかね? 
酒に詳しくないので、よく知りませんが…。

-----
ちょっと面白い話題を見つけたので…

時間感覚…年齢、状況でずれる「心の時計」 」
(読売新聞(ヨミドクター) 8月31日)

「自分が「3分」と感じた時点でボタンを押してもらったところ、年齢が高くなるほど、実際の3分より長くなる傾向が出た。」(引用)

これって、常々思っていたんですよ。
子供の頃は時間が長かったなあ…と。

30分程度の授業時間、ものすごく長く感じてました。
行列の30分待ち、1時間待ちなんて、とても耐えられる気がしません。
車で旅行に連れて行ってもらったりしても、2時間の道中がほんとに長く感じて…。

でも、大人になってからは、30分、1時間なんて、アッという間ですね。
ちょっとボーッとしている間に、「うわ、もう1時間も過ぎてる!」てなもんで。
2時間で目的地に着くなんて、早いもんです。
深夜バスでの10時間の移動なんていうのも、こなせるようになりましたからね。
(いや、さすがに「楽に」とはいいませんが)

その理由については、まだはっきりしていないようですが
「代謝が良いほど、心の時計が早く進み、時間を長く感じる、という仮説が有力視されている」(引用)
とのこと。

そういえば、昔、こんな本を読みました。

「ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学」 (中公新書)

「動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる」(商品の説明文より)

この本を読んだとき、子供の頃に時間を長く感じていたことを思いだして、それに似た話なのかなと思ったことがありました。

動物の種間でのサイズ差の影響と同じことが、人間の大人と子供のサイズ差でも起こり得るのかな、なんて。

まあ、大人と子供の時間のことや、この本のことは、まだ科学的に完全に証明されたわけではないと思いますが…面白い話ですよね。

(2011.9.2)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »