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ミニックス計画

大昔にTV番組を録画したビデオを、最近DVDに保存しなおすためにダビングしていたら、当時のCMが残っているのを見つけました。
1980年代のCM.。印象的だったので、うっすら記憶はありました。
しかし、当時はその内容を理解しておらず、今あらためて見て、その内容にちょっとビックリしてしまいました。

日立のビデオカメラのCM。

当時の「鹿児島宇宙空間観測所」からのロケットの発射シーンで始まります。

ミニックス計画宇宙太陽発電に向けて、初の観測ロケット打ち上げに成功。ロケットには、日立の家庭用ビデオカメラが搭載され…」

そこで画面には、宇宙太陽発電の想像図が、ドーン!

凄い! 今から30年も前に、宇宙太陽発電の実験が行われていたなんて。

では、その計画は今、どうなったんだろう…と、ネットで調べてみたところ、かろうじて見つかったのが…

MINIX計画-宇宙太陽発電に向けて-

当時、1982年の記事…。この実験自体は成功だったようですが、その後の展開について情報が一向に見つかりません。

まあ、このエネルギー危機の昨今に、一向に音沙汰を聞きませんもんね。さもありなん。

宇宙太陽発電(SSPS)については、震災直後に、今後のエネルギー対策の「SF的な」希望として、このBlogにも書きましたが…
一応、推進する組織は今でも存在はするようです。
財団法人 無人宇宙実験システム研究開発機構

がんばって欲しい…ですが、まだまだSFの域という感じですね。

これに関連して…やはりSF的な宇宙開発の話として

軌道エレベータ(宇宙エレベータ)」というのがあります。

これは、地球の上空、36000kmの静止衛星軌道から地上へ伸びるケーブルで、それを伝って宇宙への行き来をしようというものです。
燃料が不要になるので、ロケットよりも経済的にかなり有利なものになります。

こちらもやはり真面目に研究している組織はあるようです。

宇宙エレベーター協会

技術競技会なんかもやっているようで、かなり活発に活動しているみたいですね。2050年の可動を目指しているようです。

しかし、私的には、SSPSよりもさらにSFの域の話に思えます…。

これは良い本ですね。
しかし、これを読むと、なおのこと軌道エレベータ実現の大変さを感じてしまいます。

まずはケーブル材料の問題ですよね。
一応、最近では「カーボンナノチューブ」という希望が現れましたが、それを36000km以上の長さにするには、まだまだ時間かかりそう。
登ーるメカの競技会よりも先に、ケーブルをどうにかしないといけないはずですが…。未来の技術に夢を託している感じに見えますね…。

ちなみに、軌道エレベータといえば

これも名作ですね。クラーク作品の中で一番好きかも。
この作品では、材料問題より、エレベータの用地問題のなどでの苦労を描いてますが、それが物語として、面白いです。

ちょっと悲観的(現実的?)になってはいますが、SSPSについても軌道エレベータについても、実現したら良いなあ、とは思ってます。
陰ながら応援してます。

(2011.9.16)

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