恐竜の足跡
先日の「県民ショー」で知ったのですが、
「地域ブランドランキング」では、我が群馬県は47位(最下位)ということのようです。
まあ、だからといって、個人的には特に悲しくも、腹が立ったりもしませんが。
中途半端に低いより、いっそ最下位の方がネタ的には良いと思うくらい(笑)。
「知名度の低さ」的な理由をひとつ推測すると…
群馬は「日本のヘソ」を自ら標榜するように、本州のど真ん中にあるんですよね。
それが逆に位置を把握しにくくしている気がする。
むしろ、端っことかの方が印象には残るじゃないですか。
海にも接していないので、日本の輪郭を想像する時に関わってこないし。
その意味では、栃木とかもそうなんですが(そのせいか、よく最下位争いをしている)。
ひとつ気づいたのは、(番組では良く確認できなかったのですが)
この統計の元は「日経リサーチ 地域ブランド2010」のようですね。(二年に一回調査らしい)
それとは別に、ブランド総合研究所(なんじゃそりゃ)の行っている
「地域ブランド調査2011 都道府県ランキング」というのもあるようです。
そちらによると、最下位は…茨城県。群馬じゃないんですね。
では、群馬はというと……「44位」
…低いという意味では、大差ないですね…。
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ということで(?)…今回も群馬ネタです。
なんか、もはや群馬県情報サイトと化している感もあります…。
そもそも群馬にそんなに思い入れがあるわけでも無いのですが。
いや、でも、私は世の中「ホンネよりもタテマエ」が重要だと思ってますので。
行為こそが真実。
今回も群馬の面白い所を紹介してみたいと思います。
[ 恐竜の足跡 ]
場所は、群馬県多野郡神流町。
1985年4月3日、ここ群馬県多野郡中里村(当時)で、日本で初めて恐竜の足跡が発見されました。
発見当時、見に行ったことはありましたが、もう20年以上前の話。
久々に行ってみたくなったのです。
しかし…すごく山奥で、アクセスしにくい場所です。
後述の「神流町恐竜センター」から、約2kmの場所ですが、最寄りの駅からバスに乗って行こうとすると、90分かかるようです。自家用車かレンタカーでないとなかなか大変。
私は自家用車でアクセスしましたが、群馬県民の私でもけっこう時間かかりました。
これが、恐竜の足跡のある岩盤。
「漣岩(さざなみいわ)」という名前が付いているようです。
もともと1953年の道路工事で、波跡の化石は発見されていたのですが、1985年になってそこに恐竜の足跡があることも判明したのです。
表面一面に太古の細かい波の模様がプリントされています。
その中に大小三種の恐竜の足跡があるらしい。
左上に大きな2つ。
これは、大型肉食恐竜(メガロサウルス類)の足跡らしい。
あまり足の形状は判らないですが、明らかに何かがめり込んだような状態が化石化しています。
右下には細かく連なる足跡。
ここには2種が含まれているらしいですが、パッと見ではよく分かりませんね。
ここに恐竜の足跡が発見されたことで、中里は「恐竜王国」を売りにするようになり、その後、恐竜の博物館ができました。
それが「神流町恐竜センター」です。
その博物館に、上記の足跡の情景をジオラマ化したものがありました。
こんな感じ。カッコイイ!
手前が大きな足跡の多分メガロサウルス類。
向こうにいるのが、細かい足跡のダチョウ恐竜の類。
まあ、あれだけの跡から、よくこここまで再現できるものだと感心しますが。
この恐竜センターもとても面白かったのですが、長くなりそうなので、また後日にでも。
(2011.10.7)
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