« 横須賀軍港めぐり | トップページ | ヴェネツィア 適当旅行・5 »

最近読んでいる本

どうもここ数日、無力感というか、気力の出ない日が続いて…

で、そんな陰鬱な気分を払しょくすべく、現実逃避できそうな本でも読んでみようと思いました。(たまたま、最近面白そうな本が出版されていたので)

その1.

「遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継」
ソフトバンククリエイティブ

最近出版された、あの遠藤雅伸さんの著作。

遠藤さんといえば、「ゼビウス」「ドルアーガの塔」など、数々の傑作を生みだした、ゲームクリエイター。
さらに言えば、「ゲームデザイナー」という存在を世に知らしめた方とも言えます。

何よりも、当時プレイヤーだった私が多大な影響を受け、この道 に迷い込んでしまった を志したきっかけを作った方です。私にとっては心の師といえる人。

(実際、何度かお会いしたことがあります。業界ではアクの強い方(笑)というイメージもありますが、私はけっこう親切に接していただきました。ありがたや…)

その遠藤さんの上梓された「ゲームデザイン講義」。
届いたばかりで、まだ読破できていないのですが…

書き口は軽妙ですが、内容はかなり真面目な本です。
内容的にはそのタイトル通り、講義の教科書という感じ。

「ゲーム」という物について、様々な角度から理論的に解説しています。
(この手の本だと、「気合と根性」みたいな精神論になってしまうものも稀に見ますが…この本は違いますね。)

「遊び」というものの解析から、ゲームの様々なシステムやタイプ別の解説、レベルデザイン、テーマデザインについて(実は、昨今これが一番重要なのかも)など…
デジタルゲームだけでなく、アナログゲーム(カードやボードゲーム)についても言及されています。

ゲーム業界を志す方や、実際にゲーム制作に携わる方、また単にゲームというものの構造に興味のある方には、有意義な本だと思います。

(逆にいうと、ターゲットは限定されている気もしますが…)

…と、素晴らしい本なのではありますが…

気晴らしに読むには、「ちゃんと」し過ぎてましたね…。
現実逃避どころか、逆に自分のダメさ加減を思い知らされ、無力感が増す気も…。
こんな気分の時に読むものじゃなかったかも…。

もっと現実逃避できる本は無いのか…
ということで、

その2.

「謎解き超常現象3」(ASIOS著)

これも、つい先日(4/17)に発売されたばかりの本。
このBlogでも、過去何度か話題にしているシリーズの最新刊です。

超常現象! これこそまさに現実逃避。

もっとも、この本は謎を解明する方向のコンセプトなので、現実逃避と言えるのかは微妙ですが。
私的には、超常現象自体も好きですが、「謎→解決」のプロセスも好きなので、それでも楽しめますけど。

たまたま立ち寄った本屋で目にして、キープのつもりで購入。
(こういう本って、置いてないところも多いので、見つけた時に買わないと。まあamazonでも良いのですが)

パラパラと目次を見てみると、けっこうディープなネタ多そう。
パート1では、(超常現象好きとしては)耳にしたことのあるネタが多かったですが、回を重ねるごとに、知らないネタも増えてます。

いくつか、特に興味深そうなものを、拾い読みしてみました。

・金粉現象の真実

な、なつかしい…。
子どもの頃に、オカルト特番で良くやってましたね。
想像通り、真実はつまらないもの。まあ、全てがこれで説明つくとも思いませんが。
特番でやっていたものは、やはり術者の仕込みが必要かなと。
仕込みであれば、本物の金箔を使う事も可能でしょう。

・禁断の「田代峠」の謎
 
知りませんでした(目にしたことはあるのかもしれませんが、記憶にない)。
「遠野物語」なんかにも通じる雰囲気があって、好きですね、こういう話。

・海の怪物「シー・サーペント」
 
あの有名な写真についての謎解き!?
「正体はつまらないものである」らしいのは知ってましたが、はっきりその正体について書かれたものを読んだことはありませんでした。興味津々。
実際、撮影者が信用ならない人物ではあるらしい(この件については知ってました)。
でも、あれれ? この写真がどのように作られたものなのかには言及されていません。
それが知りたかったのに…。

この写真、けっこうデキが良いんですよね。後からの合成とは思えない、何かしらを撮影したものだとは思うのです。
推測でも良いので、種明かしを知りたかった。
(個人的には、ゴンズイのような魚の群れかな、とも思いましたが…)
 
・ケサランパサランは何者か?
 
植物質のケサパサについては、もう答えが出てしまってますね。
(大昔は、TVで正体を巡って論争なんかもしてましたが…植物に詳しい人が見たら、一撃で答え出るじゃないですか…やはり、あれもヤラセだったのか)
 
動物質の方は、一応、正体と思しきものを聞いたことはありましたが、本書ではそれにやや疑問を呈しています。
まあ、たしかに、動物の吐き出したものとしては、きれいすぎるか。
じゃ、正体はなんなのか…は、推測されてません。ちょっとこれも歯切れ悪い。

ああ、しかし、これは読んでいると気が紛れます…。

これから、気分によって「ゲーム講座」と「超常現象」を、読み分けていこう。

気力がないと書きましたが、まあ、こんなものを、長々と書いていられるんだから、大したことは無いとも言えますね…。

--------
(オマケ)

「ゲーム講座」の前書きで、遠藤さんご自身が、あの名作「ドルアーガの塔」のことを
「今評価すると、難易度が高い上に、不親切でユーザーを無視している、最低のゲームデザイン例」(引用)
と書いているのを見て、ちょっと面白いと思いました。

客観的に物を見られる方だなと、あらためて敬服。
この「客観的に見る」というのも、ゲーム作りには必要なスキルのような気はします。

私からすれば「ドルアーガ」は、今でも名作に違いないのですけどね。

(2012.4.28)

|

« 横須賀軍港めぐり | トップページ | ヴェネツィア 適当旅行・5 »

ゲーム」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

超常現象」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533792/54574393

この記事へのトラックバック一覧です: 最近読んでいる本:

« 横須賀軍港めぐり | トップページ | ヴェネツィア 適当旅行・5 »