肉の駅と耕運機
車ではじめて通りかかった時には、何のことかと思った。
「道の駅」というのはよくありますが、「肉の駅」。
まあ、正体は、よく考えれば当たり前な、肉屋みたいなものなんですけど。
しかし、私はこれを見るたびに、肉塊で作られたホラーな駅舎を想像してしまう…。
メガドライブの「ジノーグ」というゲームで、そんな感じのボスキャラいなかったっけな。
昔は、もう少し地味な看板で、より怪しい雰囲気をかもしていました。
肉の駅って、群馬にしかないものだったんですね。
(食肉卸売市場を一般的に肉の駅と呼んでるのかと思ってたら、群馬だけのよう)
分かりやすいのは、上信越自動車道上り車線からも入れる、道の駅藤岡(ららん藤岡)にある店舗。
肉屋なので、おいしいコロッケやメンチカツが食べられます。
↑メンチカツサンド。サンドウィッチスタイルでも売っています。
肉屋のメンチカツやコロッケって独特の美味しさがありますね。
冷食やコンビ二なんかの物とは明らかに違う。時々食べたくなる。
↑ハムカツ!
ここのハムカツは、まん丸じゃないんですね。
ハムカツも美味しいよねー。
美味しいものを食べた後でも、「肉の駅」と聞くと、やっぱり肉でできた駅が目に浮かんでしまう。私だけ?
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先日、初めて耕運機を運転する機会がありました。
といっても、小規模菜園用のミニタイプですが。
「三菱myBoy 」だそうです。
デザイン、けっこうカッコイイな。
スターターを引っ張ってエンジンをかける。
ハンドルのグリップを握ると、動き出します。
ハンドルを上げておくと、耕さずに移動。畑までの移動は、この状態で。
ギアチェンジもあるんですね。
前進後退はもちろん、スピードアップも可能。
耕したい場所に来たら、ハンドルを下げ、後部の耕す刃の部分を地面に着ける。
すると、土を耕しながら駆動します。
おお! 通った跡は、土がふかふかに耕されてます。一列耕すのもあっという間。
子どもの頃、鍬で畑を耕したことがありますが、けっこう大変なものでした。それを考えると、さすがにコレは凄い。
これなら、そこそこの広さの畑でも、楽に耕せそうです。
本物の農家では、運転するタイプの大きい耕運機を使いますよね。
それだと、さらに効率良いんでしょうね。
祖父母が農家だったので、農業にも親近感があるんです。
田植えなんかも、少し手伝ったこともありました。農業もけっこう楽しそうだと思ったりもします。
誰に命令されるでもなく、自分の裁量で、その日の仕事をする。
作物が徐々に育っていく様を見るのも楽しそう。
国の礎となる、第一次産業を担う誇りも出てきたりして。
…なんて、第三者目線ではそんな気楽なことを言ったりしますが…
実際は、そんな楽なものでは無さそうです。
ちゃんとした売り物になるような作物を育てるのは、けっこう大変なようです。
虫が出たり、気候に影響されたり(身内談)。
しかも昨今では、専業農家では収入が少なくて食べていけないようですね。
そうそう安易に、農家に転職…なんてわけにはいかないようです。
うーむ、残念。
(2012.6.19)
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