ハンミョウを撮りたい
去年、タマムシの写真を撮ったり、セミの脱皮を撮ったりできて、かなり満足感があったので、今年はぜひ、ハンミョウの写真を撮りたいと願をかけたのでした。
いや、ずっと以前一度だけハンミョウを目撃し、撮ったこともあるのですが…
小さくて、ボケボケ。
当時のカメラの性能ではこれがせいいっぱいでした。
数年前には、この「The ハンミョウ」ではないやつは撮れました。
ニワハンミョウ
八海山で撮影。
形やサイズはだいたい同じくらい。これくらい綺麗に撮れればうれしい。
しかし、身近ではなかなか見かけない虫なんですよね。
(以前撮った場所に後に行っても、いなかったし)
ということで、最近、機会があるとハンミョウクエストをしています。
まずは、長野県、八千穂高原。
白樺林の林道の中で、発見!!
ミヤマハンミョウ
惜しい!
これは黒化型。
色は違うが、これもミヤマハンミョウ(多分)。
これも、金属光沢があって、赤や緑の色もあり、そこそこ綺麗なんですけどね。
でも、これではない。
しかも、夕刻近くて光量が少ないことを失念してしまい、どれもいまひとつの写真…。
(まあ、自分としては及第点だけど)
だが、惜しい。
探しどころは悪くない…気はする。
で、次の場所へ。
実は、前回「群馬昆虫の森」に行ったとき、ガイドの人に、「群馬でハンミョウ、どこにいますか?」と聞いていた。
あの「ザ・ハンミョウ」は、群馬では近年数が少ないとのことだが、昆虫の森で飼育しているハンミョウは、武尊山で捕獲したものだという話でした。
↑昆虫の森の観察館で飼育されているハンミョウ。
これもハンミョウの写真とはいえますが…、やはり野生のものを撮りたい。
で、群馬県、武尊山へ。
そこで見たのは…。
やはり、ミヤマハンミョウ。黒化型。
正面。
この顔、いいですねえ。食い違った歯(大顎)がワイルドで惚れる。
英語ではタイガービートル。肉食なんですね。
しかし、あのハンミョウじゃない。
残念、だが惜しい。
しかし実は、この武尊で、ついにハンミョウに遭遇できたのです。
その証拠が、これだッ!
…ガーン。死んでる…。
車にでも轢かれたか?(私が轢いたんじゃないですよ!)
これ、確かに、例のハンミョウです。
いるんですよ、確かにココには。
この近辺を探し回りましたが、結局今回は、生きたものには出会えませんでした。
しかし、これであきらめませんよ。いつか必ず撮ってやる…。
(いや、詳しい人なら、いる場所も探し方も知っていて、わりと普通に撮れる筈なんだけど…)
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(おまけ1)
ハンミョウの類の幼虫。
穴から顔だけ出して、通りかかる昆虫を捕らえる。
つぶらな目がキュート。
昔よく、輪ゴムで釣りました。
(おまけ2)
スナック斑猫(はんみょう)…
どういうコンセプトの店なんだ?
(2012.8.10)
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