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わたらせアートプロジェクト

現代ゲージュツ好きの私ですが(笑)、最近また、近場で開催されたイベントに行ってきました。

わたらせアートプロジェクト(WAP)2012 PARADE

開催は、9/15~10/21。(期間ももう後半過ぎてます)

以前行った、「中之条ビエンナーレ」のような、野外展示…というか、現在使用されていない建物を利用して作品展示するようなイベントです。

群馬のカテゴリにしてますが、渡良瀬渓谷鉄道の関連イベントなので、会場は群馬県桐生市近辺から栃木県足尾近辺という広域にわたっています。

もともと、このイベントは「桐生再演」(これもよく見に行っていた)という、桐生市を会場とした同様のイベントから派生したもののようです。
しかし、「桐生再演」の方が去年から、うやむやのうちに消滅してしまったようで…今回初めてこちらを見に行ってみることにしました。

まあ、会場も広く、車で廻っても全部を一日で見るのは難しい。
今回は、そのうちの一部のエリアしか見られませんでした。

その中から面白かったものをいくつかピックアップ。

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↑群馬県。旧マンガン工場を利用した会場。

この手のイベント(中之条ビエンナーレも、桐生再演も)では、こういう普段入れない施設(ほとんどは廃施設)に入って見られるというのが、独特で面白いです。

…というか、アート自体は調味料で、建物見物がメインだったりするかもしれない…。

Wap02

↑同工場。

下にある白いものは、巨大な寒天培地で、カビが生えて作る様相を楽しむアートなんだそうです。
もっとも作者の方は、腐海のようにカビが生い茂るのを期待したようですが、ここの気候のせいか、ランダム模様を作るに留まってしまいました。
白や緑や赤のもやもやっとした模様は、これはこれでドロッピングアートにも見えて面白いと思いました。

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↑これは、作品展示をしていた旧木材店で、スタッフ(アーティスト)の方とその中を色々見て廻っているうちに、偶然発見した古銭。
明治時代あたりのお金が、店頭の机の中に無造作に置かれていました。
スタッフの方も、知らなかったようです。面白いですね。

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↑さりげなく畑端に置かれた案山子も、アートのひとつ。

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↑アート説明板と猫。

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↑床に干草のようなものが敷き詰められている。机も、椅子もアート。

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↑栃木県、足尾銅山旧鉱山住宅。

いくつかの空き住宅で作品展示をしてるのですが、赤や緑や青に塗り分けられた屋根の、この住宅群自体が、むしろアート。

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↑やはり、鉱山住宅での展示(別の場所ですが)。
奥の絵(ちょっと怖い)が、アートですが、空き家となって日も長いと思われる、この部屋自体の雰囲気がアートです。

WAPに関して…(初めて見たわけですが)
作品自体は、わりとその場にあるものを利用して、アドリブ的に作られたようなものも多く、「これは凄い!」というようなものは少ないです。
ヨコハマトリエンナーレのようなイベントとは違います)

さらに言うと、WAPでは、作品タイトルが無いものがほとんどだったり(そういうスタンスなのか? 現代芸術ではタイトルを見るのも楽しみなのに)、会場の多くで誰もスタッフがいなかったり(勝手に見てくれ的な)と、いくつか見たアートイベントの中でも(中之条とかに比べても)、かなり投げやりな感じもありました(笑)。

でも、これもひとつの味なのかもしれません。フリーダムというか…。

まあ、そもそもこういうアート展は、ちょっと心を広く持たないと楽しめないというか…子どもの宝探し的な楽しみ方というか…万人に楽しめるものでは無いですけど。

ちなみに、無料です。
(今年は、新潟で越後トリエンナーレというのも開催されましたが、あちらは有料。まあ、展示内容とか、規模とか、そういう部分に差があるのだと思いますが…)

(2012.10.12)

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