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選挙のデジャブ

そろそろ選挙ですね。

あまりここでは、政治の話は書きたくないのですが…今回はあえて。

思い出すのは前回の衆院選挙。
デジャブのような、いやーな予感を感じてしまう。

いや、どこが政権を取ったら良いとか悪いとかいう話ではなく。
むしろ、こちら側、有権者の問題。

どこが政権与党になっても、数ヵ月後にはやっぱり世論は批判に回ってるんじゃないか…と思うこと。

まあ、経済政策が上手く行って、景気が良くさえなれば問題ないんでしょうけど。
景気を実感できるほど良くするのって、なかなか大変なことで。

でまた、最近は、SNS(ツイッター、フェイスブック、巨大掲示板を含む)の力が強くなってますからね。
最近、マスコミも政治家もSNSの顔色を伺うようになってるように思えますし。

一部の「ソーシャル力」の強い人たちの言動が、世論を動かし、政府を振り回す。
で、たいてい批判する側の声の方が強いですから…。

アーサー・C・クラークは「未来のプロフィル/空からの声」の中で

「神々は、その滅ぼさんと思し召す者どもに、最初にテレビを与えたもうた」

と警句を吐きましたが、それを今に置き換えるとさしずめ

「神々は、その滅ぼさんと思し召す者どもに、SNSを与えたもうた」

昔のTVには、大衆による発信力は無かったですが、SNSにはありますからね。
で、多くの人々は「政治家よりオレの方が頭良いんじゃねえ?」とか思ってそうなのが怖い。
平均の法則から言っても、そんなことはそうそう無いはずなんですが。

私も、どこが政権を取っても良いとは思いませんが(だからもちろん、選挙には行きますよ)、政権を取った政党に対しては、それが自分の選んだ党でなくても、できるだけ応援してあげたいと思ってます。

もちろん、批判すべき政策は批判しますが、「政策を憎んで政権を憎まず」。
気に入らない部分は方向転換をさせて、良い方向に持って行ければ結果オーライと考える。
(望む方向に政策転換するなら、公約を破る結果になってもかまわないのでは)

政権批判ばかりだと、空転するだけで進まない。
批判して空転させて、「何も決まらない、何も進まない」とまた批判するのって、自己撞着じゃないかな。

ちなみに、私は自身が「ソーシャル力」の無いのを分かってますんで、ここで言ってることに影響力があるとは思ってませんよ。
まあ、これは自分自身への戒めの記録という所でしょうか。

ソーシャル力って、生得的な物なんじゃないかな…。
もともと社交的で無い人間には、「ソーシャル優勢世界」で成功するのは難しいのではなかろうか…
Android版「かめむし」も、全然DLされてないし…)

「ソーシャルにあらずんば人にあらず」なのか…。

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(おまけ)
コレクションしている「言葉」から、今にふさわしそうなものをピックしてみました。
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「では、現体制にとって代わりうる新体制を提示できない場合、知的な反体制人はどこに、自らの道を求めるのか。
批判、である。それも、安易な。批判のための批判やスキャンダル志向に堕してしまうのは、それをしている人自身が、自分の言葉の効果を信ずることができないからである。」

「有権者ならば誰でも国政への判断力をそなえていると思うのは、人間性に対する幻想である。」

「非難とは、非難される側より非難する側を映し出すことが多い。」

「人間ならば誰にでも、すべてが見えるわけではない。多くの人は、自分が見たいと欲する現実しか見ていない。」

「悪しき結果に終わったことの多くは、そもそもは良き動機から発していたのである。」

「人間は、問題が無ければ不満を感じないというわけではない。枝葉末節なことであろうと問題を探し出しては、それを不満の種にするのは人間性の現実である。」

以上、「ローマ人の物語シリーズ」塩野七海 より

「たいていの大きな論争は中庸をとることで解決される」
アリストテレス(出典本は失念)

「まぬけな政治家が率直な質問に対してイエスかノーで返事をしなかったとき、そいつは嘘をついているんだ。」
「ゴールデン・フリース」 ロバート・J・ ソウヤー

「「世の中が悪くなったのはオレ以外の誰か(オレには興味のない何か)のせいだ!」という自己中心的な考え方は、人類の文明とともにあるのです。」
「反社会学講座」 パオロマッツァリーノ

「だれだって一度くらいは思ったことがあるはずだ-議会だの、大統領執務室だの、州知事公舎だのという場所にいる、あんなアホな連中に比べれば、自分のほうがよっぽどマシな政治をやれると。それは、その言葉通りかもしれない-今日、今すぐに、そのままの気持ちで、政治の中心に立つことができるなら。しかし、もちろんそれは不可能だ。政治の世界では、自分の手でなにかひとつを実行するにも、何年にもわたって妥協と譲歩をくり返していかねばならず、そうした駆け引きにもまれて、ようやく権力が得られた頃には、だれもが、自分が新たな志を持って席は奪ったはずの政治家と、ほとんど変わらぬ存在になりはてているのだから。」
「リックの量子世界」デイヴィッド・アンブローズ

「自分に自信のある人ほど、他人を褒められる。自分に自信の無い人ほど、他人を非難したがる」
「ダメ出しだけなら、子どもでもできる」
適研所長

(2012.12.7)

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