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ニンジャスレイヤー

また、最近読んでいる本の話。

まあ、今さらな話題かもしれませんが…。

「ニンジャスレイヤー  ネオサイタマ炎上1」

だいぶ前に、本屋に平積みされている所は見かけていたのですが。

最近、ネットでいくつかレビュー的な記事を読み、興味を惹かれ…

で、実際に読んでみると…もう冒頭数ページで、すっかり心わしづかみされてしまいました。
(…ということで、まだ半分も読み終わってないのですが)

amazonのレビューが、まさに自分の感想そのままで、言いなおす必要も無いくらいなのですが…

内容は「架空の日本を舞台に、サイバーパンクなニンジャ同士が戦う」というような、まあライトな娯楽作です。

まず何より、勘違いしたような日本観に基づく、突拍子もない設定や言葉使いが「可笑しい」という部分で楽しめます。

例えば…

ニンジャは、相対した時、必ずお互いにオジギし、アイサツします。
(「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。ダークニンジャです」)

死ぬ時には、「サヨナラ!」のアイサツと共に爆発四散します。

こんなノリが全編にわたっています。

登場する組織や用語なんかも…

「ソウカイ・シンジケート」
「ネコソギ・ファンド」
「カチグミ・サラリマン」
「野生化した、バイオ・スモトリ」

などなど…

もう、クラクラしてきます。

しかし、そういう切り口から入って読み進んでいくうちに、その奥にある真の面白さに気付いてきます。

「突き抜けた本気感」が、伝わってくるのです。

「突き抜けた本気から来る、微妙な可笑しさ」という点では、「ジョジョ」にも通じる所があるような気がしますね。

作者の方々は、かなり日本に詳しいですね(少なくとも表面的には)。
上記の用語なども、そもそも日本に詳しくないと使えない類が多いですし。

ひとつの推測としては…作者は、かなりの日本オタクで、キテレツな用語使いも「中二病的な知ったかぶり」が高じた結果とも考えられます。

しかし、もうひとつの推測としては…実は、かなり分かっている上で、演出として意図的にやっているのではないか…とすら思えます。
(さらには、彼らは本当にガイジンなのか?という疑いすら)

それくらい、それらの使い方や演出が「巧み」に思えるのです。

ストーリーは断片的で(そもそも、冒頭もかなり中途半端な所から始まる)、文芸的に読めるようなモノでは無いですが、逆に「全編クライマッックス」という感じで、まさにジャンプの漫画を読むような感覚で読めます。

それぞれのニンジャが独自の特殊能力を持っている部分なんかも、ジャンプの格闘漫画や、X-メン等のアメコミに通じるものがありますしね。

アニメ化とか、映画化の話も、そのうち出るんじゃないかな?
(もう出てる?)

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しかし…この本を読んで再認識するのは…

日本はもっと「ニンジャ」というキャラを、うまく使って商売したほうが良いんじゃないかなあ。

日光江戸村なんかにも、嘘ニンジャ屋敷とかあったけど、閑散としてたなあ。

アキハバラあたりに、コスプレニンジャを数十人も放っておけば、観光客も喜ぶんじゃないかな。

「イヤーッ!」「 グワーッ!」

(2013.3.29)

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