« コニワハンミョウ | トップページ | 気になる「虫よけ」 »

国保と健保と文美国保

先日、今まで使っていた保険の「任意継続」の期間(2年)が切れ、「国民健康保険」に切り替えました。

ここに至るまでに、色々と逡巡・紆余曲折があったので、備忘メモ…。

[ 退職時 ]

会社を退職し、フリーになる場合、健康保険はどうするか…

(こういうの考えるの、面倒なんですよね…。しかし、おざなりにするともったいない事になる、かもしれない)

パッと思いつく選択肢としては

・ 国民健康保険(国保)

です。

これは一番、安易な選択肢ですね。 私も当初、これ一択かと思っていました。

しかし当時、「独立開業」的なマニュアル本を色々読んだり、ネットを見たりして…

「国保は高い」

という情報を目にしていました。

それでいろいろ調べてみると…

業界によっては、お得な健康保険組合があるらしい。

ゲーム関係で調べてみたところ

JAniCA(日本アニメーター・演出協会)

に入会することで、

文芸美術国民健康保険組合(文美国保)

に加入できることが分かりました。

JaniCAは、もともとアニメ関連の組織(あの芦田豊雄さんが作ったという)ですが…

ゲーム関連職でも、準会員として入会できるようです。

ちなみに、JAniCA準会員は、会費\3000/月。
正会員=純粋アニメ業種だと\2000なんですけどね。

文美国保は、収入が多い少ないに関わらず保険料は一律(どんなに収入が増えても定額)
とのこと。

これはお得に思えます。

で当初、JAniCA入会、文美加入を考えていたのですが…

文美の加入条件に…

・文美の加入手続きに必要なもの
文芸・美術及び著作活動に従事していることを証明する書面(確定申告書B控)

というのがあることに気づきました。
転職後その職種に従事し、確定申告した後で無いと加入できないということです。

退職直後では無理なんですね…。

しかたない、しばらくしたら、再チャレンジしよう…と、その時点では断念。

-----

次候補としては(というか、並行して考えていたのですが)…

・任意継続

ココの情報が分かりやすかったです。)

「任意継続被保険者とは、退職しても元の勤務先の健康保険に、最長で2年間そのまま加入できる制度です。」(引用)

「一般的に任意継続被保険者になる方が、国民健康保険に加入するより、保険料が安くなる場合が多いのでお得です。」(引用)

このあたりの情報も裏付けになって、離職当時「国保は高い」と思ったわけです。

注意事項もあります。

「ただし保険料は、在職中は勤務先と本人がそれぞれ、50%づつの負担でしたが、任意継続被保険者になると本人が全額負担となります。
それでも、国民健康保険に加入するより、保険料が安くなる場合が多くなっています。」(引用)

「(手続きの期限は)退職の翌日から20日以内。」(引用)

「いったん加入すると、再就職や死亡以外の理由で、途中でやめることはできません。」(引用)

なるほど…。

まあ当時、実際に計算して比較してみたかどうか…もはや覚えていないのですが…

「一般的にお得」と書いてますし、今までと同じなわけで、未経験の国民健康保険に切り替えるよりは、安心感はありました。

と、いうことで、当時、任意継続を選択したのでした。

申請が20日以内なので、けっこう慌ただしい。

…で、時は過ぎ…

-----

[ 任意継続期限後 ]

任意継続の期限切れが近づいた頃、また選択を迫られることになりました。

離職当時、色々調べたり考えたりしたことも、もう記憶の彼方…(忘れっぽいので)。
もう一度、リサーチしなおしです。

まずは、第一候補の

・文芸美術国民健康保険組合(文美国保)

に加入するため、その窓口であるJaniCAについて再確認。

本当に私に、入会の資格があるのか…とか。

念のためメールで問い合わせてみることにしました。
(HPに質問フォームがあります)

すると、間髪を入れずお答えメールがありました。素晴らしい!

やりとりの概要を参考に上げてみますと…

・申し込み「担当作品」欄に具体的な作品名や職務を書く必要がある。

・JaniCAで想定するゲームとは、パッケージやアーケードなど有体物として市場流通する形態を想定している。オンラインゲームは資格審査の対象外となるとのこと。

で、

「3DSのパッケージに関わっていること、ゲームデザインという業務内容であれば、JAniCA/文美国保への加入は問題ない」

とのことでした。

これでJAniCAさんの方はバッチリ。文美に加入できそう。

で、今度はあらためて文美のHPで金額などを再確認したところ…

!!

なんと、平成25年度の保険料、2年前の時より、値段が上がってる

(定額なのは変わらないのですが、その額が上がっている。)

文美国保 平成25年度の保険料(HPより)

組合員 1人月額 15,100円
(医療分 12,300円 後期高齢者支援金分 2,800円)
家 族  1人月額  7,300円
(医療分 4,500円 後期高齢者支援金分 2,800円)
介護保険料
(満40歳から64歳までの被保険者)
      1人月額  3,300円

…で、今度は、私の住む市町村の、国民健康保険の保険料を、再計算してみました。

すると…う~む…。

国保保険料は、前年所得で計算されます。

で、私の場合…

離職後1年目はそこそこの所得額ではあったのですが…

昨年所得に関しては低かった(苦笑)ので…

この額で計算すると、文美の定額の方が国保の額より(僅差で)高いということが判明したのです!!

なんというオチ!

実は、文美の定額は基本、決して高いわけでは無いのですが…

保険料というものの内訳として、

・家族がいる場合、その分の額が発生する

・年齢によって、介護保険料が発生する

ということで、家族構成や年齢によって値段は変わります。

もし所得が低めでも、若くて独身などあれば、お得になるケースもあり得ます。

逆に、国保の額は、住所によって変わります。群馬は安いのかもしれない。

やはり、印象だけで考えず、実際の計算してみる必要はありますね。

…で、私の場合、現状でギリギリ得にならない状況だったのでした。

ということで、結局現状は、国民健康保険という、実にオーソドックスな選択になりました。

しかし今後、所得が増えれば、文美の方が得ということになる可能性もあります。

まあ、そうとなれば、その時点で切り替えれば良いわけなので…。

(2013.7.5)

(追記)

記事に一部間違いがありました…修正しました。
(混乱するので、訂正線を引かずに修正しました)

|

« コニワハンミョウ | トップページ | 気になる「虫よけ」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

> 国保の額の方が、文美の定額より(僅差で)高い

逆では?

投稿: 深井 | 2013年7月15日 (月) 20時33分

指摘のとおりでした…orz。
ありがとうございます。

肝心の黒字部分を間違えるとは…前代未聞の不覚。

慎重に慎重を期さねば…。

投稿: 適研所長 | 2013年7月16日 (火) 23時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533792/57731341

この記事へのトラックバック一覧です: 国保と健保と文美国保:

« コニワハンミョウ | トップページ | 気になる「虫よけ」 »