中之条ビエンナーレ2013 その2
最近のページ別アクセス数(今さら、見方を知った…)を見ると、中之条ビエンナーレの記事にアクセスが多いようで。
ローカルなアート展ながら、興味のある人もけっこういるということかな。
よかったですねー。
広域にわたるので、とても1,2日では見切れません。
先日、残りのエリアに行ってきました。
(会期は9/13~10/14までなので、まだ期間あります)
今回は、中之条中心部から西へ。沢渡、暮坂、六合エリア。
(かなり広い地域に点々と展示があります。車でないと回るのは難しいですね)
また個人的に面白かったものを、ほんの一部ピックアップ。
まず「沢渡エリア」から。
「あちらのこちら、こちらのあちら」。丸伊製材会場。
何かが時計をじっと見つめている…。
「遡及空間」。蛇野会場。
この景色全体が、美しい!
前回もこの会場が使われていましたが、また全然違う感じに。
(一部、前回の作品の名残がありましたけどね)
この辺でお昼時になったので、暮坂会場までの間にあった蕎麦屋で食事。
「そば処 くれさか」
十割そば。冷たい汁と温かい汁がついている。
季節のてんぷら。
そばも、てんぷらも、大変美味しかったです!
この近くに来たら、ぜひ…とオススメしときます。
「暮坂エリア」へ。
「天と地の間にて我思ふ」。花楽の里会場。
ナスカの地上絵の如き、謎の文様が。
接近するとこんな感じ。青空とイイ感じ。
「それでも僕等は呼吸し続ける」。十二みます会場。
ボートが池に、横倒しで浮かんでいる。
ところで、十二みますって何だ?
次は「六合エリア」。
旧太子(おおし)駅。
1971年に廃線になった駅の跡。遺跡のよう。
前回も会場になってたけど、新しい駅名表示板とか出来ていて、前より整備されているような。
ここの作品。「ゆめくり」。
小さい人が、あちこちにいます。(この画面には2体います…)
しかし、この作品、先日の台風の時はどうだったんだろう…。
この「ゆめくり」は、ここの他にも、六合エリアのあちこちに出没します。
六合エリア、赤岩集落。赤岩公民館会場。養蚕の資料館になってます。
「つなぐ手を合わせても」。中之条ビエンナーレ常連で、人気の高い作家(大石麻央さん)の作品。私も好き。
番号順に回っていると、この会場が大トリになります。さすが人気作家(?)。
カイコの人だ…。
羊の人と、豚の人が、働いている。
なんか、以前より毒気が抜けて、かわいくなってる気が。
いや、それで良いですけど。
鶏の人と、アヒルの人。なんか楽しそうだな。
ここには、太子にもあった「ゆめくり」もこっそり。
人形作品コラボ、いいですね。
これで全会場を周ったことになり、スタンプラリーもコンプリートしました。(実は37会場すべて回らなくても、31でコンプ扱いになりますが…目的はコンプ達成でなく作品を見ることだからね。)
中之条ビエンナーレオリジナルグッズ(メモ帳やお菓子など、けっこう豪華)をもらえました。
あーしかし、ビエンナーレ見終わっちゃって、寂しいなあ。
世間では「あまロス」とか言ってるみたいだけど、私は「アートロス」ですわ…。
実は、今年も「わたらせアートプロジェクト」があると思ってたんだけど、HPを見たらなんかよく分からない状態になっていて…今年はやらないのかな。
前身(?)の「桐生再演」も、いつの間にか消滅してしまって…なんか、そういうの、いかんよね。
いや、運営も大変だとは思うんだけど。
その意味でも、中之条ビエンナーレは、いまだに活気があって(お客も結構来てるみたいだし)、偉いし貴重です。
有料化も納得なので、ぜひ末永く続けて欲しいものです。
(2013.10.3)
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