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山に棲む恐怖

今回の話はかなり怖いので、心臓の弱い方、想像力のある方は読まないほうが良いかもしれません…。

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私のカミサンは、「古民家」が好きです。

先日も、20年ほど前の新聞スクラップを頼りに、群馬県みどり市の山奥に古民家探訪に向かいました。

私は、そこまで好きというわけでもないですが…少なくとも山道ドライブは楽しめるので、同行したのでした。

山奥では、我々の他に通行する車もほとんどなく、静かで快適なドライブを楽しめました。

目的の古民家は、さほど苦労なく見つかりました。

Odaira02

Odaira03

十七世紀半ばに作られた家だそうです。
20年前の記事では、老夫婦が暮らしていたようですが、さすがに現在は人気も無く、半ば廃屋となってしまっているように見えました。

(さすがに、無断で庭まで立ち入るのは気が引けたので、こんな写真しか撮れませんでした)

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そして、その帰り道。

この界隈には、その他にも廃屋が多く、カミサンは興味津々。

いくつかの民家の近くでは車を停め、私も写真を撮ったりしました。

Odaira04

(これも廃屋)

そんな感じで、何度も寄り道をしながら帰っていると…

またカミサンが、道からやや奥まった場所に建つ、廃屋と思しき物件を発見しました。

車を停めると、カミサンは写真を撮ってくると言います。

さすがに私は、もう車を降りるのも面倒になり、待っていることにしました。

思えばそのとき、本能的に「悪い予感」を感じていたのかもしれません…。

カミサンは脇道を歩いて、民家の方へ向かいました。
車からでは様子は見えませんが、何枚もの写真を撮っていたようです。

数分後、カミサンは「収穫アリ」といった面持ちで車に戻ってきました。

そして、車に乗り込もうとしたその時…

「うわぁあああ!!」

突然、カミさんが叫びました。

「何だこれ!? 足…足…」

カミサンが自分の足を指さして、何か言っています。

一体何が…。

ジーンズを穿いたカミサンの足をよーく見ると、なんだか粉のようなものが無数に付いている。

よーく見ると、その粉のようなものはみな、ゆっくり、モゾモゾ…と動いているのです
(100匹くらいはいた…)

カミサン「だ…ダニだぁ!!」

と、慌てて車から降り、足を叩き出しました。

見れば、すでにシートの上にも、粉が数匹モゾモゾ動いているではないか…ひゃ~!

とりあえず、車に積んであったコロコロクリーナーを出して、片っ端から粘着。

カミサンの方は、ジーンズのものは大方払ったようですが、そもそも靴の方から「汚染」が広がっていたらしいことに気付く。
靴と靴下を脱ぎ、袋に密閉しました。

…どうやら、パッと見では駆逐できたらしい。

一段落したところで、これが何なのか推測する。

最近「老眼」著しい私の目では、はっきり見えないのですが…

動きや光沢などから、トビムシの類ではなさそうに見える。
また、良く見かける、赤いタカラダニ(無害)とも違う。

カミサンが言うには、「足がカギ状に曲がっていた」とのこと。

とすると…かなり嫌な推測が…。

その形状と、近づいた動物を狙って、取りついてきた習性からすると…

やはり吸血性のダニではないか…?

最悪の場合、「ツツガムシ」なのではないか?

嫌~な気分を抱えたまま、帰宅しました。

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帰宅後、靴を入れた袋を見ると、案の定、中には何匹かの動くものが…。

こうなったら、種類を特定してやる…と、透明なセロファンテープに貼り付けて駆除。

虫眼鏡で拡大して見ると、形状がハッキリ見えてきた…

Odaira05

Odaira06

(粘着テープが柄付きだったので、所々赤くなってます…)

苦労してなんとか撮影。久々のRICOH R10の接写力。

体長は1mmくらいか。

うわぁ…
確かに、この曲がった足の感じが、吸血っぽい…。

しかし、これを見ても、自分では種類が特定できません。(ダニの種類なんて、そんなに知らんよ…)

そこで、ネットで似たような写真を探してみるが…なかなか、そっくりなものはありません。

一つ気付いたのが、足が6本というところ。ダニはクモに近いので、通常8本のはず。

その視点で見ると…よく出ている「ツツガムシ」の写真が、足6本じゃないですか。

ま、まさか…。

しかし、全体の形状が全然違う。

形状で見ると一番「マダニ」に近いのだが、マダニは8本だし。

そこでさらにいろいろ検索してみたら…

…ビンゴ! ありました。

マダニってどんな虫?

マダニも幼体の時には、足が6本なんですね…知らなかった。

上記リンクだと、形はあまり似ていませんが、その他のページで、そっくりな写真を発見できました。

マダニで間違いないようです。少しホッとした。

マダニも吸血性であることに違いないのですが…
マダニであれば、自分も昔、噛まれた経験がありました。

その時のヤツは成虫でもっと大きく、気付いた時には既に血をタップリ吸っていて、小指の爪くらいの大きさに膨れていました(汗)。
風呂で気付いたので、本体はすでに死んでましたが、牙でガッチリ食いついていて…剥がした時には「ブチッ」と音がしましたね…。
(本当は、自分で剥がすのは良くないらしいが…その時は知らなかった)
 
その後、特に痛くもかゆくもなく、病気もしなかったので、さほど危険なものという認識は無かったのです。

しかし…

そういえば最近、「マダニによる感染症が増えている」という話がニュースになっていましたね…。マダニも危険なんだった…。

…とはいえ、あれから数日経ちましたが、特に何ともないので、大丈夫なようですが…。

結論。

山奥でうかつな所に立ち入ると、大変な目に遭いますよ…という話でした。

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…煽りのわりには、怖くなかったですか?

すみません。

では、そんな方のためには…もう一つネタを。

今回行った先で、はじめて「ケバエの幼虫」軍団に遭遇しました…。

これは、絶対に画像検索してはいけません

ぎゃああぁぁ~!! これこそ山に潜む恐怖!!

(2013.10.9)

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