メキシコ 適当旅行・2
メキシコ 続きです。
区切りが付くまで、ちょっと続けるかもしれません。
ちょっと長いです…。
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2日目。
着いて翌日ですが…この日はいきなりオプションツアー。
丸一日かけてソカロ広場~テオティワカン~人類博物館をめぐる。
なかなかハード。
しかも、昨日から少し頭痛がしている。
もしかすると、「高山病」なのかもしれない。
メキシコシティは標高2000m以上の場所にあるため、高山病にやられる人がいる…という話は聞いてましたが…それかも…。
朝食を採り…
(毎度思うが、ホテルの朝食ビュッフェはどこも良いなあ。特にメキシコはフルーツ、乳製品が充実していていい。)
9:00。ホテルから、ツアーのマイクロで出発。
今回のツアー、参加者は我々2人だけでした。
良かったような、寂しいような…。
9:20。ソカロ広場
広場では、翌日からの「死者の日」のイベントのために、テントが建ち、飾り付けが始まってました。
さらに、ここで市庁舎やカテドラルを見たりもしたのですが…後日また来るので、ここでは省き、後程まとめて。
10:30。シティを後にし、テオティワカンへ向かいます。
道中はほとんど高速道路で、快適でした。
(カミサンは、車酔いを心配していたが…そんな必要はなかった)
車窓からは、↑こんな様子がしばしば見えます。
これは、シティを中心に広がりつつあるという、住居群。
みんなシティ周辺に集まってきて、どんどん増殖しているらしい。
ちなみに、ここ標高2000mなわけだから、山の上は3000mくらいあるかもしれません。
11:10。目的地に到着。
[ テオティワカン ]
駐車場付近。こんな感じ。サボテンが生えている。
あ、向こうにはピラミッドがわずかに見える!
遺跡入り口。 ちょっと公園っぽい。
まあ、決して未開のジャングルの奥にひっそり隠された場所…なんかではないのね。
有名な観光地なんだから、あたりまえなんだけど。
しかし、全然人がいない…。
時間が早いからか? (そんなに早くも無いんだが)
テオティワカンは、そんなにメジャーでもないのかな。
ここでちょっとトイレに寄ったのですが…
そういえば、メキシコの公衆トイレは、トイレの中に紙を流せないタイプ。
脇のバケツに入れないといけない。
東南アジアとかとかにもよくあるタイプだが、どうも苦手。
入り口から少し歩くと、遺跡らしい場所が出現。
おおぅ、すげえ!
…と思ったら、「ここらの、石に模様の付いた部分は、全部復元だよ」
そ、そうなのか…。
ジャガーの宮殿前。
ジャガーの壁画。ほら貝を吹いていて、そこから水が湧き出している。
神話の一部らしい。
羽毛の生えた巻貝のレリーフ。
「ケツァルパパロトルの宮殿」
ケツァール(鳥)のレリーフ。
ガイドの方は、これが「パパロトル(蝶)」だというようなことを言っていたが、解説を見るとどうもそうではなく、これもケツァール(の正面図)のようだ。
蝶のような鳥、という意味らしい。
「月のピラミッド」
おお! これぞメキシコの遺跡って感じ!
テオティワカンは紀元前後から600年ころまで栄えた文明だそうだ。
メキシコの遺跡の中では古い方か。
登ることができます。
月のピラミッド上からの眺め。まっすぐに続く、「死者の道」と、向こうに「太陽のピラミッド」。
ここからさらに進むとはるか遠くに「ケツァルコアトルの神殿」があるらしいのですが、修復中(そういうの、良くある…)で見られなかった。
まあ、そうでなくても、時間的に難しかったかもしれないが。
ピラミッドを降り、死者の道を通って、太陽のピラミッドへ。
死者の道沿いにある、ジャガーの絵。
道の脇には、物売りの人たちが商品を並べていたりする。
「ホトンド タダ~」とか、日本語で話しかけてくる人も。
なんか、商品の中に、「水晶どくろ」が売られているのも見た(笑)。
まあ、古いものじゃないと思うが。
「太陽のピラミッド」
こちらの方が大きい。メキシコ盆地では最大のピラミッド。
これこれ、これが見たかったんだよ。おお、感動!
やはり、こちらも登れます。
長い階段をどんどん登っていく…(けっこう疲れます。高地で空気が薄いせいもあるかも)
ピラミッドの表面。突起は、かつての外壁の落下を防御するものだそう。
頂上まで登ってみると…。
なんか、現地か欧米の観光客らしき人たちが、天と地面を指差している(そして、その様子を写真で撮っている)。
なんだ?
指差していたところには、小さな金属片が埋まっている。
これ、ピラミッドの中心点を示すものらしい。(当然、後年置かれたものだろう)。
これを指差してポーズを取ると、良いことがある…という感じのパワースポット的なものなのだろうか(推測)。どこの人も、こういうの好きなんだねえ。
ピラミッドの超常では、きれいな蝶が何頭も舞っていて、より神秘的な雰囲気。
(死者の日絡みか)花びらが撒いてあったので、それに惹かれてきたんだろう、多分。
太陽のピラミッドから、月のピラミッドを見下ろす。
ミニチュア写真で撮ってみました。
月や太陽のピラミッドのほかにも、いくつも小さなピラミッドのようなものがあって、中にはまだ埋もれているようなものもある。
味気ない話だが、月や太陽のピラミッドも、当時のままではなく、かなり修復されているんですよね。
太陽のピラミッドを後に。
帰る途中、物売りの人が「アステカカレンダー」のペンダントを売りに来た。
実は、こういうの欲しかったんですよね。
「オールシルバー!」とか言うので、嘘付け…と思いながら、「ハウマッチ」と聞くと
「500ペソ(5000円弱)」。大きく出たね。
しかし、さすがにそれは買えんわ…
で、いらないと言って、歩いていくと、
「じゃあ、小さいほう、250ペソ、ホトンドタダ~!」
いやいや、いらない・・・と言っていると、どんどん値下げしてくる。
「150!」…いやいや。
「100!」……「買った!」
ということで100ペソで購入。
オモテ。
ウラ。
オールシルバー(笑)で1000円弱か、良い買い物だ!
…と、その時は思ったが、後から考えると、やっぱボられてる?
12:30。テオティワカンを後にし、ツアーについていた昼食へ。
13:00。 レストラン着。
ケツァルコアトルの派手な像が庭にある、ビュッフェレストラン。
ケサディージャ…なんだけど、黒いとうもろこしのトルティーヤが珍しい。
メキシコ料理らしい食事がやっとできた。
…けど、見た目のせいか、ちょっと炭っぽい味に思えたな。
緑のは、サボテンの実。これもめずらしい。
マリアッチ楽団の演奏サービスもありました。
いいねえ。
「ラ クカラチャ」とか、よく知ってる曲も。
…でも、ガイドさんの話で、「ラ クカラチャ」って、ゴキブリのことなんだって…(=ザ コックローチ)。
レストランで…。
これもガイドさんに聞いたのだが、メキシコのビュッフェでは、あまり口に合わなかったものはどんどん残してよいのだそうです(ウェイターが下げてくれる)。
それは、メキシコが自給率が高く、食料が豊富だかららしい。日本とは違うね。
14:30。昼食は終わり、シティへの岐路へ…
しかし、朝からの頭痛(高山病?)がまだ…
(続く…)
(2014.1.25)
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