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最近のコマゴマ2014.8.5

小学館の図鑑NEOの新版が出ました。(2014年6月発売だったみたいです)

縁があって、ご紹介します。

メインの昆虫標本写真は、前の版とほぼ同じようですが、コラム的な部分がかなり変わっています。

基本的には子供向けの図鑑なのに、扱っている内容がなかなか高度で、私みたいなプチ虫好きにも楽しめる内容も多いです。

例えば、「昆虫の体ができるまで」というコーナーでは、ショウジョウバエの胚発生の顕微鏡写真や、サナギの成虫原基の蛍光写真や、ギンヤンマの孵化過程(前幼虫なども)の写真なんかも掲載されてます。

また、昆虫飼育のコーナーでは、なぜか「ヤマトシリアゲを育てよう」とか「マメハンミョウ※の幼虫を観察しよう」なんていう、マニアックなチョイスになってます(笑)。

※マメハンミョウは有毒昆虫として有名。

でも、虫好きな子供だと、これくらい高度な内容も楽しく読めちゃうんですよね(私も、そうだった気がする)。

あと、時代の流れか、DVDが付属してます。小学館なので、ドラえもんが昆虫を紹介してくれる…みたいですよ(まだ見てないけど)。

もし、昆虫図鑑をご入用な方がいたら、おススメしときます。

(Blog右欄の本リストも、新版に更新しました)

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また、イイ感じの、現代芸術家を発見してしまった。

群馬県立近代美術館の企画展、「1974年二生マレテ」で出品していた
小林耕平氏。

立体作品も面白かったが、映像作品が秀逸。

小林さんと、山形君のコンビが、果てしない禅問答(不毛なやりとり)を繰り広げるコントパフォーマンス映像。

これがもう、可笑しくて可笑しくて。

どこまで真面目にやっているのかわからない…が、一応真面目にやっている風に見せているのが、すばらしい。

真面目なパフォーマンスを笑うなんて、けしからん…と思う人もいるかもしれませんが、YouTubeに上がっている2012年のパフォーマンス映像でも、観客?の笑い声が入ってるし、そういうものなんじゃないかと。

現在の作品はさらに完成度が上がっていて面白い。特に、山形君が良い。山形君の鋭いツッコミ問いかけの数々。そしてそれにまったく答えない小林サン(笑)。しかし、パフォーマンスはあくまで真面目に進行していく。

こちらのHPでの紹介文は的確だ。

「その応答はしかし、明瞭な解を迂回して、問いを分析的に増殖させていく。」

本人らの意図はわからないが、一種のメタ芸術と見えます。赤瀬川源平さんが、「トマソン」で現代芸術をナナメから見る視点を与えてくれましたが、それと同じニオイを感じます。

パフォーマンスの種となるテキストは、伊藤亜紗さんという方が書いているようですが、この文章がまたゲイジュツ的で、さらにこれを小林・山形コンビが料理すると、真面目な芸術的行為というものがバカバカしく思えてきます。

コレを見た後、円城塔さんの小説を読むと、大笑いできるんじゃないかな…。

これに比べると、泉太郎さんがすごく真面目に思えてしまう…。

えー、あまりおススメはしませんが、個人的に面白かったので、ご紹介しました。
(まあ、大概の方は、面白いどころか、ポカンとしてしまうかなと…)

(2014.8.5)

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