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漢字がにくい・2

今、ふたたび、漢字がにくい。

最近、また文章チェックの作業をするようになり、この漢字の問題にくるしめられています。

とくに腹だたしいのは、今回も、漢字の不統一問題。

以前同様、漢字の使用・不使用の不統一にも、くるしんでいるのですが…

今回はそれとは別に、「同音で、ほぼ同義なのに、ちがう漢字が存在する」ってヤツ。

たとえば…

「あう」 会う、遭う、逢う、遇う

「とる」 取る、採る、盗る、摂る、捕る、執る、獲る

「つく」 付く、就く、憑く、

「かえる」 帰る、還る、返る

「とめる」 止める、停める、留める

「みる」 見る 観る 診る 看る

今、このPCで「めぐりあい」を変換しようとすると…

巡り合い、巡り会い、廻り合い、回り逢い、回り合い …と数種類の選択肢がでてきます。

状況によっては、はっきり一意にきまるものもあるのですが、「どっちでも正解」というような場合も、よくあります。

こういうのが、文章の中にちらばっている時に、個々の用法では正しくても、全文をみたときに不統一になっていると、カッコわるいわけですよ。

(こっちでは、「めぐり合う」と書いて、あっちでは「巡り逢う」と書いていたら、マチガイではないがカッコわるいということ)

それで、これらをなるべく排除するためのチェックもしなければならないのです。
これらは「会う、会え、会い、会お」など活用があるので、一括検索ではチェックしにくいんですよ…。大変だし、神経使うし、やってられん(というか、おそらく完璧にはできてない)。

ライターの方が、一回つかった漢字をおぼえていて(メモっていて)、ブレないように注意すればよい…理屈ではそうなんですが、そんなことばかり気にして、いい文章がかけるものだろうか。

これはやはり、日本語自体の「仕様」の問題点だといいたい。

こういう仕様のせいで、しなくてもよい手間(=コスト)をはらわなければならない、ハンディをおっているわけですよ、日本語は。

そこで、ぜひ提案したいのです。

「アンチ漢字派」としては、漢字の全面使用禁止を提唱したいところもありますが、さすがに現実的ではないとおもうので…

おくり仮名を必要とする漢字の用法は、基本、使用禁止とする!

こうすると、前述したような「会う・逢う・遭う」みたいなブレは、かなり排除できます。

ちなみに、今回の文章は、このルールでかいてみました。(問題点の例示部分は、別ですが)

それほど、違和感ないでしょう?

日本の生産性をあげ、経済を向上させるためにも、ぜひ、このルールを一般に浸透させたいものであります。

ついでに提唱したいのは…

・ 動植物の種名は、カタカナにすること!
これも、表記ブレを誘発しやすいので。
(例:イヌ、ウマ。 ×犬、×馬 。鯖や鯵など論外)

・ 数詞は、必ず数字と漢字のくみあわせにすること!
これもブレやすいですね…。
(例:1度、2人。 ×いちど、×一度、×ふたり)

よろしくおねがいいたします。

(2014.10.7)

(追記)
いや、私も、今後このルールで文章書くつもりはないですけどね。
日本統一ルールになった暁には、従います。

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コメント

ついでに、
・補助用言での漢字禁止(「〜てください」「〜てほしい」、「〜かもしれない」)、
・数表現以外の副詞句での漢字禁止(「いま〜」「かならず〜」)
も提唱したいですね(^^)
副詞は格助詞なしで他の文節の前にくっつくから、
「いま日が昇る」なんか漢字で書くと「今日が昇る」とかなって
イライラしてきます。
もっともわたしも自分ルールすら守ってませんが・・・・

投稿: ふか草 | 2014年10月 9日 (木) 19時51分

激しく、同意です!(笑)

「今」もそうですが、送り仮名不要でも

~する時(とき)、とか、~する様(よう)な、とかも漢字禁止にしたいです。このあたりも、表記ブレをよくおこします。

漢字とは別ですが、日本語って、単語や文節で空白を入れない言語なんですよね。初見の外国人には、どこが区切りかわからなくて把握しにくい言語だろうな、とも思います。

読みやすさのために読点「、」を入れることはありますが、それも書く人の裁量に任されていて、必須ルールではないんですよね。
そのあいまいさがまた、表記ブレを生むことがあって、これにもイライラさせられます…。

(追記)すきま漫遊記、今もちょくちょく拝見してます!

投稿: 適研所長 | 2014年10月 9日 (木) 22時39分

正直に言わせてもらえれば、文章の芸でお金を貰おうとしている人間の心構えとして、非常にレベルの低いことを言っていると感じます。
ビジネス文書とかの話なら別にそれで全然構わないし、そうすることで飛躍的に生産性が高まって別のメリット(製作に1年掛かるゲームが半年で出せるなど)があるならば、割り切って導入する手もあるかもしれませんけど。

あと、ルールが明文化できるなら発注時にライターにそのルールを厳守させれば良いだけの話じゃないんですか? チェックの機械化もさほど難しい話ではないような気がします。

投稿: 深井 | 2014年10月17日 (金) 01時40分

まあ、言い訳をしますと、私自身は行きがかり上テキストチェックなどもしてますが、別に文章力が高いわけでもないですし、自分自身では多少ブレてようが気にしない方なんですけどね。
ただ、最終的な納品時にさらに上のチェック入ったりすることもあって、対処せざるを得ず、めんどくさいなーというのが本音です。

ある程度機械化チェックもしてるんですけど、間違いでない表記ブレのチェックは原状できてないですね(意図的に変える場合もありますからね、その区別は機械では難しいのかも)。あと、ライターさんも、誤字脱字などめったにない、なかなかしっかりした方なのですが、やはり人間である以上、大量の文章の中には時々混入してしまうという感じです。

投稿: 適研所長 | 2014年10月17日 (金) 23時46分

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