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2015年7月

レンガについて知っておきたいこと

Photoshaopのフィルターのテクスチャライザーで「レンガ」を実行すると、こんな絵が一発でできます。

Renga_ps

Photoshopのフィルター、便利ですよね!

…だが、実際にはこんなレンガの積み方をした建物は存在しない!
(全く存在しないことはないが、ほとんど存在しない)

この積み方では薄い壁しか造れず、強度が弱くなるからです。

なので、リアルな設定のゲーム背景などに、安易にこのフィルターを使ってしまうと、恥ずかしいことになります。

最近自分も、手描きの絵を描くのが面倒になって、Photoshpのフィルターや、シェイプやエフェクトを多用してしまうんですが…こういうのに安易に頼りすぎると、ダメだということですね…。
(まあ、自作のFlashゲームには使ってますけどね…)

先日、深谷に行ってレンガ窯を見たこともあり、レンガについてちょっとまとめてみたくなりました。(以前にも、散発的に書いたことはありましたが)

レンガの積み方は、主に3種類あります。

[ フランス積み ]

Renga01

レンガの長い面を「長手」、短い面を「小口」といいますが、これは
「長手・小口・長手・小口…」と積んでいく積み方です。

もっとも美しい積み方と言われているらしいです(高崎駅の新幹線待合の説明板より)。

群馬の富岡製糸場には、この積み方が多いです。
フランス人技師が関わっていたからか。

[ イギリス積み ]

Renga06_usui

Renga04

「長手・長手…」と、「小口・小口…」を交互に積んでいく積み方です。

最も堅実で、合理的な積み方らしいです(同上高崎駅情報)。

碓氷峠の「めがね橋」は、この積み方です。

[ ドイツ積み ]

Renga06

一見、「Photoshop積み」と同じにも見えますが、ちょっと違う。

「小口・小口・小口……」と積んでいく積み方です。(小口積みともいう)
(Photoshop積みは、「長手・長手…」)

深谷煉瓦はこの積み方。ドイツ人技術者が関わったからですね。
深谷駅や、東京駅の大部分は、この積み方です。

Renga09

深谷駅駅舎。新しいものですが。

この他に、長手・長手…で数段積み、小口・小口…を1段挟む、「アメリカ積み」というのもあるようですが、見たことはありません。強度も弱いらしいです。

あと、街の建物で、時々Photoshop積み(長手積み)を見ることがありますが、たいてい装飾タイルで、本物のレンガではありません。

また、薄い壁で良ければ長手積みでも良いわけです。
花壇などには使われることもありますね。

Renga03

↑これ、富岡製糸場の一部の建物の壁だが、長手積みです。
なぜこの積み方なのかは、不明。薄い壁なのかもしれない。
稀にはあるんですね。

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中世ファンタジーの世界観の建物を描くとき、ついレンガで描きたくなってしまいますが…

そもそも、ヨーロッパの建築物は、レンガでなく石造りが多いですよね。

Stone02

フィレンツェの貴族の館。
遠目にはレンガにも見えますが、石材。
積み方も規則的ではなく不揃いです。

Stone03

イギリス、ドーバー城。
細かい石が不規則に積まれています。

Stone01

モン・サン・ミシェルの壁。(…だと思う)。

Stone04

群馬、ロックハート城。
もともと、スコットランドのだった城らしい。

Stone05

ノルウェー、アーケシュフース城。

Stone06

イスタンブル、 イエディクレ要塞。
断面で、石の積み方がわかります。

最近、私自身は仕事で絵を描くことはほとんど無く、むしろデザイナーさんに依頼をする方が多いのですが…

指示をするときに、あんまり細かいことは言いたくないんですよね。
(細かく言うことでデザイナーさんのやる気を削ぎたくないので)

だから、デザイナーさんには、ぜひこういう知識をつけてもらって、「レンガ倉庫を描いてください」って頼んだ時には、逆に「イギリス積みッスか? フランス積みッスか?」って聞いてきて欲しいくらいです。

よろしくお願いします(ここで言うな)。

(2015.7.31)

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がんばるコバトン

最近、埼玉に遊びに行く機会が多いので、「コバトン」をよく見かけます。

コバトンは、埼玉県のマスコットゆるキャラ。
けっこう古くからいるキャラで、もともと、2004年の国体のキャラだったのが(そのころからちょっと気になっていた)、県のキャラに昇格したようです。このあたり、ぐんまちゃんと経緯が似ている。


先日も、埼玉のショッピングモールに行ったら…

Kobaton02

コバトンの家族。ほのぼの~。

コバトンに家族がいたのか?とか、そういう野暮なツッコミはナシで。
ゆるキャラってそういうものですから。
ぐんまちゃんにも、こういうカットはあるし、女装している時だってある(ぐんまちゃん、性別不詳らしい)。

いろんな役回りがあるというのは、それだけ人気があるということだ。

お、こんなところにも、コバトンが……

Kobaton03

……

Kobaton04

!!

意識のないコバトン…。

ゆるキャラが倒れて意識を失っている絵なんて、今まで見たこと無い…。

さすがに、ぐんまちゃんでもコレはない…多分。

やるな…コバトン…。

(2015.7.27)

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ホフマン輪窯

最近お気に入り(笑)の、渋沢栄一ゆかりの地をめぐる旅。

埼玉県深谷市深谷市上敷免(じょうしきめん)。

日本煉瓦製造株式会社、旧煉瓦製造施設。

ホフマン輪窯の特別公開があり、見に行ってきました。

国重要文化財。

[ ホフマン輪窯6号窯 ]

簡単に概要を書くと…

明治政府は、欧米列強に対向するため、東京にレンガ造りの洋風建築群の官庁街を作ることにしたが、そのために煉瓦が大量に必要になり、うーん、どうしよう…そうだ! こんな時は彼に頼もう!! …ってことで、渋沢栄一に依頼して創られたのが「日本煉瓦製造株式会社」。
これにより、当時の深谷は一大レンガ製産地になりました。

Hoffman01

駐車場からの眺め。高い煙突が目立つ。

Hoffman03

このトタンの建物の中に、ホフマン窯が。
当時は、木造3階の上屋がある建築物だったらしい。

入り口で、ヘルメットを借りて、中へ。

Hoffman04

ホフマン窯、開口部

Hoffman05

窯の中。

ホフマン輪窯は、ドイツ人ホフマンが考案した、当時最新式の煉瓦窯。

ぐるりと廻る焼成室を18の部屋に分け、窯詰め、予熱、焼成、窯出しの行程を順次行うことで、連続的に大量のレンガを焼くことができる煉瓦窯です。

生産能力は、月産65万個だったそうです。

Hoffman06

中は自由に歩けるわけではなく、見学エリアは限定されています。
が、覗いてみるだけで広さはよく分かる。

Hoffman07

ぐるっと廻ってます。

ガイドの方の話を聞いたり、周囲の解説板を見たりして見学終了。割と短時間ですが、窯の中は結構蒸し暑かった…。

ホフマン窯の隣には、煉瓦製造の旧事務所の建物があり、こちらも見学できました。

Hoffman09

工場建設と煉瓦の製造指導にあたったドイツ人煉瓦技師ナスチェンテス・チーゼの住居兼事務所だそうです。

中は資料館になってます。

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当時の様子を再現したジオラマ。

最盛期には、ホフマン窯が6基もあったのだそうです。

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事務所内。

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展示してあった「犬釘」。ちゃんと犬の顔に見える!

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事務所の裏手には、旧変電室。レンガ造りの建造物です。

この建物のレンガは「ドイツ積み」ですね。
ドイツ人技師の指導によるものなので、当然か。

そういえば、深谷駅の駅舎もドイツ積みでした。

ここに来て、レンガの積み方について、日頃思うことをちょっと書きたくなってきました…が、それはまた別の機会に。

(2015.7.24)

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茅ヶ崎駅幽霊騒動を考察

夏なので、怪談話を。
ちょっと前の話題ですが…興味深い事件がありました。

茅ヶ崎駅の線路で子供が遊んでいるのを運転手と旅客が目撃→捜索するも発見できず、そもそも監視カメラにも映っていなかったという事案が発生」(EXCITEニュース BAZZAP 2015年6月3日)

上記の記事を元に、経緯をかいつまむと…

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・ JR茅ヶ崎駅、6月2日の20時18分頃。

・ 線路で子供がひとり遊んでいるのをホームにいた旅客と運転士が発見。

・ 東海道線、相模線は運行を停止して(15分ほどの遅延が発生)、駅員らが周囲を捜索したが、子供は発見できず。

・ 監視カメラを確認したところ、そもそも子供はカメラに映っていなかった

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で、当然のことながら「幽霊事件」と話題になったのでした。

当時、電車に乗っていた多くの人にツイートされていたようです(参照)。
どうやら、事件自体は本当にあったことだと考えて間違いなさそう。

いいですね~。
こういう話、大好物なのですが…最近なかなかクオリティの高い話がなくて。
しかし、この件には久々に興味がわきました。

ただ私、話は好きなんですが、幽霊否定派なのです。
以前、「幽霊の設定」なんて記事で、幽霊の矛盾を書いたりしましたが、たいていの体験談では信じられません。

ということで今回の事件も、単にうのみにするのではなく、考察してみたいと思います。

今回のポイントは…

・ 複数の目撃者がいる

・ 監視カメラに映っていなかった。

まず、「複数の目撃者がいる」というのは重要です。

ふつう心霊体験というと、体験者は一人が多いのですが、それでは客観的事実かどうか判断しにくい。幻覚や夢や見間違いなど、本人の頭のなかだけで起こっていることかもしれません。
ですが、この事件は複数ですよ。客観的事実である可能性が高くなります。

となると、「幽霊否定派」としては、どう説明すべきなのか。

1.「何かを見間違えた」説。

例えば…「ゴミ袋のようなものがあって子供のように見えたが、電車が近づいた時に吹き飛ばされて消えた」。

しかし、複数の人がそんな見間違えをするものでしょうか? ちょっと無理がある。
それに、記事によれば関係者はカメラ映像を見ているのです。もしそんなものが映っていたら、その時点で解決しているはず。
ということで、ちょっと説得力に欠ける。

2.「集団幻覚(集団ヒステリー)」説。

複数の人が、同じ幻覚を見る…という現象があると言われています。
「ファティマの奇跡」や「セイラムの魔女裁判」の原因がこれだ、という説があります。
最近起こった「 福岡で女子高生26人が次々と倒れ臨時休校になるという事件 」も、この類か。
今回の事件も、同様に複数の人が同じ幻覚を見てしまった…ということではないか。

この説は魅力的なんですが、ただ問題なのは…この「集団幻覚(集団ヒステリー)」という現象自体、私、あまり信じてないんですよね。この現象が科学的に証明されたことは無いんじゃないか。
ということで、この説もイマイチ。

では、本当に幽霊? 
いや、ここでもう一つ、根本的な部分に疑義を挟んでみたい!

3.そもそも「複数の人が目撃していない」説

記事では「ホームにいた旅客と運転士が目撃」「目撃者多数」とあります。しかし、それは事実なのか?
実際は、運転手(あるいは、ホームで非常停止ボタンを押した人がいたのなら、その人)のみしか見ていないのではないか?

当時、たくさんのツイートがあったのは事実ですが、ざっと見たところ「電車が停まってしまった」ツイートばかりで、「子供を見た」というツイートは発見できないのです。「目撃者多数」なのであれば、そんなツイートがチラホラあるはずなのですが…。
うーん、限りなく怪しい。

単身での目撃であれば、最初に書いた「幻覚や見間違い」という可能性が高くなります。(もしくは、運転手が寝ぼけてしまったとか、非常停止ボタンをイタズラした言い訳とか…)

ただ、まあ、これはあくまで仮説に過ぎません。
実際には複数人で見たのかもしれない。仮に一人であっても、実際に「幽霊を見た」のかもしれない。

…ということで、ここは考察の方向性を180°変えてみましょう。
私の好きな「設定」部分からの視点で…。

ここで面白いと思ったのは、第二の事実です。

「監視カメラに子供は映っていなかった」

幽霊肯定派は、この事実からも、この子供が実在のものではない(=幽霊)と考えるのではないでしょうか?

しかし、ちょっと待ってください。

一般的な「設定」として、幽霊って「目には見えないが、写真(映像)には写る」ものじゃなかったでしたっけ?

今回の「目には見えていたが、カメラには写らない」って、真逆じゃないですか?

これを、肯定派なら、どう説明してくれるでしょう?

「幽霊は、時と場合によって、モードを切り替えられるのだ!」とか?

ちょっと、それって都合良すぎるんじゃないですかね…。

まあ、そもそも(「幽霊の設定」記事にも書きましたが)「目に見えないが写真に写る」っていうのも、おかしな話ですけどね。しかも、仕組みのぜんぜん違うフィルムにもCCD(デジカメ)にも映るって…。
フィルムなら放射線を発することで感光させるのも可能かもしれないが、CCDに絵を映すのは難しい。 念写(例えば、X線を発してフィルムを直接感光させる)のような能力があったとしても、同じ能力でCCDに絵を描けるとは思えません。デジタル情報にアクセスして、ビットを変えたりして姿を「描く」んですかね。グラフィックデザイナーだな。しかも、jpeg圧縮をかけられる前提で…。

…ちょっと脱線しました…

カメラに映っていないということは、やはり目撃者の「脳内」のみに出現したものである可能性が高いと言わざるを得ません。

ということで、私は、今回のこの事件は「幽霊ではない」と結論したいと思います。

あ、もしそれがお気に召さないのであれば、例のごとく(「幽霊の正体」参照)、「妖怪のしわざ」ってことにしても良いです。それなら百歩譲って認めましょう。

妖怪「カメラに映らない小僧」のしわざってことで。

(2015.7.21)

(2015.7.22 微追記)

(2015.9.1 一部訂正)

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栂池自然園

長野県の栂池(つがいけ)自然園に行ってきました。
その日は朝から天気が良く、高原日和でしたね。

[ 栂池自然園 ]

長野県北安曇郡小谷村。(白馬村はこの近く)

群馬からは高速、長野ICで下り、栂池パノラマウェイ(ゴンドラ+ロープウェイ)の駐車場へ。

Tugaike01

パノラマウェイ、チケット売り場。

入園料+往復運賃で、3600円なり~。

時刻は11:00頃。混んで時間待ちがあったら嫌だなと思っていましたが、この日はあまり人がいませんでした。(1時間待ちということもあるらしい)

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「高原駅」から、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで、上の「自然園駅」へ。

Tugaike04

ゴンドラ窓からの景色。パラグライダーが飛んでいる。
その左には黒い未確認飛行物体が。(ムシですが)

ゴンドラ行程が結構長くて、20分強かかります。

自然園駅到着。

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「ドローン禁止」。流行に敏感ッスね。

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旧栂池ヒュッテ(記念館)。

自然園はここから。
木道の上を歩いていきます。

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(拡大あり)

いやー、いい天気でしたね。
標高1800~2000m。
高原ですが、少し暑いくらいの気温でした。この日の下界はもっと暑かったんだろうな。

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(拡大あり)

湿原と、残雪の山。白馬岳などが見える。
美しい景色ですねー。

ここでは、様々な高山植物が見られます。
(私はあまり植物に詳しくないので、カミサンやネットの情報を参考にしてます)

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(拡大あり)

コバイケイソウ。

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ミズバショウ。
最盛期はちょっと過ぎてるようだが、全然すごい。

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湿地の中の小川に沿って、ミズバショウが並んでいる。

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リュウキンカ。

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キヌガサソウ

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イワナもいます。水がきれいだ。

木道をどんどん進むと、ちょっと起伏があったり、森っぽい場所があったりします。

で…

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まだこんなに雪が残っている…。

この天気の中、ずっと歩いてきたので、暑くなってしまって…雪の中に飛び込みたい気分でした。(さすがにやってないけど)

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風穴もある。

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(拡大あり)

美しい景色の中、ひたすら木道を歩く。

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階段があるような場所も。雪解け水が流れて川のようになっている…。

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途中、いくつか分岐があります。

分岐で道を選んで、最終的にはグルっと回って園内を一周できます。
一周、6kmほど。途中、ちょっとした登山的な部分もあります。

高山植物、その2。

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赤い、イワカガミと、白い、チングルマ。

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シラネアオイ。

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ワタスゲ。

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シナノキンバイ。

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ショウジョウバカマ。

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コミヤマカタバミ。

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浮島湿原付近から、山を見る。

浮島湿原から時計回りのルートをとりましたが、こちらはちょっとキツイ上り坂になる。

どんどん登って行くと、自然園の最高点、展望台へ。

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(拡大あり)

うひょー、これは美しい! 雪が適度に残っているところもいいし。
この時期しか見られない景色かも。
あまりにきれいなんで、スマホの壁紙にしましたよ。

ここから、下り道へ。

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すごい雪渓。こんなに雪があるのですが、気温は暑むしろいくらい。変な感じ。

時計回りのコースで回ると、下りで見下ろす景色が良い…と、ビジターセンターのオススメでした。

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(拡大あり)

おお、確かに。歩いてきた木道の一部が、よく見えます。

という感じで、一周廻って、戻ってきました。所要時間、4時間くらいですか。
けっこう、いい運動になったんじゃないかな。(普段、座ってばかりだから、たまには運動せんと。)

いやあ、初めて来ましたが良いところでした。オススメです。
人出も、多からず少なからずちょうどいい感じでした。
あまり混みあうと、木道ということもあるので、快適でないかもしれませんね。

まともな昼食を摂らずに歩き通したので、さすがに空腹になってしまった。

「やっと食事ができる」と、ヒュッテに戻ったら、すでに15:00をまわっていて、レストランは全て閉店状態。そこから、ロープウェイとゴンドラで下りた所のレストラン食堂も全滅…。この辺り、観光地なのに、食事処が容赦なく閉まっちゃうのね。気をつけよう。

(「おやき」位は食べたけど)結局、この日は、帰りの高速のSAで早めの夕食を摂るまで、ちゃんとした食事なし! 運動+食事ヌキで、はからずもいいダイエットになったのでした…。(身長-110の体重を維持せんと…って、既にちょっとオーバーしてるけど)

(2015.7.17)

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赤城大沼用水からの頭文字D

前回の記事は、今回の前振り…のようなもの。

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群馬県、赤城山の南面にも、水が不足する地域があり、激しい水争いが絶えなかったらしい。
そのため、赤城大沼から水を引く「赤城大沼用水」が造られました。

古くは、老農・船津伝次平(江戸~明治の農業研究家。群馬では、楫取素彦=小田村伊之助より有名)の頃から、提案されていたが、完成したのは1957年。

赤城山のふもとの方から、赤城大沼用水をたどってみました。
(県道4号線)

[ 第二円筒分水 ]

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そう、こんなところにも、円筒分水堰が。水争いある所、円筒分水あり。

高崎の円筒分水に比べると小さいですが、中が覗けて構造がわかりやすい。

さらに登る…

[ 第一円筒分水 ]

Akagiyousui07

Akagiyousui05

上流にも、また円筒分水が。

このようにして、赤城山の大沼から引かれた水が、南面の農地を潤しているわけですね。

Akagiyousui08

用水路は、山へと続く。

更に赤城山を登っていきます。

この道から山頂へ向かうと、頭文字Dで有名な、赤城の峠道に至ります。

その峠道の途中にも、赤城大沼用水関連の施設があります。

[ 赤城大沼用水のトンネル出口 ]

Akagiyousui12

(向かって右が、山頂に至る方角です)

Akagiyousui11

Akagiyousui10

この道は昔から何度も何度も通ったことがあり、このトンネルの存在も知っていたのですが、正体を知ったのはつい最近でした…。

看板も、わりと最近設置されたのだと思う。

これが、大沼から続くトンネルの出口で、この水が先ほどの円筒分水まで流れている…というわけです。

面白いのは、ここが頭文字Dに登場するコース上だということ。

なので、頭文字Dなど、峠を題材にしたレースゲームで、ここが再現されているんです。

Inid

(PS2版、頭文字D)

↑コレ。どうです? わりと再現度高いでしょう?

ゲームグラフィックを描いた人も、これが何なのか、知らなかっただろうなあ。
(自分も知らなかったけど)

地域の地味な歴史的建造物が、図らずもゲームに再現されている…というのは、面白いですね。他にもあるかもしれない。

Akagiyousui15

赤城大沼。
最近、古い方の赤城神社が、再建されつつあります。
「艦これ」で参拝者が増えたからなんじゃないかと、邪推したり。
(参照・過去の赤城山の記事

(2015.7.14)

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円筒分水堰

以前、「ナニコレ珍百景」でも紹介されていた、珍(?)スポット。

[ 長野堰用水円筒分水 ]

群馬県高崎市。

Naganozeki01

Naganozeki03

この奇妙な構造物は、「円筒分水堰」というもの。

農業用水などを一定の割合で正確に分配するために用いられる利水施設(Wikipedia)。

中心から湧き出した水が、周囲に落ちる際に、決められた量だけ正確に各集落に流れていくように造られています。

全国的にも珍しいものだそうです。

分配された水は、複雑な水路を通って、各地に流れていきます。

Naganozeki04

複雑な立体交差となった水路。これも珍しい気がする。

Naganozeki05

これもまた、複雑な水路。

この円筒分水堰は、長野堰という、高崎市を16kmに渡って流れる用水路の一部です。
長野堰は、今から1000年あまり前に開削されたもので、水利の悪かったこの辺りに水を供給しました。

少し前に、高崎市のシティギャラリーで、「長野堰を語りつぐ会」による展示イベントがあり、見に行ってきました。(「ナニコレ珍百景」で紹介された際のビデオも上映されていました)
円筒分水堰の存在は以前から知っていたのですが、展示を見てあらためて興味がわき、今さら写真を撮りに行ってみたのでした。

円筒分水堰ができる以前、この辺りでは、旱ばつのたび血で血を洗うような激しい水争いが起こっていたそうです。(このエピソードも、ナニコレで知った)

ちなみに、円筒分水堰ができたのは1962年だそうです…って、わりと最近の話じゃないか!? (江戸時代とかの話ではなく)
そんな最近まで、水争いなんてことしてたんですね…。

農家(農民)て、実はけっこうバイオレンスなのである。

(2015.7.10)

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ホタル・HTML5

先日(6月下旬)、ホタルを見に行きました。

昨今、群馬県内でも、あちこちに「ホタルスポット」を謳う場所ができてます。
以前にも何箇所か行ったことはあるのですが(前橋市田口町ホタルの里など)、今回はまた新たな場所を巡ってきました。

高崎市吉井町牛伏ドリームセンター下の赤谷公園

大きな池のある公園で、近くに用水路らしき小川があり、そこにホタルが現れました。

家族連れも来ていたり、そこそこ有名スポットのようです。

ただ、ホタルの数は(時期のせいかもしれないが)、パッと見える範囲で、5~6匹ほどか。
「乱舞」とまではいかないですね…。
それでも、久々にホタルを見られて、嬉しくはありましたが。

学生時代、知人に連れられて行った場所には、まさに乱舞といえるほどのホタルがいたのを覚えています。それ以来、あそこほどのホタルにはお目にかかれてません。
(残念ながら、今やその場所は特定できません…。現ホタルの里に近い場所だったように思う)

…ということで、ちょっと悔しかったこともあり、以前Flashで作ったホタルアプリを、HTML5で作りなおしてみました。

<ホタル HTML5版>

ご覧の環境では、object要素がサポートされていないようです。embed要素で表示します。

・ マウスを近づけると、ホタルが逃げます。

・ 画面を何度かクリックすると、ホタルでないモノが出現します。

もともと単純なアプリ(というか、アプリとも言えないようなもの)だったので、これくらいだとHTML5化も楽ですね。

ようやく、デバッグにはChromeのデベロッパーツールを使うのが良い…ということに気づいたりして、モチベーションも上がりつつあります。

といいながら、まだメインはFlashを使ってるんですが。
今、Flashで本気のアプリを作り中。時間はかかりそう。

(2015.7.7)

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昆虫2015・1

昆虫の季節はこれからですが…

今年撮影した昆虫写真、第一弾。

初見の昆虫なので、個人的にはうれしかったのですが、伝わらないだろうなあ…。
(地味な虫ばっかりだし)

[ ツチハンミョウ ]

Tuchihanmyo

初めて見ました。
厳密には、マルクビツチハンミョウかな…と思いますが、はっきり分かりません。

去年、ハンミョウの記事を書いた時に、次に見てみたい昆虫候補に上げていたものを、偶然にも今年見られるとは…運が良いといえるかな。

場所は、福島県阿武隈洞付近、5月。

実はこれ、死んでいるのか擬死状態かで全然動かなかったのを、いかにも生きているようなポーズを付けて撮ったものです…。もうちょっと生き生きしたのを見たかった。

ツチハンミョウは、ハンミョウと同様、甲虫((鞘翅目)ですが、ハンミョウとは全然別の仲間。体にカンタリジンという毒をもっているそうです。

この昆虫、生活史が非常に面白いんです。
ファーブル昆虫記でも書かれていて、子供の頃、初めて読んだ時には、嘘なんじゃないかと疑ったほどです。(ややこしいんで、ここには書きませんが…)

[ ヒョウタンゴミムシ ]

Hyoutan

厳密には、ナガヒョウタンゴミムシと思われる。

場所は群馬県、「群馬の森」内、6月。

これも、見たいと思っていた虫でした。
子供の頃にも見たことあったような気もするんですが…定かではないので。

「ゴミ虫」なんていうと、ろくでもないムシに思えますが…
こいつに関しては、よく見るとカッコイイですよね。一見、クワガタのようにも見えます。
大きさはクワガタより小さくて、動きは素早いです。

これもファーブル昆虫記で書かれてましたね。
写真のものとは種類は違いますが。(そりゃそうだ。ツチハンミョウもそうだけど、昆虫記の虫はフランス産だし。)

…という感じで、今年はすでに結構な収穫なんですが…いまひとつ、テンションが上がらない…。

獲物がちょっと地味ってこともあるが、なにより、写真の出来が悪いこと。

ヒョウタンゴミムシを撮ったレンズは、最近よく持ち歩いているものなんですが、なんか以前よりピントがうまく合わなくなった気がする…。
気のせいか? まあ、腕のせいというのも大いにあるんだろうけど…。

(2015.7.3)

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