大逆転裁判とダイイング・メッセージ
大逆転裁判、プレイして、クリアしました。
まあ良かったですよ。面白かったです。
amazonのレビューは…ちょっと厳しすぎな気が。
私も初代からの逆転裁判ファンですけどね。
確かに、続編を視野に入れたような尻切れ感はややありますが…
ちゃんといつもどおり5章しっかり遊ばせてくれて、値段相応楽しめましたよ。
ホームズさんも…自分もホームズファンなので、ややモヤモヤするところもあります(俺のホームズをあんな扱いしやがってみたいな・笑)。でも、あれも別物と考えれば良いキャラですよ。作者の方も相当、ホームズ好きそうですし。(ガリデブとか、元ネタ知らん人には単なる悪口だぞ…。まあ、その割に「まだらの紐」のトリックをディスったりしてましたが)
やはり、初期(1~3とか)に比べるとパワーダウンしてる感(笑いの密度とか)もありますけど、そもそも、良質なアドベンチャーゲームが少ない昨今、シリーズを続けてくれるだけでも感謝です。その火絶やすな…という感じで、応援してあげたい。
あ、さすがにランドストマガジン(追加コンテンツ)を全部買うかどうかわかりませんが…。
1本買ってみましたが、追加シナリオ(ショートショート)は、あくまで番外編的小話であって、本編で残った謎がこれで明らかになるわけではないようですよ。
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大逆転裁判に絡んで…(殆ど関係ないけど)
よく、推理ドラマとかで「ダイイング・メッセージ」ってあるじゃないですか。
あれについて、疑問に思ってました。
あんなものって、実際にありえるのかな…と。
あれって、被害者が死の前に、犯人の名前や手がかりを書き残したりするものですが…。
今にも死にそうな人は、そんなものを書く力も、そんなことを考える心の余裕も無いはずです。
また、あれが書けるほどまだ元気の残っている人は、そもそも、自分が死ぬなんて思わないだろうから、書くはずがない。(後で自分の口で犯人の名前を伝えればよいわけで)
人は、死の最後の瞬間まで、自分はきっと生き延びるのだと信じるものじゃないですかね。
…と、長らく疑問に思っていたわけですが…
身内に、元警察官(鑑識や刑事もやっていたらしい)がいて、あるとき、そのことを聞いてみました。
「今まで警察にいて、ダイイングメッセージがあった事件の話、聞いたことある?」
答えは…
「無い」
だそうです。やっぱりね。
もっとも、ケガ人が病院に運ばれる間に、隊員に犯人のことを聞かれて話し、その後死んでしまう…というようなことなら、あるかもしれないと言ってました。
やっぱ、ダイイングメッセージは、推理小説のロマンアイテムだったんですね。
(まあ、今まで世界中で一件もなかった、とは言い切れませんが)
ちなみに、以前、推理小説で読んだ「両腕の側面に複数の傷がある死体」の話をしたところ、「防御創だな」と当てられたことがあって、その時はちょっと感動してしまいました。
(2015.8.7)
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