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中之条ビエンナーレ2015・その3

中之条ビエンナーレ2015。
今年もう2回行っていますが、見切れていなかったため、先日残りを見に行ってきました。
(会期は10/12まで)

また、ほんの一部を紹介。

「佐渡・暮坂エリア」。

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まず、丸伊製材という会場から…

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「光の独白」

倉庫にある節穴から差す光で、吊るしたすりガラス?にピンホールカメラ的に外の景色が映り込む。

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外の様子がハッキリ映ってます。面白い。アイデア賞って感じ。

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佐渡ギャラリー。

話によると、ここはもともとまんじゅう屋になる予定で作られたらしいが、近くに別のまんじゅう屋ができてしまったので、一度も使われないまま廃屋となってしまったとのこと。

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「関係Sept.2015 at 佐渡ギャラリー」

石と紐の作品。この石は実は「松代象山地下壕」の石…つまり、あの「皆神山」の近くにある、「太平洋戦争末期、軍部が本土決戦最後の拠点として極秘裏に着工したものの、結局使われなかった巨大な地下壕」の石なのだそうです。

「作られたが結局使われなかったもの」繋がりという意味があるようです。

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蛇野。
これが、会場です。使われなくなった、かつての鳩舎。
前回も会場になってましたが…去年の雪にも耐えて残ってたんですね、ここ。

この鳩舎の中に作品が展示されています。

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「No-Sightシリーズ 中之条」

中之条の景色の写真が飾られてました。

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暮坂牧水茶屋。

入り口には、会期直前に亡くなってしまった、スタン・アンダソンさんの過去作品が展示されてました。

今年の作品「犬の散歩道」は、作家が整備した山道を案内するコンセプチュアルアートだったので、開催中止となってしまいました。残念です。

次は、「十二みます」会場。

キャンプ場やつり堀に併設された元民宿の施設をまるまる使って
「逃走の巣」
という、一人の作家の作品が展示されてました。

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可愛い感じの鳥の絵。

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謎のメッセージ。

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目の部屋…。

って感じで、一見「病んでる系」の作品かと思いましたが…
詳細な解説を読むと、製作中に印象に残った言葉の引用など、エピソードがあり、意外に深いというか面白い意味を持つ作品でした。

最後、「六合(くに)エリア」。

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高野長英の隠れ家、湯本家(会場のひとつ)。

会場の建物自体が貴重で興味深いですが、毎回ここには多数の作品が展示されます。

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「隙間 赤岩湯本家」

建物にできた傷や穴に、詰め物をするだけという…よく見ないと気づかない、隠れキャラのような作品です。
作品の近くに、小さな「Do mot touch!」が貼ってあり、これも含めてコンセプチュアルアート作品という感じ。こういうの、けっこう好きです。

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「Room of a Pagan」

様々な家具や調度品や絵で構成された作品。一見、もともとこういう部屋のように見えつつ、微妙に場違いなものがあったりと、違和感を感じさせる。

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「共生」

湯本家あった江戸時代の薬草標本にインスパイアされた作品。
作家さんがいて、詳しい説明を聞けました。作家さんのキャラがなんか良かった(笑)。

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付近の山道にも作品がありました。
「六合に舞う」

何も知らず、突然山道でこんなものに出くわしたら、ブレアウィッチプロジェクトかと思うな、きっと…。

あと、山道では「きざしの里」という作品が行われていました。
これは「山中に、旧い自然崇拝を想起させる場所をみいだし、架空のパワースポット巡りとして展開する」というコンセプチュァルアート。ルートによって「家内安全」「商売繁盛」などそれらしい設定があり、そこを巡りながら願い事を書いた短冊を結びつけてくるというもの。(ちょっと時間なかったので、自分はやりませんでしたが)

世間によくある「にわかパワースポット」の皮肉にもなってる気がして、面白い。
「体重減少」という願のルートが最も体力を使うようになっているというのも、よくできてる(笑)。

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赤岩公民館。 「永遠の思考」

これ、作家とその家族が20年間食べてきた卵の薄皮とのことです…。

20年前から構想してたってこと? どうやって保存していた?
など、謎の多い作品…。

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「棘のある風景」

なかなか壮観な作品。

この作品に解説コメントをつけるなら、いくらでもカッコイイ、アートっぽいものが考えられるじゃないですか。 

ですが、実際のコメントは↓

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「ヒョキ ニョキ ヒョキ ニョキ」
「おれは この風景に刺されちまったぜ」

良い! 素晴らしい!
おれもこのコメントに刺されちまったぜ。


そんな感じで、中之条ビエンナーレ2015は見終わりました。

パスポートのスタンプラリーもコンプリート。景品ももらいました。

今年も面白かったです。 個人的な感触では、「大地の芸術祭」より、小粒だが名作は多い気がして、値段(「大地」は3500円)を比べてもコストパフォーマンスは良いんじゃないかという気がしました。(基本、新作ばかりですし)

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過去作も、稀にはあります。
大石麻央さんの前回の作品が、違う形でまた展示されてました。カワイイ。

(2015.10.13)


(業務連絡)

しばらく不在となります。
その間は、自動更新になる…はずです。
よろしくおねがいします。

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