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シー・サーペント

幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー 水中の巨大生物&ポルターガイスト」(NHK BSプレミアム 10/24 )

を見ました。

「水中の巨大生物」は特に好きなジャンルの話題だったので、番宣を見た時から期待してたんですよねー。

番組内容としては…

・ アイスランドの大ウミヘビ「ラーガルフリョウト・オルムリン」の映像について
・ 「ニューネッシー」について

がメインでした。

2つの話題とも、真相や顛末はだいたい知っていましたが、復習にはなりました。
「オルムリン」については、実際に「引っ掛かった網」での実験をするなど気合が入ってましたし、ニューネッシーも時系列で経緯を詳述するなど、なかなか見応えある番組作りでした。

もっとも、私が一番興味のあったネタはこれらではなく…

1964年にオーストラリアで、フランス人のロベール・ル・セレック氏が撮影したというウミヘビ写真についてです。予告でこの写真についての解明もあるとのことに、すごく期待してました。

この写真、かなり有名ですよね。誰でも一度は目にしたことがあるんじゃないか、と思います。
私も子供の頃にこれを見て、衝撃を受けました。当時は、本物だと信じてたんじゃないかな。

Seaspnt01

↑即席で作ってみた…。こんなヤツです。

(本物の写真は、こちらの老舗HP「謎の巨大生物UMA」さんの「シーサーペント特集」ページが解説も詳しくてよろしいです。)

この写真、今見ても結構リアルです。二重露光や後から書き加えられたものには見えず、時代から言ってCGであるはずもなく、実際に「何かそこにあったモノ」の写真であるのは間違いないように見えます。

大人になって懐疑派になってからは、「さすがに本物のウミヘビではないだろう」とは考えていましたが、その正体についてははっきりわからず、真相についてずっと知りたいと思っていました。

推測として「魚群説」は考えていました。魚の群れが大きな生物に見えることはあります。

ただ、この写真、少し角度を変えて撮った写真も存在するようです。(上記リンクの「その6」ページ参照)

魚群が長時間、同じ形状を保っているというのは、ちょっと考えにくいです。

さらに、頭部をアップで撮影した写真も存在していますが、これだと確かに巨大な一塊のモノに見えます(魚群には見えない)。

…ということで、魚群説も苦しく、自分の中でも解決できずにいたのでした。

こういう時は、私の推しの「謎解き 超常現象」。
実は、セレックの写真についての記事は「謎解き 超常現象III」ですでに取り上げられていました。

これによると…

「セレックはフランス国内で多額の借金を背負っており、ほとんど信用できない男である」「セレックはこの海獣と遭遇する5年前の段階ですでに「海の怪物で一儲けするつもりだから、一緒にやらないか」と仲間を誘っていたことがわかった」(引用)

…ということで、ウミヘビ写真はニセモノ(ウミヘビではない)の可能性が高いと結論していました。

でも、インチキだったとして、どうやって撮影したものなのか?

それがわからないと、否定根拠が単に「写した人が信用できないから」という、あまり理性的でない理由になってしまいそう。

しかし、「謎解き」では、そこははっきり書かれていないのです。うーん、モヤモヤする。

…そんな経緯があった上での、「幻解!超常ファイル」への期待でした。
NHKが新証拠を見つけてきたのか、と。

で、実際の番組での結論は…

正体については諸説あるのですが、確定に至らず

これは、逆の意味で衝撃を受けました。
この現代においても、あの写真の真相がわかっていないとは…。

まあ、ホントの真相は(有名なネッシー写真やミステリーサークルのように)、本人が明かさなければわかりようはないわけですが…

「こうやって撮ったのではないか」という推測すらハッキリできないなんて。

番組では「魚群説」を推していましたが、既述のように、やや無理っぽい部分もあります。

番組ではもう一つの推測として「水中で広げた黒い布」という説を挙げていました。

「黒い布説」は数年前にネットで見た、この写真について議論するスレ(リンクのHPの管理人のさくだいおうさんも参加していた)でも有力な説として挙げられていました。

なので、これが限りなく真相なのかな…とは思うのですが…。

ただ、この説にもちょっと疑問はあるのです。

海中には、波というか、水の流れがありますよね。そんな場所で、大きな布を簡単に固定できたりするでしょうか?
「簡単に持ち運べる」ことと「簡単に設置できること」が相反する気もします。
「オルムリン」みたいに、番組で実験して同じような映像が撮れれば、説得力はあったんですけどね…残念。

やはり本人に真相を明かしてもらうのが一番なんですけどね。(セレック氏って、まだ生きてるのかな?)
仮にインチキだったとしても、あの写真の「芸術性」は賞賛に値すると思いますよ。アダムスキーやマイヤーのUFO写真とか、ミステリーサークルとか、パターソンフィルムとか…真偽はともかく、芸術的に思います。

ところで…
番組で使われていたセレック氏の写真が、一般的に流布されているものとは「裏焼き」になっていたのが、不思議でした。

単純なミスなのか、それとも、そっちが本来の正しい向きなのか?
新たな謎が生まれてしまった…。

(2015.10.30)

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