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登場 船津伝次平!

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」を、1週遅れ(土曜日の再放送)で見てます。

で、11/14(本放送は11/7か)の放送を先日見たのですが…

この回を見た群馬県民は、みな狂喜したに違いない。

なんと、あの「船津伝次平」が、画面に登場したからだ。

「(ろ)老農 船津伝次平」
(久々の上毛カルタネタ)

群馬では、船津伝次平は楫取素彦よりも知名度が高いのです。(楫取サンは、上毛かるたに収録されてないから)

Denji01

船津伝次平像。
(群馬県前橋市富士見町 前橋市役所富士見支所)

船津伝次平は、群馬県出身の幕末から明治時代にかけて活動した農業研究家です。

「群馬県の船津伝次平、奈良県の中村直三、香川県の奈良専二の3人は明治の三老農と呼ばれた。」(Wikipediaより)

「老農(ろうのう)とは、おもに明治時代、農書に基づいて在来農学を研究し、これに自らの体験を加えて高い農業技術を身につけた農業指導者。」(Wikipediaより)

…だそうです。

上毛かるたは小学校で憶えるのですが、当時意味がわかってないものもけっこうありました。これもそのひとつ。
「老農」ってなんだ? と思ってました…。

Denji02

船津伝次平の墓。
(群馬県前橋市富士見町)

「花燃ゆ」で伝次平を演じていたのは、石原良純サン。
ぶっきらぼうな感じの伝次平で、ちょっと意外なキャスティング? かるたの絵では慇懃な老紳士という感じですが…。まあ、かるたは晩年の絵だから、若い頃はあんなだったのかも。

ヨシズミさん、なんか好きなので、その意味ではちょっと嬉しくもあり。
(ちなみに ヨシズミさんが「花燃ゆ」HPで伝次平についても語ってます)

これからも伝次平、登場するのかな? どうかなぁ?(多分ほとんどの人にとっては、どうでもいいことだろうけど)


ところで…

伝次平像のあった近くの図書館に「わたしたちの富士見村」という小冊子があり、そこには伝次平のことも書かれていました。

その中で、名主だった伝次平の父親が寺子屋の先生をしていたという話があったのですが、「当時の農民は、まずしい家がほとんどで、子どもたちは大切な働き手であり、お金持ちか教育熱心な家の子以外は、寺子屋に通えないのがふつうでした」(要約)と書かれていました。(伝次平は父親に学んでいた)

これは、「花燃ゆ」の中のエピソード(美和が群馬の農民に文字を学ばせようとするがなかなか受け入れられない)にも符合します。

つまり、当時江戸末期~明治初期の群馬の農民は、文字が読めないのが普通だった…と解釈できます。

そして、これが群馬だけの特異性とも思えません。江戸時代の農民(当時の日本人口の80%)の識字率はさほど高くなかった…というのが真相でしょうね。

時々言及したくなる「反・江戸時代良かった説」でした。

(まあ、江戸の町に住む人の識字率は高かったと思いますが)

(2015.11.20)

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