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前沢曲家集落

以前も、福島県の重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)、「大内宿」に行きましたが、今度は福島の別の重伝建に行ってきました。

ちなみに、群馬から高速で日帰りで。今回は東北道が混んでなくてよかった。

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福島県 南会津郡南会津町 前沢。

入場料 300円。

入り口に案内所兼料金所があって、ある意味テーマパーク的な体ですが、ちゃんと住人のいる集落です。
こういうタイプの重伝建も珍しいような。(大内宿にも入場料はなかったし)

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集落に向かう橋。

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水車小屋。

ここはその名の通り、「曲家」が多く残る集落です。

曲家(まがりや)とは、L字に曲がった住居で、手前の曲がった部分で牛や馬を飼い、奥に人が住むという、人と家畜が一緒に暮らすスタイルの古民家です。

曲家というと、遠野 が有名ですね。遠野物語のイメージ。
群馬にも、沼田市南郷の曲屋というのがあります。

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資料館。
この集落で唯一(?)中が見られる曲家。
(他は、現在でも普通に住人のいる家なので…)

資料館のガイドの方によると、ここの曲家は、遠野などのものと玄関の位置が違うそうです。遠野のものは玄関が横向きに付いているが、ここでは正面(切妻の側)に付いている。雪が多いので、屋根から落ちる雪で入り口が埋もれないように、とのこと。(新潟の曲家もこのタイプだそう)

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屋内。

ちなみに、「曲り」の部分は、今はトイレやモノ置き場になっていて、牛馬小屋の面影はあまりありませんでした。

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天井板がなく、茅葺きが囲炉裏の煙で燻される…いい感じの古民家です。

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クマの毛皮!!

ガイドのおじいさんの話では…この辺りでは、今でもクマを捕るのだそうです。

養蜂がよく行われているが、それを狙ってしばしばクマがやってくる。
冬眠前に雪につけられた足跡を追って冬眠場所を突き止めておき、春になる直前にあらためて巣穴に行って仕留める。目覚める直前では「熊の胆」が大きくなっていて、価値が高いのだそうです。

あとで調べたところ、「日本は熊胆を利用しつつも、熊の個体数が維持されていて、世界的にみても珍しい」のだとか。

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資料館以外にも、曲家がたくさんありました。

この家は、入り口が横向きに付いているが…屋根からの雪で埋もれない位置になってますね。

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山が綺麗だったので撮ったけど、この小屋はなんだろう。

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無人販売所で、ニホンミツバチの蜂蜜を売ってました。(蜜の字が間違っているが…)

値段は…1500円と、なかなか。まあ、ニホンミツバチの蜂蜜は、どこで買っても高いですが。
しかし、こんな高額商品を無人販売所で売るとは…その心意気にも打たれて、1つ買いました(お金も、ちゃんと入れましたよ)。

家で舐めてみたら、独特の風味があって美味しかったです。家にあった普通の蜂蜜と舐め比べてもぜんぜん違う(普通の蜂蜜は、馴染みある味)。まあ、ハチの違いというより、花の違いなのかもしれんが。

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「すぐに使いる、ニホンミツバチの巣箱」なんてものも売ってました。誰か買うんだろうか。
しかも、6500円を無人販売所で! 平和だなあ。
(まあ、一応、住民以外は料金所を通らないと入れない場所ではありますが)

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集落の向かいの山に少し登ると(5分くらい)、集落全体を見下ろせる場所があります。
美しい眺めでした。(写真ではお伝えしにくいですが…)

(おまけ)

Maezawa12

前沢集落に向かう途中で、川のそばで電柱が曲がったり倒れたりしてる場所を見かけました。少し前にあった大雨(鬼怒川が氾濫したやつ)の被害かな…と推測。

(2015.11.10)

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