ドイツ適当旅行・3
ドイツ旅行記事の続きです。
駅から歩いて、ローテンブルクの旧市街へ。
[ ローテンブルク・オプ・デア・タウバー ]
今回の旅の目的のひとつ。城壁で取り囲まれた古い街、城塞都市です。
壁に囲まれた都市は「進撃の巨人」をはじめ、物語でもよくモチーフになってますよね。
そういう所に行ってみたかったんです。
ドイツにはネルトリンゲン(「水曜どうでしょう」で行っていた)という城塞都市もありますが、ローテンブルクの方が観光地としてはメジャーで、行きやすいというのもあり、こちらにしました。
あと、「なんとかブルク」っていう名前が、ドラクエというかファンタジーっぽくていいじゃないですか?
レーダー門。
駅から歩いてくると、ここに着く。旧市街の東に位置します。
ここから旧市街(城壁の中)に入れるんですが…泊まる予定のホテルが城壁の外なので、そのまま壁にそって移動。
壁の外側。
ホテルでチェックインし荷物を置いた後、改めて旧市街へ向かいました。
14:15。天気は小雨で少々寒い。
ホテルの最寄り、北東のガルゲン門。
街にはいくつも門がありますが、どこの門も塔がセットになっているものみたいです。
ここから城壁内、旧市街へ。
旧市街。建物が、いかにも中世ヨーロッパという雰囲気。
街の起源は10世紀で、13世紀に塔や城壁が造られた。
しかし、第二次世界大戦の空爆で、街の4割が破壊されてしまう。
現在の街は、戦後に全世界からの寄付によって忠実に再建されたものだそうです。
城壁が街を取り囲んでいます。
いやー、こういうのが見たかったんです。
しかし…街の道には、やたら路駐の車が目立つし、けっこう車がガンガン走ります。景色にそぐわない…。
街には普通に住人が暮らしているので、しかたないのですが。
門の近くには石段があり、城壁に上がれるようになっています。
城壁の内面って、こうなっているのか。なるほど…。
確かに、矢狭間から攻撃を仕掛けるためには、歩ける通路が必要か。
屋根があった方が、雨もしのげるし、敵の矢も防ぎやすいかもしれない。
実物を見てわかることって、ありますね。
門の内壁には、町の再建に寄付した人や団体の名前がいくつも刻まれています。
このまま通路を歩いて、南下。
なぜか城壁の通路には犬の糞?がやたら落ちている…。
住人がここで犬の散歩でもさせてるのか?(それとも、なにか別の動物のフンなのか?)
レーダー門のところで、城壁から降りました。
そのまま、街の中心部へ。
マルクス塔。
ローテンブルクの撮影スポットのひとつ(らしい)。
マルクト広場。
街の中心部です。ここも撮影スポット(ガイドなどでよく見る絵)。
広場の南にある、聖ゲオルクの泉。
天辺には↓
龍を倒す聖ゲオルクの像。
聖ゲオルクのモチーフは、街のあちこちで見かけました。
ローテンブルクの名物「シュネーバル」。ぜひ食べてみたいと思ってました。2個5.2ユーロ。
握りこぶしくらいある。サーターアンダギーみたいなものかと思ってたら、むしろクッキーのような感じで思ってたより固い。美味しかったけど、ボリュームあり過ぎでした…。
聖ヤコブ教会。
14世紀初めから15世紀末にかけて造られたゴシック様式の教会。
入場料2.5ユーロ。
ここにある、ドイツの彫刻家リーメンシュナイダーによる「聖血の祭壇」が有名。
彫刻された人々の造形が緻密。
ローテンブルク旧市街は、東西1km、南北1.2km程度と小ぶりな街なので、ひととおり見て回れそう。ということで、今度は西の果てまで歩いてみました。
西端のブルク門。
門の外、ブルク公園。
雨が続いていて、寒かった…。ちなみに、ここにトイレあります(トイレ情報。行かなかったけど)。
門の外から、ブルク門。
公園からの眺め。タウパー渓谷。
再び城壁内に入り、今度は南下。
途中にあった家が、いい感じだった。
手前の車が邪魔…。
南北に走るプレーンライン。
確かに絵のように美しい。「ローテンブルクでもっとも美しい通り」だとガイドブックに書いてあった。
この先の分かれ道を右手に行くと…
コボルツェラー門…修復中…。街の南西の門。
コボルツェラー門、外から。
本当なら、ここから街の外、タウパー渓谷を散策しようと思っていたのですが、あいかわらずの雨で寒いし、既にだいぶ歩いて疲れていたのでやめました。
プレーンラインに戻り、南下。
古そうな、いい感じの建物。
街の南端、シュピタール門。
シュピタール門、外から。
シュピタール門、少し離れたところから。
ここは街で最大の砦だそう。
この砦は、中に入れます。
プレーンラインに戻る。北上。
ここで、時刻は17:00少し前。
目のある建物。ちょっと怖い。
鎧とか剣とか売ってる店。本物じゃないと思うけど。
重いシュネーバルをかじりながら歩いていたので、よくわからなくなってましたが、マトモな昼飯も食べてないのでした(いつもながらヒドい)。
なにより、寒いし疲れたので、プレーンラインのカフェに入ることにしました。
カフェレストランという感じの店かな。左下の黒板に日本語メニューが書かれている。
日本人もよく来るみたいですね。
中も中世っぽくて、良い雰囲気ですねー。
鹿の角や猟銃が飾られていたりもする。
ちゃんとした食事もできる店でしたが、中途半端な時間だし、シュネーバルの余波があったので、喫茶で済ますことに。
メニューを見ると、ドイツ語しか書かれてない。
私 「英語メニューありますか?」(一応英語で)
ウェイター「それに英語のメニューも書いてありますよ」
私(いや、どこにも英語ないんだけど…)
ウェイター「日本人? 日本語メニューありますよ」
私「あ、それください」
で、持ってきたメニューを見たら、食事用のメニューで、喫茶メニューが載ってない…。
しかたないので、ドイツ語メニューで選ぶことに…。
解読してケーキとお茶のセットらしきものを注文。2人で12.5ユーロ。
私は、無難そうなケーキを。
カミサンは、ガイドを見て知っていたらしきドイツ名物を。
アプフェルシュトゥルーデル。生クリーム付きのりんごパイみたいなものかな。
カフェで冷えた体も温まったし、ケーキも美味しかったです。
18:00。ひと休みしてカフェを出ると、薄暗くなりつつあった。
場所はすでに、中央のマルクト広場近くに戻ってきてました。
テディベアショップ。
テディベアといえばドイツのシュタイフ社。ってことでテディベアは名物。
クリスマスショップ。クリスマスグッズもここの名物。
一年中やってるらしい。
お香人形。ずいぶんカワイイですね。
もともとはパイプをくゆらすトルコ人のモチーフだったらしいですが、最近はカワイくなってるみたいだ。「今年の新作」なんて書いてあるのも。
クリスマスグッズのディスプレイ。
行ったのは10月でしたが、むしろ今タイムリーな感じ。
日暮れの街。
そろそろ、ホテルに戻ることに。
馬車の道路標識!?
19:00頃に、街の外のホテルに戻りました。
30分ほど休んで、行ってみたかった駅前のスーパーに行ってみることに。夕食もなんかあるだろうと。
スーパーは、色々面白かったです…といってもそんな珍しい物があるわけでもないのですが、外国のスーパーはその国の暮らしも垣間見られて、面白いんです、個人的に。
スーパーには軽食屋も併設されていたのですが、見回っているうちに20時を過ぎてしまい、そうなるとドイツの店って容赦なく閉まっちゃうんですね。しかたないので、食事どうしようかと考えながらも帰途につく。
帰り道に、ガソリンスタンドと、併設されたコンビニっぽい店が目についた。ガソリンスタンド併設の店だけは夜遅くまでやっているらしい…という情報は知っていたが、本当にそうでした。
で、その店で色々買い込んで…
結局、こんな夕食になりました…。
(街の中心に戻ればレストランもやってると思ったのですが、もう疲れたし面倒になって)
この日はこれで終了。長い一日だった…。
ローテンブルクは翌日もありますが、それはまた後ほど。
(2015.12.19)
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