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スマホガチャに変革が?

ソシャゲのガチャで,本当にヤバい問題はどこなのか」(4gamer.net 2016.2.16)

山本一郎さんが、ソーシャルゲームのガチャの現状に対して吼えてました。

山本一郎さんといえば、つい最近「はに丸ジャーナル」(NHK)で「炎上仕掛け人」みたいな肩書きで出てましたね(笑)。

まあ、それはともかく、この記事の話題は…

いくつかの著名アプリで断続的に返金騒動などがありましたが、ついに具体的な対策が検討されそうだという流れになってきた次第です。」 (引用)

山本さんの見解としては…

論点はたくさんありますが,整理すると大きな問題は「特定のキャラやアイテムが出る確率が第三者からはっきり分からないこと」(引用)

なるほど、確かにそうかもしれない。

確率を表示しておけば、どれだけ出やすいか、出にくいかは推測できます。その数値を見た上でもガチャにつぎ込みたいというのなら、問題無いんじゃないかと。
(判断力の弱い低年齢層に対しては、今でも上限額が定められているようですし)

奇しくも、こんな記事が出てました。

「グランブルーファンタジー」運営元、ガチャの個別出現確率を表示へ
(ねとらぼ Yahoo経由 2016.2.17)

もうグラブルでは対策が計画されているようです。

ところで、この記事を調べてて気づいたのですが、グラブルって、今までもレア度ごとの確率は公開されていたようですね(こちらの記事など)。ちょっとびっくり。

グラブルって、むしろ親切なゲームだったんじゃないですか。
一般的なスマホゲーム(例えば、最大手のモンストなど)って、レア度ごとの確率さえ非公開じゃないですかね?

こんな記事も

<パズドラ>ガチャの確率表示「必要あれば問題ない」 森下社長がコメント」(まんたんウェブ 2016.2.19)

「現在のところ「パズドラ」は具体的な確率表記を行っていないが」(引用)

「必要があれば、なる(表示する)のは全然問題ないと思う」(引用)

ということは、グラブルでの「対策」は文字通り「個別出現率の表示」ってことなんですね。一般ゲームよりも一歩も二歩も進んだ対策なのかもしれない。

…というか、私はレア度が同じなら出現率は同じものだと思ってましたが…。暗にそうではなかったということなのか? (実際、グラブルの騒動は、このあたりの疑念が元なわけですが)

なんにせよ、ガチャの出現確率の明示は、業界全体に広まっても良いんじゃないかなと思います。

山本サンの記事にもどって、もうひとつ…

「ほかの人に勝つためには課金が必要だ」というゲームを出しているのなら,それは“無料で遊べる”と表記してはいけないのではないか」(引用)

これまた正論。

例えばGooglePlayで「人気ランキング」のページを見ると、「無料トップ」などというカテゴリが表示されますが、そこには課金アプリもラインナップされています。

これは「無料・課金なし(広告はOK)」と「無料・課金あり」にカテゴリ分けするべきじゃないか…と私もずっと思ってました。(以前、そんな風にするって話もあったような…記憶違いかな?)

そうすれば、私の自作アプリみたいなのだけが、本当の無料アプリってことになるしな!
(最近、全然アップしてないけど…)

…といった感じで、山本サン記事について、大筋では異論なく納得できるものでした。(決して、炎上記事なんかではない、と思う)

…ですが、記事のディテールでは、気になる部分がいくつかあるんですよね…。

(私自身は、スマホゲームはユーザーとして遊んではいるものの、仕事で関わったのは昔1回きりなので、認識違いもあるかもしれませんが…)

お金を出した人が有利なゲームは不公平のはずなのに,日本ではそれが認められているのはどうしてなのか」(引用)

お金を出した人が有利なのは不公平? それが認められてるのは日本だけ? 
それはちょっと違うのでは?

まず、海外のゲームだって(ガチャはなくても)課金した方が普通に有利になりますよ。(私が遊んでる海外ゲーの「クラッシュオブクラン」も然り)

それに、ゲーム以外、例えばスポーツの世界だって、学業の世界だって、お金かけた方が有利じゃないですか? 
ゲームだけを特別視するのは偏見ですよ。

ガチャの問題は,無料で遊べると銘打っておいて,お金をかけないと楽しくない

これもウソ(認識間違い)ですね。
なぜなら、ソーシャルゲームで課金しているのは、プレイヤーのほんの一部だからです。
その他のプレイヤーは、お金をかけずに楽しんでいるわけですよ。楽しくなかったら、やめてます。

でも,その後でもっと強いキャラを出されたら,そのキャラの価値が半減したりしてしまいますから,消費者からすると本来は「騙された」と声を上げるべきものなんですけどね。」

価値が半減することは確かにありますね。でも、これもゲームだけの話じゃないでしょう?
例えば家電など、ある商品が出た後に、新商品が出ると、価値が半減することも普通にありますよね。ゲームだけを特別視するのは偏見ですよ。

ソーシャルゲームではインフレで能力を下げられたカードやキャラは基本的に使い物にならなくなっていきます。」

なんて事も書いてますが、価値が下がることはあっても、全く使えなくなるゲームはまず無いと思いますよ。まがりなりにも課金で入手したキャラは、無課金のキャラよりはずっと長く使えるはずです。

警察庁がソシャゲ方面に関心を持つ理由も,これって「射幸心を煽るビジネス」だと思ったからだと思います。」

射幸心を煽るのは確かですね。でも、これまたゲームだけを特別視するのは良くない。
射幸心ということでは、トレカやガチャガチャや宝くじなんかも同じじゃないですかね。(宝くじなんか一番酷い例じゃないか? 大当たりの確率はガチャの比じゃないし、外れたら何も残らないし)。

上記の気になった発言に関しては、山本氏ではなく対談相手の「消費者問題の有識者」の方の発言が多いです。なので、立場としての発言なのか、もしくはあまりゲームについて詳しくないのかもしれない。

ただ、山本氏に関してはゲームに関して詳しいはずなので、そこはちゃんと訂正するなり突っ込みするなりしてくれないと。炎上芸人なんだから(違う)。

大筋としては有意義な記事だったので、ディテールの間違いで信用を失ったらもったいない…と思った次第。

私も、射幸心を煽りすぎるガチャは嫌いです(個人的意見)。

ともすると、昨今のゲーム業界「ゲームの面白さなんてどーでもいいんだよ、要はガチャなんだよ!」みたいな論調になりかねないので、そこはぜひ軌道修正して欲しいと思っている一人です。

(2016.2.20)

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